アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

有職菓匠 老松の『夏柑糖』

2005年05月24日 | 美味美食
奥さんが先日銀ブラしてきた時にお土産で買ってきてくれたのが写真の『夏柑糖』です。
テレビや雑誌に幾度となく紹介されたこともある有名なお菓子ですよね。私も実際手にとって食べるのは初めてのことだったので、実物を見た瞬間から「早く美味しんでみた~い」とワクワクしてましたぁ。
まずは『夏柑糖』について、老松ホームページに掲載された内容を引用してご紹介しますね。
「古来、橘よりおこったと云われる夏みかん。その収穫は四月を初めとします。萩で委託栽培した純粋夏みかんの、中でも大粒のものを選んで用います。ひとつひとつ手作業で丁寧に中味をくり抜き、しぼった果汁と寒天を大釜であわせ、再び皮に注いで固めます。現在、純粋種の夏みかんは年々収穫が減り、当舗で栽培いたしておりますもののみとなりました。例年でしたら保存した夏みかんが尽きる九月頃にその年は終わりとなります、失われつつある日本古来の果の涼味を、丹精こめた手作りでおとどけします」
なるほど、一つの『夏柑糖』を作るのに相当な手間と労力がかかっているんですね。1個1155円(税込)もするのも納得です。(それでもやっぱり高いけど...)
ついでに『夏柑糖』の包装袋に印字された内容もご紹介すると「田道間守(菓祖神)が垂仁天皇の命を受け橘を常世国(南アジア)に求めること10年。不老長寿の果実橘を持ち帰ったのが日本の菓子の起源と伝えられております。(紀元71年)」とあります。なんと果実橘がお菓子の始まりだったんですね。不老長寿の橘を探し出してきた人を「菓祖神」と名づけたのも面白いですね(^^)
前置きが長くなっちゃいましたね。高まる鼓動を感じながらスプーンで一口賞味。うわぁ、『夏柑糖』をスプーンにすくっただけで夏蜜柑の香りが漂ってきます。そして口に入れたならば夏蜜柑のさわやかな果汁とぷりんとした寒天が広がり、パラダイスにいるような極上なひと時が流れます(^^)さすが伝統菓子はあなどれないですね。これ以上の出来はないと思うほど、とっても完成度の高いお菓子に仕上がってます。(私のような小僧が言うのもなんですが・・・)
最近では京都の店舗に直接行かなくても各地のデパートで買い求められるようになったそうですよ。4月から9月頃までの期間限定販売なので、ご関心のある方はぜひ一度美味しんでみてくださいね!!
「老松」ホームページ
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/oimatu/sanjin.html

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4 コメント

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ヒョン!お久しぶりです! (一権)
2005-05-24 14:38:36
ご無沙汰しております!

ヒョン!

お元気ですか?ヒョンスもUちゃんも元気でしょ!

最近もずっと忙しくてここにも来なかったですね。。

今度またヒョンの家に遊びに行きます。。

最近韓国のドラマだくさん持ってるから欲しいのがあれば教えてくださいね!

じゃあ、またね!
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一権、元気だったぁ? (Arang)
2005-05-24 14:54:37
久しぶり~ 一権こそ元気だった??

Uちゃんももうすぐ生後6ヶ月、体重も9キロにせまる勢いだよ。また家にも遊びに来てね~~。もちろんブログもよろしく!

あっ、李朝アンティークのお店もオープンしたからね(^^)

http://www.arang.jp/
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Unknown (glimi)
2005-05-24 22:29:55
Via esprimo pri mangxado estas tre bone!!
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Pri mangxado (Arang)
2005-05-25 11:48:14
Gxi estas cxiam malficila al mi por esprimi pri mangxado en vortoj.

Tial mi estas tre gxoja(^^)

Koran dankon!!
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