もしも
(姉)ねぇ!
もし、もしもね
もしも手が自由に
使えるようになったら
何が一番にしたいかわかる?
(妹)*(ニヤ)*ハナクソホジリ!
(姉)*(酔払い)*がはっはっはっはー
なんでわかったとぉ!?
「足、動かしてみて」と先生や看護師さんが来ては言います。
私は足首から先にありったけの力を集中して動かして見せます。
どのくらい動いたのやら私にはわかりません。
そんな中、M先生が私の枕元にやって来て
「さあ、動くところを動かしてごらん!」と言って
「ハイ!大きく目を開いて!!
今度は大きく口を開けて!! そうそう!
今度は舌を出して! さあ、舌は鼻に付くかな?
もっと長く出して!!
あ~!変な顔! おもしろいね~!
そうそう、笑って笑って! よく出来た! 大丈夫!!」
6日 手術室からリカバリー室に戻ってすぐ「銀座の恋の物語」を歌いました。
「看護師さん、他の看護師さんに話たでしょう!?
話が出てはずかしかったよ!!」と言ったら
「ミチルさん急に声出してどうしたのかと思って慌てたら
歌だったからびっくりしましたよー。
ミチルさんこっそり歌ったつもりでしょうけど
けっこう声大きかったんですよ!
むこーの方まで聞こえるほど!
手術から帰って来て歌を歌った人はミチルさんが初めてですよ!」
あははは
「ミエ子さんへ」
病室で 新しい友にめぐりあい
今 私の隣に友が居る
ベッドを並べて 友が居る
今日の手術に痛みをこらえ
酸素マスクをしたままで
友が詠んだ素敵な詩
心うたれる
「頑張ろうねぇ」と言ってくれる
友に感謝
ミエ子さんも 心に青空見えるよね
頑張ろうね
2009.11.12
Michiru
*********************************
10月30日ドクターから
「回復がなかなか見られないのは
首の骨を固定するために入れた
フック型の金具が事故ではずれ
神経に触って圧迫している
可能性があるので
前回入れたフック型の金具を
取り出す手術を
来週考えています。」と言われ
手術前検査を受けたら
今度は「心膜炎」と
内科のドクターから診断され
手術が一度延期されました。
そうそう延期も出来ないと言う事で
どうにかこうにか
11月6日再手術を受けて
金具を取り出しました。
それ以来リカバリー室に居ます。
まだ手足動かない状態が続いています。
入院した初めの頃
同室だったミエ子さんも再手術を受け
数ヶ月ぶりにリカバリー室で
再会しました。
手術を受けたばかりのミエ子さんが
ベット上で私に詠んでくれた詩を
紹介します。
**********************************
「ミチルちゃんと ミエ子へ」
天井のむこうに 青空がある
天井のむこうに 宇宙が見える
ちっぽけな わたし
希望を持とうね
ちっぽけな わたし
心を広く持とうね
2009.11.12
Mieko
病室で 新しい友にめぐりあい
今 私の隣に友が居る
ベッドを並べて 友が居る
今日の手術に痛みをこらえ
酸素マスクをしたままで
友が詠んだ素敵な詩
心うたれる
「頑張ろうねぇ」と言ってくれる
友に感謝
ミエ子さんも 心に青空見えるよね
頑張ろうね
2009.11.12
Michiru
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10月30日ドクターから
「回復がなかなか見られないのは
首の骨を固定するために入れた
フック型の金具が事故ではずれ
神経に触って圧迫している
可能性があるので
前回入れたフック型の金具を
取り出す手術を
来週考えています。」と言われ
手術前検査を受けたら
今度は「心膜炎」と
内科のドクターから診断され
手術が一度延期されました。
そうそう延期も出来ないと言う事で
どうにかこうにか
11月6日再手術を受けて
金具を取り出しました。
それ以来リカバリー室に居ます。
まだ手足動かない状態が続いています。
入院した初めの頃
同室だったミエ子さんも再手術を受け
数ヶ月ぶりにリカバリー室で
再会しました。
手術を受けたばかりのミエ子さんが
ベット上で私に詠んでくれた詩を
紹介します。
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「ミチルちゃんと ミエ子へ」
天井のむこうに 青空がある
天井のむこうに 宇宙が見える
ちっぽけな わたし
希望を持とうね
ちっぽけな わたし
心を広く持とうね
2009.11.12
Mieko
首の手術の扉を開いたら
次々と与えられる試練
向こうに見えた青空の中に
苦しみの涙が
雲に乗って広がり
雨を降らせた
悲しみに包まれ
体が石のように塊り
疲れた心
打ちひしがれて行く
それらを吹き消すように
病室の窓から
秋風が
気持ち良く吹いて来る
仰向けに上を向き
涙に濡れた目の中に
優しく微笑んでくれる人達の顔が
飛び込んで来る
みんな一生懸命励ましてくれる
それに応えようと
必死で声を出すけれど
風の中へと消えてしまう
赤い涙が流れたけれど
青い空には
可愛いコスモスたちが
風に揺られて笑っていた
次々と与えられる試練
向こうに見えた青空の中に
苦しみの涙が
雲に乗って広がり
雨を降らせた
悲しみに包まれ
体が石のように塊り
疲れた心
打ちひしがれて行く
それらを吹き消すように
病室の窓から
秋風が
気持ち良く吹いて来る
仰向けに上を向き
涙に濡れた目の中に
優しく微笑んでくれる人達の顔が
飛び込んで来る
みんな一生懸命励ましてくれる
それに応えようと
必死で声を出すけれど
風の中へと消えてしまう
赤い涙が流れたけれど
青い空には
可愛いコスモスたちが
風に揺られて笑っていた