閃きを朝のうちに体現して書き留め、昼には今年最初の回転壽司店へ行く。

昨秋に値上げ風潮へ便乗した結果、見事に客足を落とした企業の經營店であることを、皿を見て初めて知る。
米(シャリ)と魚(ネタ)に經營の“苦味”が表れてゐて、たぶん次は来ないだらうと思ひながら、最安値130圓と云ふ庶民(わたし)には高額な皿ばかりを狙ふ。
令和五年になったらやらうと決めてゐるうちの一つ、宝くじを初めて買ってみる。

抽選日がいつであるかは、さっさと忘れやう。
公園に散歩へ行き、寒櫻の蕾を見る。

令和五年になって四日目。
正月氣分に區切りをつけて、常の生活に戻るべき時。
蕾がいつ開くかは、いまはどうでもよい。
昨年末から年明けにかけて不測な時間を過ごしただけに、さっさと切り換えて元に戻るのだ。