マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

台湾は中国なのだ

2008-06-20 07:36:55 | Weblog


海上保安庁と台湾の漁船が、衝突したみたいだ。台湾側は、領海内(釣魚台列島)だと主張する。日本も、領海内(尖閣諸島)だと主張する。相変わらず、領海問題は根深い。

気になるのは、台湾側(総統)が、この領海は「中国政府」の領海だと主張していることだ。今まで台湾は、中国からの独立国だと思っていた。

中国は、台湾と戦争をする覚悟があったと思った。ミサイル攻撃の射程内に、入れていたはずだ。それだけ、仲が悪いと思っていた。いつから台湾は、中国政府になったのだ。

台湾政府の樹立には、当時の日本政府も協力的だったはずだ。今では、仲たがいか。

与那国島のよう離島は、台湾に近い。日本政府の支援だけでは、足りない。何かあった場合、台湾のほうが近い。日本は、親しくしたほうが利口だ。

自分は、台湾の自主性を尊重し、中国ではなく「台湾国」と認識していた。両国の合意にもとづき、台湾側が「中国」だと主張すれば、その時点で台湾を中国と看做すだけだ。

今回の衝突事件で、総統も国民も、台湾は中国の一部だと認めた。今後は、「中国、台湾省」と呼ぶしかない。少なくとも、尖閣諸島は、現在日本の領海だ。

韓国との竹島問題もある。平和的に領海問題を解決するには、国際司法裁判所に依頼して、正式に判断してもらおう。

竹島は韓国の領海、尖閣諸島は中国の領海だと判断された場合、果たして日本は黙っていられるだろうか。その逆だったら、素直に受けいれられるだろうか。戦争でも起きるかな。