昨日は、晴天となったので前から予定していた滝上(たきのうえ)町の芝桜まつりに出かけて来ました。昨年初めて出かけて「凄い!」と感動したので今年もというわけでした。
我が家からは120㎞と結構遠く、途中自動車専用道路を40㎞ほど走るので2時間のドライブでしたが、後1時間も走れば網走や紋別といったオホーツク海沿岸の街に着いてしまう所にあります。
芝桜祭りの会場はその名も「芝ざくら滝上公園」という小高い山ですので、街中に近づくと一面のピンク模様で遠くからも一望できます。昨日もたくさんの人が訪れていました。
昨年は気が付きませんでしたが、アフターコロナのインバウンドでアジアからの観光客も多く目立ちました。蒸せるように香る芝桜の絨毯のような公園を歩きながら思い思いに写真撮影を楽しんでいました。
昨年訪れた時に少しこの芝桜の歴史を見て見ましたが、中鉢末吉さんという方が終戦後に傾斜があって機械が使えない自分の山に一人で一株づつコツコツと芝桜を植えたことから始まったということでした。先達の努力が実った典型的な話で、毎年訪れても良いと思える所です。
過疎の町の貴重な観光資源であり、町も考えているように渓流や全国一のハッカの産地といったものと合わせて通年型の観光が展開できれば良いだろうなと期待するものです。