トッシーの気分は天晴れ

ようこそ、トッシーの気分は天晴れへ→
団塊オヤジのブログ奮闘記をみてくださいネェ!

子供の頃の思い出(その10)恩師との再会を楽しみに・・・

2013年05月18日 | 子供の頃の思い出

子供の頃の思い出(その10)恩師との再会を楽しみに・・・

過去に書いた文章を整理していたところ、この文章が電子化して記録してあったので、掲載することにしました

この文章は、平成15年4月25日の

ニッポン放送「お早よう中年探偵団

(あなたの心のスケッチブック)」に投稿し、

放送されたものです。

そうです、「高嶋ひでたけ」さんの

低音で魅惑的な美声を

MDに録音して、大切に保存してあります

そして、時々再生して聴いています

いい記念(お宝)になっています

気分は天晴れ

子供の頃の思い出(その10)

タイトル「恩師との再会を楽しみに・・・

3月のある日曜日夜八時頃、テレビを観て
いた私に、友人から電話があった。


彼女とは、昭和三十一年から三十三年まで、
幼稚園~小学ニ年生までの三年間、

伊豆東海岸にある小学校の分校の同級生である。


月日も流れ、とうとう私達も五十五歳になってしまった。


彼女の電話によると、彼女と同じ
県内に在む分校時代の恩師を訪ねたところ、
先生は、七十ニ歳で大変お元気だったとのこと…、
少し興奮気味に話してくれた。


当時分校があった私の村は、
六十戸程の村で、村中の殆どの家の
男は、定置網漁で働き、サラリーマン漁師で
生計を立てていた。


「寒ブリが大漁」になると、村中が活気に満ちた。


しかも、砂利を敷いた国道はリアス式
海岸の山を切り開いてつくり、

天を仰ぐような遠い所に位置し、

鉄道も無く、陸の孤島のよ
うな交通が不便な村であった。


分校の頃の先生は、美人で優しい独身の
先生であった。


一つの教室に川の字のように並べられた
机、海側から幼稚園、一年生ニ年生と三列に座っても、
全員で約ニ十名だった。


潮騒を聞きながらの授業。


スタートは、先生が名前を読み上げ出席を取る
ことから始まった。


丁度、映画「二十四の瞳」で
大石先生が子供達の方を向いて出席をとる
シーンと同じであった。

私達は、分校ですごす
三年間の担任は、ずっと同じ先生であった。


先生との想い出は深い…。
今でも鮮明に覚えていることがある。

課外授業として行われた、

目の前にある海岸での磯遊びだ。


大潮の時期、岩間の小さな穴へ恐ろ恐ろ手を
入れる、すると突起物の感触が「先生、先生、
アッタ・アッタョ~」と生徒達の叫び声。


そう、サザエのつかみ獲りが出来のだ。今で
は、夢のような話である。


私は彼女と、分校当時の同級生に声を
かけ、年内に先生を訪問しようと約束し、
受話器を置いた。


これが実現すると、私にとって、
約四十五年ぶりの再会となる。
今から楽しみだ…。

(文章;終わり)

 

ヒトコト

文章の中の

映画「二十四の瞳」で
大石先生が子供達の方を向いて出席をとる
シーンと同じであった。・・・・は、

以前「子供の頃の思い出(その6)」で、小豆島に

旅行した際のイラストを、下にはりつけました・・・

 

以上。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子供の頃の思い出(その9)... | トップ | 子供の頃の思い出(その11... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。