
旧中山道“美濃路”のはじまりである「十石(じっこく)峠」の石畳↑は、部分的に残っていたものを、近年になって復元したものです。
約20分ほど下ったところで、アスファルト舗装の平坦な道に合流し、峠道は終ります。
しばらく行くと、行基が彫ったとされる薬師如来像の安置されている「医王寺」が、いかにも田舎の山寺といった風情で、左手にあります。
が、それ以上に私の目を惹いたのは、そのお向かいにあるこの崩れかけた廃屋↓。

“もののあはれ”を思わずにはいられませぬじゃ。
旧道はこの医王寺から右へ大きく曲がり、長閑な風情で落合川へむかって下って行きます。
これは1700年代半ばに拓かれた道筋で、

かつてはそのままの直進し、九十九折れの険しい山道を通る悪路だったそうです。
長い直進の急坂を下ると、かつては「大橋」、または「落合橋」と呼ばれていた下桁橋を渡り、落合川の対岸へ。
再び坂をのぼり、右へ枡形に折れた先が、“美濃十六宿”最初の宿場、落合宿です。
約20分ほど下ったところで、アスファルト舗装の平坦な道に合流し、峠道は終ります。
しばらく行くと、行基が彫ったとされる薬師如来像の安置されている「医王寺」が、いかにも田舎の山寺といった風情で、左手にあります。
が、それ以上に私の目を惹いたのは、そのお向かいにあるこの崩れかけた廃屋↓。

“もののあはれ”を思わずにはいられませぬじゃ。
旧道はこの医王寺から右へ大きく曲がり、長閑な風情で落合川へむかって下って行きます。
これは1700年代半ばに拓かれた道筋で、

かつてはそのままの直進し、九十九折れの険しい山道を通る悪路だったそうです。
長い直進の急坂を下ると、かつては「大橋」、または「落合橋」と呼ばれていた下桁橋を渡り、落合川の対岸へ。
再び坂をのぼり、右へ枡形に折れた先が、“美濃十六宿”最初の宿場、落合宿です。