ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

人生のテーマ

2014-03-31 16:52:47 | ぼくらのありのまま記
人生にはテーマが大切なんだと思います。
なにを したいのか
なにで 食べていくのか
なにが すきなのか
どこで くらすのか

ドラッガーは仕事の根本は
「何をもって人に覚えられたいのか」ということだと
言っています。

「何をもって」つまりはテーマ。
飲食店だったら何が美味しい店なのか
小説だったらなにについて書かれているのか。
ものをつくる仕事じゃなくても、
「あなたは私にどんなことをもたらしてくれるのかしらん」
っていう具体的にイメージできる何かが大切なんだなと。

去年の8月末で仕事を辞めて
no think,no feel 
くらげのように漂っている期間が
半年過ぎて感じるようになりました。

9年間「鮨屋」で働いて僕のテーマは
おいしい鮨をつくることだと思われていたというか
自分でもそう思ってやっていましたが、
ほんとのところは働いていたお店の
「親方みたいになりたい」という
「人への憧れ」がテーマでした。

これは昔からそうです。
小学生の時に、キャンプで出会った大人たちがかっこよくて、
高校で東京に出て、同じキャンプ団体でサマーキャンプに通って。
大学に行くときは尊敬できる人が通っていた大学を選びます。
働くときもバイト先の鮨屋の親方がかっこよくてその世界に入りました。


31歳まで自分のテーマは「人への憧れ」でした。
あとはスーツを着る仕事は無理だなというのもあります。
「スーツを着る仕事」は象徴的に何か特定の仕事を差すのではなく、
ただ物理的に「スーツは着たくない」ということです。

これは5歳のときに七五三の時にシャツにネクタイを閉めさせられ
それが苦しくてギャンギャン泣いて。こりゃかなわんぞ。と思って
高校を選ぶ第一条件として制服がないという選び方をしました。
学生生活で一度も制服を来た事がないので、もうこのままいったれと
思ってはいますが、まぁ、今なら来てもいいかなくらいの耐性は出来ました。

「人への憧れ」というテーマで
ここまで生きて来ましたが
どんなに憧れて似せようとも
「その人にはなれない」と
いうことがわかりました。
これは言葉にするとそりゃあそうだよと
思いますが、僕にとっては
素晴らしく大きな発見でもあり、
また、テーマを変更しないとだめだと
気付かされた瞬間でもありました。

これからなにをテーマに生きるのか。
ということなんですが。それはまた、明日にします。

近況報告

2014-03-31 00:22:55 | たららん記 
ありのまま記
現在、インタビュー先に
原稿チェックしてもらっているものが終り次第
随時アップしていきます。だいぶたまってきました。

僕の居場所
4月は屋久島、鹿児島に行ってきます。
子育てのため実家に帰った友だちに会いに。
小学校の恩師に会いに。

5月はブラジル。
小笠原の先輩が日本食居酒屋をやっているので
見学に。牡蠣の養殖場も見てきたいなー。
イグアスとマチュピチュも行けたら。

6月たぶん沖縄。

7月たぶん北海道。

そして、こんなふらふらした生活も急遽
8月で終了しそうな感じです。
これもたぶんですが、気仙沼の民宿で
働こうと思っています。
声をかけてくれた方がいて。
すごく魅力的な方々なので一緒に働きたいなと思いました。

決まったらまた報告したいと思います。




小笠原。

2014-03-28 21:16:46 | 100のツリーハウス。


育った島の勉強中。
15歳まで育って、
当たり前にそこにあった自然。

東京から1000キロ
唯一の交通手段は26時間かけての船旅。
それさえも当たり前に思っていたけど、


そこにある当たり前を特別に感じた大人たちが
いろいろなことを感じ、この自然は残さないとと、
自分たちに出来る活動をしています。

移り住んだ人も東京から応援している人も。
いろんな人がいます。

震災があって、東北に移り住んだ人、地元に帰った人。
東京で応援している人、いろいろいます。
震災跡が見当たらなくなるくらい、
復興が進んだときに、人が沢山来たくなるような
場所にしようと、ツリーハウスをつくったり、
新しい観光名所をつくったり、
おいしい食べ物をつくったりしている人にも
沢山会いました。

ここの場所が賑わったら、
日本中にある田舎で、過疎高齢化が進んだ街も
盛り上げられるんじゃないかという
モデルケースを目指している人も多いです。

去年行った鳥取も田舎だけどすごくよかったなー。
田舎には田舎の良さがあるし、都会には都会の良さが
あるんだよなー。

電車が5分に1本くるところに住んでいると
26時間の船旅がどれだけ特別なことかよくわかります。
5分に1本こそ特別なのかもしれないか。

それは流れや流行みたいなものだったり、
だれかがその方がいいんじゃない?って思ったことを
形にした結果なんだよなー。全てのことは。





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2014-03-28 01:33:16 | たららん記 
1日があっという間だー。
久々に1時間くらい歩いた。
ふと、歩こうと思って歩きはじめたけれど、
歩くこと、例えば、姿勢や道のり、目的地
効率のいい脂肪のもやしかたそういう
ことは全く考えずにぼんやりと。

今日の予定とか
これからどうやって
稼いで行こうかなとか。

考えていることを実行するのは
ほんとうに大変。準備も沢山ある。

例えば登山をしたいなら、靴、かばん、装備、雨具、
いろいろと準備が必要になる。
それにどの山に登るかも決めなければいけない。
自分で決めないと何一つ、事が進まない。
始めてのことなんて、
だいたい思い通りになんていかないから、
それをどうやって理想に近づけるか。

5月は3週間ブラジルに行ってくるのだけど
ブラジルはビザの申請がちょっと面倒。

銀行に行き、残高証明書をもらい、
往復チケットの証明書、顔写真をとって。
五反田の領事館までいかなくてはいけない。

マレーシアはネットで飛行機のチケットを予約するだけで
大丈夫だったから、油断していた。
もうこういう手続き、すごく苦手。
そのことを、教えてもらってから
すでに4~5日経っているし。

お店のクーポンとかスタンプカードとか、
サービス券とか、そういうのも苦手。

よく行くコーヒー屋さんで
カウンターの人が変わるたびに
カード作りませんか。と聞かれる。
お得なのはわかるけど、
財布が嵩張る、忘れる、無くす。
そういうことを考えると
もてない。ヨドバシカメラのカードも
使いたいときに持っていなくて
4枚くらい貯まってしまった。

なんてことを考えながら。
ぼけーっとね。そんな一日です。

マレーシアマレーシア

2014-03-26 00:24:40 | たららん記 
この5日間で2回もタイ料理を食べた。
おかげでマレーシアに帰りたくなる。
チリの辛さと、トマトの酸味。
がっつり油で炒めたギトギトな
炒め物に雑にちりばめられたナッツ。
コリアンダーの独特な香りが色んなことを
思い出させる。
タイとマレーシアは陸続き。
文化も宗教も違う国だけど、
食事は似ている。

聞こえてくるのが日本語だけで、
それが無性に寂しくなってしまった。




アスファルトもぼっこぼこにひび割れただだっぴろい地面
プラスチックの丸テーブルにプラスチックのイス。
22時にその日4食目の食事で
子どもからおばあちゃんまで賑わう騒々しい夜。



熱くて甘い紅茶、
癖のある羊肉。
これ?羊?ヤギ?
明確な分別がなく、
どちらもカンビンと呼ぶ。



お隣の国、インドネシアの友だちもできた。
彼女の地元は野菜を沢山食べる地域らしく
隣街から「カンビンかっ!」と突っ込まれ、
ちょっとバカにされてることとか。
7月で会社の契約切れてインドネシアに帰るのよね。
そろそろ覚悟を決めるんですか?イッシーさん。



「ねー、夕日をみたらマレーシアの人も奇麗だって思うの?」
「俺はなにも感じない。奇麗な女が近くにいたらドキドキするけどね」

何人とかそういうの関係なかったね。聞く相手を間違えた。
そう言った彼はお祈りだって半笑い。





思い出すのはいつだって、どうでもいいようなこと。
Dr.スランプあられちゃんみたいな
だてメガネしてたよなとか、派手なスニーカーはいてるなとか。
何十年と忘れていても、きっといつの日か思い出す。

おじいちゃんになって、
身体も不自由になって
何もすることがなくなったら
マレーシアのことを
思い出して、暇つぶしをする。
3日くらいは保つんじゃないかな。



イッシーさん、達観しすぎ。何年先を見つめてるんですか?笑。
いつかまた無限の荒野の過ごし方、勉強しに行きます。