青い鳥 心のままに

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 とまり木へようこそ♪

でたぁぁぁ~! 特別食!!

2010年07月24日 17時49分00秒 | 日記

昨日、病院の夕食を見てびっくりしました。
なんと!普段とは打って変わっていてトレーに並べられたケーキとごちそうの中に折鶴が付いたメッセージカードが添えられていて、私の名前の下に「7月7日 60歳 お誕生日おめでとうございます」と、書いてありました。
叔母とふたり目を丸くして看護師さんに尋ねて見ると、7月生まれ入院患者さんのまとめての誕生日祝い食だそうです。
味はひ・み・つ!
やっと誕生日を迎えた気分になりました。
あとは、退院の許可を待つのみです。
しかし、暑い日が続きますね~
みなさま、暑さに負けず元気にお過ごしくださいね。


近況

2010年07月14日 14時12分00秒 | 日記

七日に還暦の誕生日を迎えました。
誕生日は病院食は特別メニューだよと聞いて、お店に出かけて食事をする事を止め、実家に少しだけ外出で帰った時に母がお寿司でもとろうか?と言ってくれましたが特別メニューを信じてコーラを少し飲んだだけで病院に戻って来ました。
ところがところが食事が来てガックッとなりました。
普段と変わりない私の嫌いなメニューでした。
仕方ないのでふりかけでごはんを食べました。
こんな事なら母にお寿司をとってもらったらよかったと後悔しました。
ヘルパーさんがそっとお祝いに駆けつけてくれました。とても嬉しかったです。
毎日病院に来てくれ世話をしてくれる叔母は和菓子とTシャツとペンダントをプレゼントしてくれました。
叔母には妹同様にとても感謝しています。
父母からは一万円貰いました。
いとこからは、赤いパンツをはじめかわいらしい柄のものをもらいました。
友達からは、スカーフや誕生日カードを貰いました。
たくさんの方からメールを貰いました。
7日の夜はとてもショッキングな出来事があり、悔しさと悲しさで涙がたくさん流れました。

次の日の8日から10日まで試験外泊をしました。
退院後の生活のためにどうすれば良いのかを見つけるのが目的です。
ワーキングのヘルパーさんが迎えに来て下さいました。
私は妹が私のために買い替えてくれた車の助手席がくるりと回転し外に飛び出してとても乗りやすい車に乗って妹と自宅に帰りました。
家に着くとたくさんのヘルパーさん達が出迎えてくれました。
家の中に車椅子のまま入れるようにと台所の大きな食器棚や廊下に置いていたカウンターテーブルが片付けてありました。
妹と妹の旦那さん、息子、たくさんのヘルパーさんが力を合わせて片付けたり、壁紙を貼って、家の中を新築同然のようにしてくれていました。
かわいい花柄のちりばめられた素敵な素敵なものでした。
妹からの誕生日プレゼントだそうです。
この壁に私の詩や作品を飾って小さな「ギャラリー青い鳥」をオープンしたいと思っています。
ヘルパー事業所の社長さんも駆けつけてくださり、食べ物や飲物の差し入れをしてくださいました。
仲良しのCヘルパーさんが子供たちとともに大きなケーキをかかえて来てくれました。
6本のローソクに灯りをつけて「ハッピーバースデー」をみんなで大合唱してお祝いしてくれました。
ちょっと恥ずかしくて照れくさくてありがとうの思いがいっぱいになりました。
夜は初めての体験で夜勤のヘルパーさんで賑わいました。
大きなテレビの前にずらりと並んで座り、ルーキーズと言う感動もののドラマを見ました。
ヘルパーさん達が正座をして座っていたので、私が「足を崩して」と言うと、みんなほっとしたように足を崩して座りました。
 私もこんなにゆったりとした気分でテレビを見るのは、1年ぶりです。試験外泊じゃなくずっと家にいたくなりました。
結局この日は、朝まで眠れませんでした。
ベッドの寝心地は今の私にはちょっと無理のような感じを受けました。
ポータブルトイレを小屋から出して使ってみました。ヘルパーさんに「これ何時買ったの?」と聞かれ、私が「息子がお腹に居るときだよ」と答えると「え~ッ、30年前に買ったの?」と驚いていました。
プラスチックのふたが今にも壊れそうで、私を支えるのはちょっと難しかったです。ヘルパーさん達が皆で必死に支えてくれました。
1日目は無事に終わりました。

2日目 9日は、朝から大忙しでした。
大工さんがみえたり、アイアイセンターの相談員の方がみえたり、訪問入浴の業者のかたが3人でみえたり、車椅子の業者のかたもみえました。
たくさんのヘルパーさんが入れ替わり立ち替わりみえて狭い家の中がとても賑やかでした。
車椅子の業者の方はご本人も車椅子に乗っていらっしゃいました。
カタログを見ながら形や色、柄などを皆のアドバイスを受けながら乗りやすく楽な物をと考えながら決めました。
背もたれが高くリクライニングが出来るものにし、色は紫がかったピンクに金色の模様があって落ち着いた感じの物になっています。
タイヤは青空に白い雲が浮いている模様のパネルをはめてもらいました。
出来上がって来るのが楽しみです。
事業所の社長さんが今日も来てくださいました。
ところがちょうど奥の部屋で用をたしていたのでお会い出来ませんでした。
夕方5時になり皆さん帰られ、妹と二人になりました。
私が椅子にすわって緊張で凝り固まって筋緊張で背もたれに頭をつけられずにいると、妹が冗談を言うので、わはは・・・!と大きく笑った途端、頭がコトンと背もたれにのせることが出来ました。
あっ!のった、のった!リラックス出来た!!
暫らくはリラックス体勢でテレビを見ました。
そのうちお腹がはってムカムカして来たのでベッドに横になりました。
妹と二人と言うことを心配してヘルパーさんが電話をかけて来てくれました。
具合が良くないことを話すと、夜の11時頃二人のヘルパーさんが来てくれました。
二人でポータブルトイレに座らせてくれました。
倒れないように体を支えてくれたり、生汗がだらだら出るのを拭いてくれたりしました。
吐き気がして吐いてしまいましたが、しっかりサポートしてくれました。
二人のお陰でずいぶんと楽になりました。
もう真夜中になっていてお一人は月明かりの中を帰っていかれました。
もう一人のヘルパーさんは夜が明けるまでずっと付き添ってくれました。
明け方、またポータブルに座らせてくれました。そうしてやっとすっきり楽になりました。
お二人がいなかったらどうなったことやら………

3日目 10日。
朝ヘルパーさんが交代されました。
ヘルパーさんからヘルパーさんへとつながれていき私のサポートをしてくれました。
午後からは妹とヘルパーさんと三人でふくふくプラザに電動ベッドを見に行きました。
いろんな種類のベッドが置いてあり、相談員のかたの説明を受けながら、三つのベットを体験しました。
車椅子からベット、ベットから車椅子と乗り移るのがとても大変で、お世話する人も私も疲れました。
一番最初に試したベットはギャッチアップがスムーズでマットが低反発になっていて体がすべりにくくなっていました。
体がマットに沈んで足が上がったように感じました。
ふたつめのベットはギャッチアップの動きがいまいちでした。
マットはへちま状のスポンジになっていて、背中に熱がこもらず気持ちよかったです。
みっつめはベットはよくわからなかったのですが、マットレスは最高に気持ちよくてハイブリッドエアマットと言ってウレタンのマットの良さとエアマットの良さを組み合わせたマットでした。
http://mc.e-kyuma.com/index.html
私はこのマットに決めました。
ベットは一番最初に試したものにしました。
これで体の痛みが少しは和らぐかな………
社長さんも応援にかけつけて来てくれました。
相談員さんが「魔法の布」と言って私の体の下に敷き、ベットの下方にある私の体を上方にスルスルと滑るように軽々と引き上げられるのでビックリしました。
わっ!これ便利~!!
いつもふたりがかりでやっとこさ上げてもらっているから、魔法の布が欲しいと思いました。
ポータブルトイレも見たかったけど疲れたから帰ることにしました。
外に出るとどしゃぶりの雨が降り出しました。
いったん家に戻りもどり、軽い夕食をして病院に無事戻りました。
三日間の外泊、いろいろあったけど、これからの私の生活をどうするかが少し見えてきました。