青い鳥 心のままに

心の笑顔で 生きて行きたい♪
ゆっくり ゆっくり 最期まで
自分の人生だから………。
 とまり木へようこそ♪

心の両手    作成日不明? 記

2005年03月21日 18時06分00秒 | 

もしも 両手が 自由に動くなら

我が子の投げるボールをつかんであげたい

もしも 両手が 自由に動くなら

我が子に高い高いをしてあげたい

もしも 両手が 自由に動くなら

我が子に何でもしてあげたい

私の両手は動かないけれど

心の両手は使えます

広い 広い 空のように

青い 青い 海のように

強く 清んだ 心で 生きてゆく事を

心の 両手で つたえよう

母さんの出来る ただ一つの事だから


お見舞い     2000・9・15 記

2005年03月21日 17時46分00秒 | 

さんさんと照りつける日差しの中
風をきりセニアカーは走る  病院へと
車は5,6分 セニアカーは片道50分かかる
歩道を走ると身体がガタンガタンとゆれて右手がハンドルからはずれてしまう その度にズキンと体中に痛みが走る
通いなれた道 心がはずむ 今日はどんな具合かな?
少しは元気になったかな? 何の話をしようかな?
やったーやっと着いた エレベーターで病室まで行った
正の顔が ベットに横たわっている 目を瞑ってきつそうだ
どうですかー?と声をかけると 来たね。キャキャといって喜んでくれる もう、何もいえなくなる
私も正と並んで横になる 目を閉じて眠る 1時間ぐらい経つと外が暗くなってくる また来るねといって汚れ物を持ち帰る 帰り道 涙でいっぱいになる
家に着くと早速洗濯をする 犬に餌をやり 食事をする
洗濯物を干して テレビを見る パソコンでゲームをする
一人でいる時間が長く寂しくなる 明日も病院行こうかな?
朝起きると雨が降っていた どしゃ降りだ
アー 正は 大丈夫かな? 夕方に雨がやんだ
セニアカーが また走る 乾いた洗濯物をつんで
日に日に弱っていく 正・夫・C型肝炎・肝臓ガン
病気なんかに負けるなよ 正
もっと もっと長く二人で生きていこうよ
私が見舞いに行くと元気なふりをする
何も出来ない私だけれど
いっぱい いっぱい 励ましてあげる あなたを
だから一緒にいて 私のそばに
いつまでも いつまでも