こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

海老で鯛を釣った話

2014-07-06 00:28:15 | さくらんぼの詩

アメリカン・ブルーです。



最近、1週間がとても早く感じます。
埼玉から、みちみちさんご夫妻とマロちゃんが遊びに来てくれてから、
あっという間に7日が過ぎて、
7月のカレンダーにも慣れてきたこの頃です。


せっかく東根まで来られたのだから、
何かこちらの美味しいものを一緒に食べたいとずっと考えていたものの、
悩みすぎて、実際に決めたのは1週間ほど前でした。
そば街道「あらきそば」  六田麩街道「文四郎麩」
最終的には、「あらきそば」は予約ができないこと、
サクランボシーズンは長蛇の列になるので2時間ほど前から並ぶのだとか・・・・
そのことから、軍配は、「文四郎麩」の麩懐石 夏の献立に決めました。







 



夫も私も、「文四郎麩」の懐石料理は、最大のおススメです。
食前酒から始まって、抹茶とお菓子まで、12種類が登場します。
特に、夏の献立では、緑の葉が添えられた、涼しげな料理が続きました。
吸物には、生麩に包まれたサクランボ、造りは湯葉と山菜と生麩がワサビの葉に乗せられて、
夏らしい一品になっておりました。

文四郎麩は、結局、友人が訪ねてくれるたびに、秋・冬・春・そして、今回の夏の献立。
4つの季節をしっかりと食べつくしました







みちみちさん達は、
到着された日は、東根に暮らす次男さんが焼肉の美味しいお店があるというので、
東根から車で30分ほど北に位置する尾花沢市へ昼食を食べに行って来たそうですが、
私たちを、夜の食事にペットも泊まれる東根温泉の青松館へ招待してくださいました。







看板ネコちゃんが待っていてくれました。
マロちゃんも、自分の家へ私たちが遊びに行ったときと同じように、
夫の膝に上がって、大歓迎の可愛らしさ~♪







青松館のお料理も、地元の食材と郷土料理にもてなされて、どれも美味しくいただきました。
温泉にも入って行ってもいいですよ!!と言っていただきましたが、
夫は、まだ、肩まで温泉に浸からないように言われていたので、今回は、遠慮してきました。


さて、そんな楽しい会食の時のことです。
みちみちさんが、ご主人様と結婚するにあたって、決め手を話してくれました。
それは、結婚前にご招待で伺ったご主人様の故郷でご馳走になった伊勢海老の美味しさだったとか~


私達も、その伊勢海老を送っていただいたことがありますが
それは、本当に贅沢で、こんなに美味しいのかと感激するものでした。
ご主人様にとっては、「伊勢海老はだしを取るもの・・・食べるものではない。」のだそうですが、
みちみちさんに、頭だけみそ汁に入れてみて~といわれて、やってみましたが、
それはもう、私が作っても、絶品の味噌汁でした。


「伊勢海老につられて結婚したわ~(笑)」
「海老で鯛を釣ったんだよ(笑)」


そんなおふたりの会話を、家に帰ってからよく考えてみましたが・・・


海老で鯛を釣る=少しの事柄や努力で、大きな事や利益を得ること。


40年以上も一緒に居るからこそ、お互いにいろいろ言いたい放題言っておられたけれど、
大笑いをされていたご主人様は、みちみちさんという大きな利益を得たことを認めてしまっていたし、
海老は海老でも、鯛のえさになったのは伊勢海老だったとすると、
そんな大きな伊勢海老に食いついた鯛も只者ではないのかも~


先輩ご夫婦のなれそめで、大いに盛り上がった夕食は、
海老も鯛も合わせて、ごちそうさまでした






コメント (10)
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