青い鳥 心のままに

心の笑顔で 生きて行きたい♪
ゆっくり ゆっくり 最期まで
自分の人生だから………。
 とまり木へようこそ♪

勲章      2004・8・27 記

2005年03月20日 01時30分00秒 | 

手術

  表彰台へのパスポート

勲章

  手術の傷跡

いくつも いくつも もらった

身体のあちこちが痛くなるたびに

勲章が増える

今日も、また

表彰台へのパスポートをもらったよ

細い身体に勲章だ

生きるための勲章だ

重たくなってきたよ

でも 生きるため

私には必要なんだよ

後の楽しみも出来るかな?

外国旅行も出来るかな?

生きるための勲章

夢をかなえるために

必要なんだよ


君の手 僕の手

2005年03月19日 12時44分00秒 | 

僕らは不自由動かぬ手

みんな みんな つないだら

なんでも なんでも できたよ

大きな夢もかなったよ

君の手 僕の手 心の手

つなごう つなごう 大きな輪を作ろう

明日は僕らの世界だよ



僕らはみんなぎこちない

高く 高く 上げた手に

なんでも なんでも つかめたよ

きれいな虹もつかめたよ

君の手 僕の手 心の手

のばそう のばそう 天まで手を上げよう

明日は僕らの地球だよ


一人暮らし     2000・2・29 記

2005年03月19日 07時21分00秒 | 

暖かな光を
春の光を
優しい風たちが運んできてくれる
そうっと そうっと 音もなく
穏やかに過ぎ行く日々
病院から検査を受けて帰って来た夫
結果を聞くのが怖くて黙っていると
また入院だよ
今度はやばい所に出来ていたよ
静脈瘤の中に1㎝の腫瘍が2つもだよ
予定は2週間だよ
ああー
何度目だろう 私の一人暮らし
入院しても 見舞いにも行けない私
体中の痛みと 自由に動けない私
代われるものなら 代わってあげたい
C型肝炎 よーし戦うぞ
負けないで C型肝炎に
私は心からそう叫びたい
あなた 頑張れ
二人で穏やかな日々が過ごせるように
私も頑張る 一人暮らし



千鶴さん 新しい旅立ちに   2000・3・17 記

2005年03月18日 15時25分00秒 | 

優しい光に導かれ
私は 貴女に出会えた
貴女は 千鶴さん
ホーム・ヘルパーさん
火・木・土 午後3時になると
(こんにちは)と言ってやって来る
暖かな明るい光が部屋いっぱいに広がってくる
話が弾み 今日は、何しようか?と言いながら
美味しい料理が出来てくる
お掃除をして
洗濯をして
髪を梳かして みつあみに結んでくれる
髪が目や口に入っていたのでさっぱりする
時には爪切りをする
犬の餌の缶詰を開けてきりタッパーに入れ冷蔵庫に入れる
何も言わなくても仕事はどんどん終わる
話も弾む 彼の事 お母さんの事
あっという間に2時間が過ぎて
「またね」と言って帰っていく
シーンとなる
それも、もう、終わりだ。担当が変わる
悲しくて 寂しくて やるせない
今度は 友達になろう
時間にとらわれず
仕事にかかわらず
いつでも会えるよ
そうだね。好きな時間に好きなだけ一緒にいられるんだ
買物に行ったり、旅行に行ったり
新しい旅立ちだね
貴女の優しさ、みんなにも分けてあげよう
千鶴さん 頑張って
私は貴女のお友達。ずーと。ずーと。
私も頑張る   新しい出会いが待ってるよ


心の扉       2000・2・8 記

2005年03月18日 14時42分00秒 | 

心の扉の向こうに私が一人

誰一人語りかける者もいない

部屋の明かりも薄暗く

冬の夜長にパソコンと遊ぶ

鏡の中をそっと覗いて見れば

寂しさを必死でこらえた私が一人

わが身の自由が利かない今は

出歩く事がおっくうで

訪ね来る人を待つ

なれど訪ね来る人も無く

月日だけが過ぎ行く

寂しくて むなしくて やるせなくて

心の扉を閉じてしまいたい


コスモス      1999・10・29 記

2005年03月17日 08時44分00秒 | 

私は コスモス 七色に光る

私は目覚めた 野原いっぱいのメルヘンの世界に

沢山の仲間たちと一緒に

心地よい風に揺られて

暖かなひざしの中に

いつも 語りかけてくれた 少女に逢いたくて

私が うつら うつらといねむりをしていると

可愛い少女たちが 耳元で そっと ささやくの

赤いドレスを着たコスモスは

  燃えるような恋をしているよ

青いドレスを着たコスモスは

  海のように清んだ心をしているよ

黄色いドレスを着たコスモスは

   いつも気どっているよ

ピンクのドレスを着たコスモスは

  可愛い少女のようだよ

白いドレスを着たコスモスは

  教会のウェディングベルを鳴らすんだよ

私は ずーと 居眠りしていたいなぁ~

傷ついた身体の痛みも忘れて

この命が終るまで 咲きつづけよう

心地よい風に揺られて

暖かなひざしの中に うつら うつらと居眠をしながら


息子へ      1999・4・11 記

2005年03月16日 19時03分00秒 | 

いつも一人で頑張っているよ
身体中の痛みでしかめ面になるよ
アイタタタタ ほらね じっとしてても痛むんだよ
両手も痺れて痛むんだ ズンズン ジンジン 
病院に行っても治らないよ
気休めにビタミン剤を飲んでるよ
大学で薬の勉強をしているあなたにお願いするね
母さんの病気が治る薬を研究してほしいなぁー
これ 母さんの夢なんだ
元気になったら一緒に旅行しようよ
外国に行ってみたいなぁー
アメリカ・フランス・ヨーロッパ・イギリス
世界中を旅して回ろうよ
母さんみたいな身体の不自由な人とたくさんお友達になりたいなぁー
あなたの作った薬で病気を治してあげられたら良いね


独り言      1999・1・4 記

2005年03月16日 18時57分00秒 | 

私 脳性小児麻痺
四十七歳
まだ 生かされている
何のために?
何をすればいい?
誰かの役に立てるかな?
ただぼんやりと過ごしている
時間だけが過ぎて行く
平々凡々とした人生
せっかく生きているのに
もったいないよ
私 出来るよ 何だって出来るよ
私が行ける会社がどこにもないよ
悲しいね
仕事したいなぁー
生きているのに  私

こんな私なのに 何もしていないのに
周りの人達が言うんだよ
貴方は偉い 貴方の生き方をみて励まされるなんてね
そんなこと言われたら悲しくなるよ
私 何をすればいい?
分からないよ
見つからないよ
生きているのに
もったいないよ