本日10月2日(水)は大井競馬場で、ジャパンダートクラシック(GⅠ)が開催されます。
2024年から統合された3歳ダート三冠路線の最終戦であり、実質的には日本の3歳ダートチャンピオンを決める闘いであります。
注目は、何と言っても、リアルスティール産駒①フォーエバーヤング。デビュー以来、6戦5勝の戦績であり、唯一の敗戦が米国ケンタッキーダービー(GⅠ)3着のみ。2歳時に国内で無敵であり、JBC2歳優駿、全日本2歳優駿を圧勝。そのあとサウジダービー(GⅢ)、ドバイダービー(GⅡ)も完勝であり、すでに3歳ダート路線では世界的レベルに君臨する名馬であります。
もう1頭の注目は、マジェスティックウオリアー産駒④ラムジェット。3歳になってから頭角を現し、ヒアシンスS、ユニコーンS(GⅢ)、東京ダービー(GⅠ)と3連勝。特に東京ダービーでは他馬を寄せ付けず6馬身差で圧勝。現時点で正規の3歳ダート日本一のタイトル保持者であります。
このあとフォーエバーヤングは、11月2日(土)に開催される米国ブリーダーズカップクラシック(GⅠ)へ向かい、ダート世界一を目指します。一方のラムジェットは、12月1日(日)のチャンピオンズカップ(GⅠ)へ向かい、ダート日本一に挑戦いたします。
この同期2頭の直接対決を日本で見られるのは、これが最後かもしれません。というのも、フォーエバーヤングは、このあとは海外の舞台での走りが優先される(矢作芳人調教師は国際派の旗手であります!)からです。
ここまでの実績を考えると、力は①フォーエバーヤングが抜けていると思いますが、それでもフォーエバーヤングにとって、このレースはステップレースに過ぎませんから、おそらくは八分の出来。一方の④ラムジェットはフルに仕上げて出てくると思いますから、けっこう接戦になる可能性も大。
ちなみに、ワタクシは「即PAT」に入っていないため馬券は買えませんが、もし馬券が買えるのならば、①④の馬連1点を握りしめて観るレースだと思います。
日本の3歳ダートチャンピオンを決める闘い、注目致しましょう!