北海道立の旭川美術館でモネ・ルノワール・ピカソ・マティスなどなど近代絵画の印象派の巨匠達の展示があり、しかもその展示作品は全て私達の故郷茨城県にある笠間日動美術館コレクション出展と言う事で、是非見に行かなくっちゃね!と夫と先月から話していました。今月25日で展示が終了なので、昨日旭川へ買い物に出かけたついでに出向いてみました。
作品には上の巨匠達の他にもシャガールやユトリロ、ローランサン、藤田嗣治まであり、皆笠間日動美術館の現在の館長長谷川徳七さんと副館長長谷川智恵子さんがインタビューをしたなど何がしかの接点のあった作品ばかりで感心してしまいました。
ただ、一人一人の画家の作品は1,2点と限られた数枚なのは仕方のないことでしょうね。私達が一番よく知る西洋近代美術の絵を通して、画家たち同士がどういう影響を受けながら絵の歴史を紡いできたかが分かる展示になっていて面白かったです。自分でも絵を描くようになってからは画家たちの色彩や絵筆の使いかたなどにも興味をもちました。
展示会場には笠間市にある日動美術館や分館として北大路魯山人が鎌倉で住んだ家を移築した春風万里荘がビデオで流れていて、昔何度か出かけた場所であり懐かしかったです。
第2展示室では北海道出身でパリに渡り活躍した画家たちの作品が展示されていてこれまた興味深く見いってしまいました。帰りは広い美術館の庭園を散策してきましたが、この美術館には簡単な喫茶コーナーはありますが、お庭を眺められるお洒落なカフェが無いのがちょっと残念でした。
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