今年の夏は、当blogでもお墓参りの話題を何回か記事にさせて頂いておりますが、今日もお墓参りがテーマです。
先週の日曜日に、昨年4月に急逝した高校の同級生、プロ指揮者だったマエストロ N君のお墓参りに行って参りました。高校の同級生4名で行ってきたのですが、正直言って、ようやく実現できたイベントでありました。
まず、コロナ禍の影響やN君の家庭の事情もあって、そもそもの納骨のタイミングが遅れたこと。そして、そのあとに第6波、また第7波などが続いたため、同級生が一堂に会してお墓参りを企画すること自体、満場一致の同意が取れなかったこと。さらに、霊園が遠隔地のため、皆が集まって行動するには一定の覚悟が必要な場所であったことも、本件が遅れた原因でありました。
そうこうしている内に、リスクを取るタイプの同級生だけが集まって、とにかく小じんまりで良いので行動しようということになり、ようやく実現。
当日は、あいにく雨模様の天気予報でしたが、我々がお墓参りをする小1時間の間は、不思議とピタリ雨が止んで、ゆっくりとN君と昔話に花を咲かすことが出来ました。お花もお線香も供することができたのは、つかの間の晴れ間のおかげ。霊園内の循環バスで霊園の会館に帰って、そこのレストランで昼食を摂っていたら、そこから土砂降りの雨。
きっと、N君が何とか雨を待たせてくれていたのでしょう。きっと指揮棒で、晴れ間を見せたり、そのあとで豪雨を降らしたりと、ベートーベンの第6番風に振っていたのですね、マエストロ。
コロナが落ち着いたら、次は、もう少し大人数で押しかけます。その時も天気のことはよろしくお願いいたします。