迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

間隔の感覺。

2020-08-24 16:51:00 | 浮世見聞記
都内忘所で、なにかの撮影を行なってゐる様子を見かける。



その人口密度ぶりに、この御時世では命懸けなシゴトだと思ふ。

そして、このテの職種にも人災病菌の“お客様”が増へてゐることに、「……だらうな」と納得する。



過日、地方の文化ホールで地元高校生たちの吹奏樂演奏會を開催云々。

客席は充分に間隔が保たれてゐたが、肝心の舞台上は“常の如し”な有様に、WHOの事務局長が願ふ『二年半での終熄』は、いよいよ“願ひ”で終はってしまひさうな予感を抱く。





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