金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 エルムS・レパードS

2024-08-05 00:02:31 | 競馬

 

 まずは札幌のエルムS勝ったのは、5歳牡馬のエスポワールシチー産駒ペイシャエス。好スタートから5番手追走を選択。逃げたミトノオーの前半1000mのラップは1分1秒2と平均ペースに。直線に入るとまず、2番手からドゥラメンテ産駒ドゥラエレーデが先頭に立ちます。これをペイシャエスとドレフォン産駒テーオードレフォンの2頭が追いかけ、そのうちペイシャエスが鋭く伸び、ゴール手前でクビ差抜け出して勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分44秒0。2着にはドゥラエレーデ、1馬身1/4差の3着にテーオードレフォン、2馬身1/2差の4着には、最後方から外を追い込んできたワールドエース産駒シルトプレ

 勝ったペイシャエスは、地方重賞も合わせてこれが重賞3勝目。5番人気と評価を落としていましたが、実績馬らしく地力の高さを見せてくれました。好スタートから無理に前の位置を取らず、5番手で脚を溜めた横山和生騎手の好判断が勝因でしょう。

 2着ドゥラエレーデは、1番人気として勝ちにいってのクビ差2着ですから止む無しの内容3着テーオードレフォンも、3番手からの競馬で力を見せています惜しかったのは、最後方待機から外を回して4着まで追い込んできたホッカイドウ競馬のシルトプレ。もう少し流れる展開ならば、勝ち負けになっていたと思います。

 

 

 そして新潟のレパードS勝ったのは、1番人気のドレフォン産駒ミッキーファイト。好スタートから3番手追走へ。逃げたブルーサンの前半1000mのラップは1分0秒9と流れる展開に。直線に入るとまず、2番手からヘニーヒューズ産駒サトノフェニックスが先頭に立ちます。さらに、その外からミッキーファイトが並びかけて、残り100mのところで交わして、そのまま1馬身差で快勝。ダート良の勝ちタイムは1分51秒2。2着サトノフェニックスから3馬身差の3着には、中団後方から追い込んできたジャスタウェイ産駒ミッキークレスト、1馬身1/2差の4着には、5番手から差してきたニューイヤーズデイ産駒バロンドール

 勝ったミッキーファイトは、嬉しい重賞初勝利これで本番のジャパンダートクラシックへ堂々と乗り込むことができます。3歳ダート路線の頂点に立つフォーエバーヤング、国内路線で大将格に座るラムジェットとサトノエピック。これらに挑戦状を叩きつけて決戦に向かいます。本番は10月2日の大井競馬場。大変楽しみであります。

 2着のサトノフェニックスも見せ場十分の内容でした。2着の賞金加算で、本番のジャパンダートクラシックへの出走権が得られれば、この馬も面白い存在になると思います。3着ミッキークレスト、4着バロンドールも力を見せてくれましたが、2着から3馬身+1馬身1/2と差がついていますので、あらためて出直しというところでしょう。

 

 


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