ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

見たいものを見る、聞きたいものを聞く。

2014-10-31 23:34:47 | 唐桑日記
つき

宇宙からの光がここまで届くって
すごくないですか?

「ねー!今日月が奇麗だよ!」って
神戸に、山口に電話しても
同じ月の光が届いてるってすごい。

世界中に無料で一斉配信。
つきとたいようの光

例えばさー、月と太陽が死んだとして
それに気付くのって、
死んだ瞬間じゃなくて、
その光が届かなく
なってからでしょ?

同じように、誰かが死んで、
一年くらいブログを書き溜めて
投稿予約をしたり、
例えば雨の日には今日は雨です。って
誰かが昔の写真をアップしてくれたら。
誰かにとっては、もう生きているのと
変わらないんだよねー。って

そしたら生きてるも死んでるも
会えるか会えないかの違いだけで
そんな大した差はないんじゃないかな
って思ったりする。

50歳になった知り合いの浅草の鮨屋さんが、
今までずっと1人で弟子もとらずに
やってきたけど、無性に
あと10年で誰かに技術や精神を
残したいって思うようになったんだって。

何となくわかるなぁと思った。
月の光のように、誰かに届いて
うわっ!奇麗だねー!って
そんな光を届けたいんだ,きっと。
あぁ浅草遠いなー!!

たいよう



パン!!



うみー



【ひとつ残らず君を悲しませないものを
君の世界の全てにすればいい。】
ずっとこの曲が頭の中を流れている。

魔女になるとね、見たくないものも
見えちゃうし、聞きたくない事も
聞こえてきちゃう。
その時に見たいものを見て、
聞きたいものをきくように
しないと、豊かな生活を
おくれないの。
見たいものを見るために必要なことって。
「強い意志」なんだって。

でねー、意思が弱い人が
強くなろうとして失敗するのは
仕方ないんだって。
だって「意思が弱い人」だから。



「西の魔女が死んだ」面白かった!
あぁ、魔女ってなんて素敵なんだろう。

ここにも,もうすぐ
かわいい魔女が来ます。


さぁ、明日のプランを練りましょう!!
ハッピーハロウィン!

4ヶ月でできるようになったこと。

2014-10-31 10:03:53 | 唐桑日記
唐桑に来て4ヶ月。
ようやくでできるようになったこと。
それは中国茶を飲むこと。
(唐桑って中国っぽい名前だね、いま気付いたけど。)



やかんで湧かして、
ポットに移して少し冷ます。
茶葉によって温度も
変えた方がいいんだけど、
その辺はよくわからないから、
とりあえずちょっと冷ます。
お茶がびっくりしないように。


それからお湯を注ぎ、
一度目は茶葉を洗うだけの洗茶。
お湯を捨てて,茶葉の香りを楽しむ。

二度目はお湯をそそぎ、ふたをして、
上からお湯をかけて蒸らす。
上からかけたお湯の中で
茶器も一緒に暖めて、
1〜4分くらい待ったら、
注ぐ茶器に移してできあがり。

って結構手間がかかる事で。
僕の中ではこの動作を含めての
お茶なので、余裕がないとできない。
4ヶ月でようやく。

でもここ3年くらいお茶を
飲もうとも思う気にもならなかったから、
3年でできなかったことが、
からくわに来て4ヶ月でできるように
なったとも言える。


この前読んだ本に、
お茶をインスタントにしたら
時間はできて効率よく
仕事できるようになったけど、
とたんに仕事が毎日の決まり事の
つまらない時間になってしまった。
みたいなことが書いてあったので、その影響もある。



余裕がないからお茶を飲まないっていうより、
お茶をいれなかったり、
音楽を聞かなかったりするから
どんどん余裕がなくなってくんだなと思った。


急須にお湯をかけて蒸らす時間が
たまらなく好き。溢れるくらいに
お湯をかけてると、
「無駄なことしてるなー!!って
贅沢な気持ちになる。

ほぼ日でお茶を売り出してて、
いつも買えないから、
直接,簡さんのお店から
お茶を取り寄せた。
届いたその日にほぼ日の人が
来たので
びっくりした。
一緒に飲んだ。


今月はお茶に1万円
使ってしまった。
ばれないようにしていたら
いちよさんに領収書を見られた。
「ば!ばば!!高っ!ばかじゃないの!」
別にいいじゃん!自分の
給料なんに使おうと!!
中国には
「お茶で身を滅ぼす」って
いうことわざもあるくらい
お茶は大事なんだよ。
まぁ、中国人じゃないけど。

使い道もとやかく言われて、
これじゃ給料というよりお小遣いだ。
住み込みだし婿養子に入って手伝ってるみたいなノリ。



昔付き合ってた娘に
「じゅんくんはさぁ,
いっつもあれだよねぇ」
僕は「りょうすけ」なんだけど、
昔、部屋でふたりでいる時に
間違えられたことがある。

その娘が教えてくれた事。
「お茶はひとりで
飲むものじゃないんだよ。
おしゃべりしながら
吐き出される息に残る
お茶の香りも含めて
楽しむものなの。」
中国茶が好きな娘だった。
にがくて、ちょっと甘い
お茶のような思い出。

いちよさんの親友

2014-10-30 22:04:25 | 唐桑日記
ねー、いちよさんって親友っている?
この前、なぜか親友の話になりました。


「え?かなこさんの旦那さん!」



っつーかそれなら
かなこさんが親友でいいじゃん!
友だち通り越して、友だちの旦那さまが
親友ってもうよくわかんないです。
それってさー、、、、。

昨日来てたからパッと思いついただけでしょ!

「え?違うよ笑」

絶対そうだし!


「でも私と感覚が似てるんだよねー、
かなこさんに聞いてみな。
私と旦那さん似てるでしょ?って」

じゃあ親友じゃなくて
感覚似てる人じゃん!


顔も似てますね!!

じゃあさ、そもそも親友って何?

「え?なんでも相談ごと話せる人でしょ!
それでね、自分のこと以上に
ちゃんと聞いてくれる人だと思う。」

じゃあ、かなこさんの旦那さんには
よく相談乗ってもらってるんだ?

「いや、気を使わせるから話した事ない。でも絶対、
ちゃんと聞いてくれるってわかるから。」

よくわかんないけど、わかる。
きっとさー、かなこさんの旦那さんも
そういう気持ちで昨日来てくれたんだよね。

心配してくれてる思うのにさぁ、
バカなことばり(ばかり)してさぁ。
気を使わせないように、遊んでくれて。


(「暗いから外で撮ろうよ」
わざわざ玄関まで写真を撮りに。)

「そうだよねー。楽しかったね!」

楽しかったねー!!
いちよさんがほんとに困って
なにか相談したら
ちゃんと話聞いてくれる。
確かにそれはそう思うよ。

「そうでしょ?りょうすけー。」

今日もたわいもない会話。

いちよ
「でもさ、震災あってよかったね。
いろんな人と出会えてさ。」

震災の話がでない日は
来てから一度もないんじゃないだろうか。
まだ、そんな場所なんだ。

「ばかぁ、ちげーべや!!
震災があって,ほんとにもうだめかと
思ったけれど、みなさんのおかげで
どうにか前向きに進む事ができてます。
ってことだべや。」とやっさん。



たまに喋ることはしょーもないことか
ぐっとくることばかどっちかです。
さすが省エネ養殖業者。


カレーと思わせて
シーラの揚げ出しあんかけライス


りょうすけ、今日は中華だね!!

昆布と鰹節、
ひがしまる、味醂、酒。
がっちがちの和風です!
さては食べたふりだな、、、。




カレーと思わせて
牡蠣と玉ねぎの
生姜たっぷり牡蠣ライス

「今日はカレーだねー」
「これカレーじゃないんですよ!」
お客さんとのこのクダリが
ちょっとだけ好き。

スコップ団がやって来た。

2014-10-29 22:22:34 | 唐桑日記
ほんとウケるでしょ。
僕が子どもの頃から小笠原で
参加していたサマーキャンプがあって。

その団体はポニーに乗るのが
メインの団体で、牧場が福島の相馬にも
ありました。今は全然稼働していないんだけど。

そこの牧場長だった原田さんと
元スタッフの鈴木さん
震災後にお世話になってる
スコップ団団長の平了さんが
ほぼ日の田口さんという人と
ヒッチハイクでやって来た。

(スコップ団については、
糸井さんと平さんの対談
わかりやすいかと思います。
いつ読んでも泣ける。糸井さんが
この花火大会の発表記者会見で
「本人では言いにくいことを言います。
お金をだしてください」みたいなことを
言っていて、他人の役割って
こういうことかって、今でも
誰かと行動する時の
指針になったりしています。)


(平団長インザハウス!)

去年の夏から仕事を辞めてから、
1年間はそのキャンプ団体で知り合った人たちが
日本各地、世界にちらばってて、
いろいろトレースしてたんだけど。
ここでもつながるなんてね。



いやー、なんだここ。
ほんとパワースポットだー。


牡蠣の殻を塗ってたら
スコグロもらったよ。


いえーい!

「りょうすけ、ちょっと汚さないでよ!」

「いいんだよ、軍手なんだから。
仕事の手だからー。」

ここに連れて来てくれたじゅんぺいくん、
そして、いちよさんやっさん。
ほんとありがとうございます。

やんたくなること(やんなっちゃう)も
沢山あります。例えば牡蠣の殻を
ハロウィンパーティのために
空いた時間(ここ重要!!)に
せっせと塗ってるんだけど。
やっさんに「おめぇ、そんなの
意味ないからやめろぉ!
そんなのどーでもいー!!」
とか言われて


「うっせーなー!!
俺だって、どん詰まりなんだよ。
だって蔵を改装して使いたいって
いちよさん言ってるけど、具体的な
案はなんにもないし、勢いばりだから
もう持ってるカード全部つかって
やったこともない、どっちかといえば
興味なかったハロウィンやってんだ!!
どうせやんなら張切んないとなんだってば!!!」
って心の中で毒づいて早く寝たりした。



でもねー、そんな日の次の日はね
牡蠣揚げを手伝いに行ったら,
「りょうすけ、おめぇハロウィン
かわいい娘くるんだっちゃ?」

来るよ。
(ちなみにハロウィンの
メイク担当獅子ちゃんも
相馬で知り合ったんだった!
相馬は心の故郷。獅子ー、
ここは相馬らしさ感じられるから
のびのびとバカやってこー!!)

「えまも来るのか?」

いや、えまはわかんない。


やっさん、飲んで
ハロウィン批判したのを
「言い過ぎた」と思って
自分からハロウィンの話ふってきて。
なんか俺が楽しめないと悪いかなって
気を使ってくれる。
なんかさー、別にいいのに。
そう言われるのわかってて
塗ってるし。ただ怒られたって
やめないでやるってのは決めてるけど。

だから、もうさ、
フォローしなくていいのになって思う。
なんか泣きたくなる。
やんたくなることもいつのまにか
不思議とやんたくなくなってる。
不思議じゃないか。
そんだけ気を使ってくれてる
不器用な大人たち。





まぁ、その分返していこー。
まじでこのまま漁師になったら
ほんと笑える人生だわー。


とりあえず、この
牡蠣のイカダに自生してくる
ムール貝をどうしてくか。
邪魔者のゴミにもなるし、
食べ物にもなるし、
お金に換えることもできる。
作戦考えよー。
これはちょっとずつ
毎日考えながら、
できることを試しつつ
長期戦で考えること。
(自分へのメモ)



ほぼ日の記事スクショしちゃったんですけど、
こういうのってアリですか?
だって嬉しかったんだもん。




ナシなら消しますので。
全編はこちらー。