想いでの旅(その1)
(コース名) 東北6県新緑のゴールデンルート大周遊4日間(阪急交通社)
(旅行日) 平成19年6月3日~6日
この旅行記は将来、自作ホームページを作ろうと思い電子データ化しておいたものです。
イラストを描いておいたのでイラストで作ってみました
<全行程をイラストで紹介します。イラストをクリックで拡大可能です。 >
1日目-その1
日本三景の一つ名勝松島(宮城県) H19年6月3日(日)(約60分)
東京駅を8時8分に出発した「MAXやまびこ105号」は、仙台駅に10時20分に到着。
駅前に待機していた日本三景交通(2号車・大型バス)に乗車(37名)。
一行は仙台駅から名勝松島に向けて出発進行。
私は昭和54年頃、「瑞巌寺(本堂)」を見物したことがある。
私が子供の(昭和28年~35年)頃、
夕食時にいつも親父から聞いた「戦争体験」の話の一つに
「瑞巌寺・本堂の裏手の洞窟内で、約1ヶ月間生活(ハンゴウ炊飯)した・・・・・」
を自分の目で確認したいから見物しに行ったこと。
そして、その見学模様を親父に説明し、うれそうに聞いてくれたことを思い出した。
1日目最初は、奥の細道・五大堂を背景に集合記念写真を撮る。
散策自由時間は、(約60分)と短いので、松島にきたからには松島湾を少しでも観たい一心で、松島湾遊覧船(ミニ周遊30分=1千円)で楽しんだ。
カモメ(ウミネコ?)が船を追ってきて楽しく美しい松島湾の一部分の遊覧であった。乗船して大正解であった!
そして瑞岩寺(本堂)へと続く参道と修行僧が生活していた苔むした洞窟のみを散策し昼食後、五大堂を見物。
次の観光は地・平泉中尊寺へ向けて出発進行
1日目-その2
平泉・中尊寺(金色堂) (岩手県) H19年6月3日(日) (約60分)
金色堂は、おおい堂で保護されていた。そのおおい堂を中へ進むと、黄金で目が眩んだ。
奥州藤原氏と華麗なる平泉文化(国宝・重要文化財)に感動した。
金色堂の隣の芭蕉(青銅)像で、記念写真を撮る。
本堂を見物しながら新緑の月見坂を散策。
1日目の観光は、これで終わり。
1泊目の宿「十和田湖畔温泉:十和田レイクビューホテル」へ向かう。
2日目-その1
十和田湖・乙女の像(秋田県&青森県) H19年6月4日(月) (約30分)
1泊目「十和田レイクビューホテル」の部屋の窓下に県境「神田川」が流れている。
このホテル敷地側が秋田県、川の反対側が青森県だ。
私は、早朝(5時30分)からデジタルカメラを持参し、濃霧の中の湖畔の遊歩道を散策。
このホテルの玄関を出た右方向にある小さな神田川にかかった「両国橋」を渡ると、青森県だ。
一瞬・朝日が見えた瞬間、桂ヶ浜側の山々にかかっていた濃霧の一部がパット晴れて水墨画を見ているような幻想的な瞬間をデジカメムービーへ収録(期待通りの美しさだ)。
2日目の観光のスタートは、御前ヶ浜に建つ「乙女の像」からだ。
一対のブロンズ裸婦像は、高村幸太郎作だ。その乙女の像を背景に集合写真を撮る。
快晴のため紺碧に輝く絶景の十和田湖は最高。このような景観は、今年きた中で最高・・・とバスガイドさん曰く。
この十和田湖は標高(400m)、水深(327m)、面積(60km2)、周囲(44km)だそうだ。
2日目-その2
新緑の奥入瀬渓流(約14キロ) (青森県) H19年6月4日(月) (約40分)
十和田湖水門側から新緑の奥入瀬渓流の一部を車窓から、バスガイドさんの案内でいろんな滝を見物。
石ヶ戸(イシゲド)にて下車し、大石がカツラの木にもたれ掛かり自然にできた岩屋を見た後、渓流の州(砂場)にてブナやカツラの新緑とエメラルドグルーンの渓流の景観を満喫。先程、私達を乗せて来た渓流沿いの道路を引き返すバスは添乗員さんの時間的な配慮で「銚子大滝」前で途中下車し、新緑の下を流れる大滝からのマイナスイオン水を浴び、疲労回復で蘇った。
バスは同じ道路を往復のため、車窓から道路沿い両サイドの滝が見れて得した感じ。
快晴と濃くなった新緑の奥入瀬景観も、今年来た中で最高・・・と、バスガイドさん曰く。
次の観光地までの途中、「りんごの里(約30分)」でお土産を買う。
「きりたんぽ工房(約20分)」で昼食をとり、お土産も買う。
2日目-その3
八幡平・大沼 (秋田県) H19年6月4日(月) (約60分)
八幡平山頂へ向かうアスピーテラインの途中にある高原植物の宝庫・大沼に到着。
大沼を周回する木道を進むと湿原が広がる。その湿原ではミズバショウの群生を見ることができた。
沼を囲む新緑の中に群生したコブシの木は白い花が満開。また、周回の終番の場所では、
「ホーホケキョ・ケキョケキョ~」と美しいウグイスの鳴き声に、私は口笛で応。
本物の熊さんの出現が怖いので一緒に行きましょう・・・と云う添乗員さんと、私(同行客の一人含む)の三人は、
後生掛自然研究路の一部である「ブツブツ飛びはねる・泥火山」を見物。
硫黄が鼻をつく、臭う!臭い!
この大沼は標高(944m)、面積(2ha)だそうだ。
2日目-その4
田沢湖と美人の辰子姫 (秋田県) H19年6月4日(月) (約15分)
バスガイドさんから辰子姫伝説を聞いているうちに、金ピカの辰子姫像前の駐車場に着いた。
神秘的な湖水に浮かぶ美人像を見物。その近くにはウグイ(魚)が太陽の光でピカピカと群れをなして泳いでいた。
この湖水のどこかで、夫婦になった八郎潟の主「八郎」と一緒に、今でも仲良く暮らしていたりして・・・
伝説が真実のように思えてしまいそうな神秘的な湖だ。
この田沢湖はカルデラ湖で、標高(249m)、直径(6km)、周囲(20km)、水深日本一(423m)だそうだ。
2日目の観光は、これで終わり。
2泊目の宿「雫石高倉温泉:雫石プリンスホテル」へ向かう。
3日目-その1
角館武家屋敷 (秋田県) 平成19年6月5日(火) (約50分)
バスガイドさんの説明によると、「みちのくの小京都・武家屋敷は、青柳家(隠剣鬼の爪のロケ場所)、
松本家(たそがれ清兵衛の映画ロケ場所)、岩崎家(たそがれ清兵衛のロケ場所)、小田野家、石黒家、
河原田家、小野崎家等が保存されている地区であるそうだ。そして、見学時間が短いので鑑賞する武家屋敷を一つに絞ることをお薦めするとの助言あった。
私たちは、青柳家の見物に時間をかけることにした。この屋敷内にある母屋の廊下の座布団に座り記念写真を撮る。
数百年絶え間なく敷地内に注ぎ込まれる沢水の「神明水」を飲む。
青柳家の歴史秘蔵館等を鑑賞。
次に河原田家と小田野家の前まで散策後、バスガイドさんお奨め
「角館町福進堂(菓子舗)」の店内でコーヒーと
ビックリする程あいしょうがあう、美味しい「コーヒーぜんざい」を食べ大満足。
このお店で、お土産に「きんかんまんじゅう(1箱)」を購入後、新緑の桧木内川桜並木道を歩いて駐車場のバスに戻る。
そして、天童で昼食。 (約20分)
3日目-その2
山寺・立石寺 (山形県) 平成19年6月5日(火) (約60分)
奥の院までの1,015の石段を登る途中にある松尾芭蕉「閑けさや岩にしみいる蝉の声」(蝉塚)を見ながら頂上をめがけて登りつくと、そこには「山寺」があった。添乗員の後ろ姿に引き込まれるように頂上まで登りきった!
本当に添乗員さん有難う。
奥の院をお参りした後、五大堂から見る景観に感動。そして、記念写真を撮る。
添乗員さんの説明によると、お客様37名中の約15名が山頂まで行ってきたとのこと。
3日目の観光は、これで終わり。
そして、高畠ワイナリーでワイン試飲しワインをお土産に買った後、栗子峠を越え3泊目の宿「飯坂温泉:飯坂ホテル聚楽」
へ向かう。
4日目-その1
裏磐梯・神秘的な五色沼 平成19年6月6日(水) (福島県) (約50分)
バスは、土湯峠を越えて五色沼(毘沙門沼)に到着、気になる天気は薄曇り。
その毘沙門沼を背景に集合記念写真を撮影後、毘沙門沼の遊歩道を約30分散策。快晴のため絵葉書をみているように、
エメラルドグリーンの沼面に映る新緑の樹木の絶景に感動。新緑の季節もいいもんだ・・・!
修学旅行?・課外授業?の高校生の一行と遭遇。
バスクリーンのような色と新緑の樹木の後ろにそびえる磐梯山をバックに、記念写真を撮る。
この毘沙門沼は標高(770m)、水深(max:13m)、面積(10万m2)だそうだ。
そして、世界のガラス館(約40分)を鑑賞。
4日目-その2
飯盛山と日新館 平成19年6月6日(水) (福島県) (約150分)
これは便利で楽だ!傾斜がきつい「歩く歩道(エスカレータ)」に乗り、白虎隊が眠る飯盛山に登る。
現地お土産屋さんのガイドさんによる説明を聞きながら、悲しい物語に目頭が熱くなった。
白虎隊のお墓に手を合わせお参りした後、白虎隊の中でただ一人生残った飯沼貞吉氏のお墓の前を通り、白虎隊・自刃の地から見える鶴ヶ城を見る。
下山し、昼食後バスに乗車し、会津藩校「日新館」(OPオプショナル・ツアー)へ向かう。
昔の「剣道場」を映画室とし、大スクリーンに投影された
「日新館の創立時の物語」を観て、教養を深めた後、敷地内の各施設を見学。
日新館入学前の6歳~9歳までの子供たちに教えこまれた「什の掟(じゅうのおきて)」は、そのまんま今日の教育で指導すべきだと思ったのは私だけではなかったようだ!
これで、4日間の観光は全て終了。
最後に「喜多方ラーメン工場」でラーメンを試食(約30分)後、お土産を購入後、バスは新幹線郡山駅へ向かう。そして、20時30分(MAXやまびこ128号に東京行きに乗車(帰宅へ)
想いでの旅(その1)の感想
テキパキと運行計画が上手な美人添乗員さん、日本三景交通の安全運転のドライバーさん、ベテラン・バスガイドさんに感謝します。
楽しい4日間でした。アット言う間の東北6県の周遊観光が終わってしまった感じがしました
今回の新緑シーズンは素晴らしかった。次回は東北の「紅葉シーズン」を観光したいと思いました。
以上。