雑煮そば

ルナです。


また、強い寒波がやってきたね。
ママさんの実家のある盛岡市は、今朝、最低気温が－9.4℃
東北各地の天気予報をＴＶで見ながら、思わずふふふっ
笑ってはいけないのだけれど、まだまだかなぁ～ってその温度を懐かしむママさん。


お兄ちゃんが生まれて８ヶ月が経った頃の確か2月・・・・
ママさん達は、当時、盛岡に住んでいて、
夜中に帰って来たパパさんが、「仙台に転勤になった・・・・」
そう寝ていたママさんに呟いて、ママさんは、それに返す言葉なく黙ったまま、
朝が来るまで眠れなかったことを、今日、久し振りに思い出した。

あれから、28年が経とうとしている。。。







盛岡市は、とても寒い所だけれど、雪は少なく、
今日、「雪で買い物にも行けない時のために・・・」
そう言って、ママさんの姉上が宅配便で先日のご当地グルメのようなを送ってくれた。








お礼の電話をかけてみると、やはり話題は今朝の気温から～
「気温を見るとすごかったけど、大したことない・・・これからだよね～（笑）」って、
まったくそんな事だろうと想像はつく。
年末に正月用品を買いこむと、「廊下に置くと凍るから、冷蔵庫に入れて～」
良く姉上がそう言ったものらしい
「でも、雪は全然ないよ～　　そっちはどう？」
「はい・・・・ありますよ～」








盛岡市での体験ではなかったけれど、ママさんが最も低い気温に遭遇したのは－16℃
岩手県と青森県の県境に位置する「金田一温泉」
あの座敷わらしで有名な所なんだって。


ママさんが大学生の頃だったとか・・・・
当時、ママさんの父上が赴任先だった岩手県二戸市に居て、
冬休みでそちらの家に帰った時に、母上と二人で泊りに行った金田一温泉。
夜になって、寝ようとしても顔が冷たくて布団から出していられなかったそうだよ。
今では、そんなこともないのだろうけど～って、そうだね・・・・相当古い話だものね。
母上とママさんは炬燵に布団を引っ張りこんで、そこにもぐるようにして寝たんだそうだ。
でも、今でもその日のことが忘れられない想い出なんだって。


その金田一から、少し青森県に入って行くと三戸町（さんのへまち）って言うところがあってね、
一戸町、二戸市・・・までは岩手県、三戸町、五戸町、六戸町、七戸町、八戸市は青森県、
そして、去年「あまちゃん」でブレイクした久慈市周辺は、九戸地区で九戸村・・・そこは岩手県。

あれれ・・・ママさん、「四戸」は無いの？

　　　　　　聞いたことがないけど・・・・・エリチンさん、知ってる？


話が大きくそれちゃったらしいけど・・・
その三戸町にママさんの好きな民芸風レストラン？があったそうで、
確か、名前が「すみやの」？
大きな炉端があって、雑煮の具が入っただし汁が大鍋に入って吊るされるだって。
その中に、別盛りで出されるお蕎麦と焼き餅を自分たちで入れて食べるんだって。


それが、「雑煮そば」


お代わりの追加もできて、ママさんが行くと必ずそこへ連れて行ってもらうほど大好きだったらしい。
父上がまた他の地へ転勤になってからは、そこへは行けなくなったそうだ。
今でも、ママさんは、たまに、お蕎麦の中にお餅を入れることがある。
その時の美味しさが忘れられなくてね。


ところがね・・・・・
この前、ママさんは、驚くところでその文字を見た。「雑煮そば・うどん」

　→　

その時のママさんの気持ちを表してみた～







さすが、東根・・・・トンカツ専門店でお蕎麦がある～
しかも、ここのお店のトンカツは、平田牧場の三元豚を使っていて、
とんかつメニューも豊富でママさんも絶賛の美味しさ
それなのに、お値段もリーズナブルで、
この前、温泉の帰りに電話で注文しておいたら、
持ち帰り用に時間指定で、ちゃんと作っておいてくれるんだよ。


そこで発見した「雑煮そば」なるもののメニュー。








次の日、ママさんは、こっそり一人で行ってみた～
長年の夢が叶う瞬間・・・・って大げさな（笑）
もちろん大鍋では出て来なかったけれど、







ちゃんと、鉄器で出てくるところが懐かしい～～
ちょっと脂っこい感じはあったけれど、トンカツ屋さんだし～
鶏肉も頑張るよね～（笑）






七草を過ぎて、まだ食べるお餅の美味しいこと～♪

「ご注文が決まったらボタンを押してください・・・」って言ってるお姉さんに、
「決まってますから～」って言ったママさん、
そんな時だけは、一人ご飯もなんのその～
今日は、またまた、大雪で、
「昨日行ってきて本当に良かったぁ～」


雪と戦う・・・・今日行けるところは、今日行こう～
明日は、明日の天気次第。