初夏から盛夏、といふより〝酷夏〟にかけて買ひ溜めた本を読破したいとは思ひますが、やはり手猿樂師としての活動の場を、多く得たいと思ひます。
まずは、手作りした品を東京都目黒区の氷川神社へ持ち寄って販売する催しに、私も自作の現代手猿樂「那須与一」を持って参加することが決まりまして、
人から習ったものではなくて──つまり他人が作ったものではなくて──、自身で創ったもので浮世へ打って出られることに、私は自分への〝存在意義〟を見出すものであります。
さらに願わくは、
当日は雨だけは降りたまふな……!
ですね。