駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

青島みかんの青島さん

2009年07月02日 15時29分47秒 | 街かどのメヌエット
 「青島温州(うんしゅう)みかん」の生みの親、青島さんについてです。



駿府公園(’12年4月1日、駿府城公園に改称)の北門近くに馬場先御門跡があります。
(と言ってもそれらしい遺構など全くありませんが・・・)

 現在その附近は、マロニエ園という名称で整備されています。

(マロニエ園については、また別の機会に)

そこに青島平十氏を称える碑があります。



 

現在、県内で栽培されているみかんは
 ほとんどが青島みかんのようです。
(三ヶ日(みっかび)ミカンも青島ミカンの産地ブランドです)
  この「青島」というのは地名ではなく 人名
(氏)からとられています。

 現葵区の賤機山
(しずはたやま)の西側に
 福田ケ谷
(ふくだがや)というところがあります。

 その福田ケ谷の青島平十氏が1935
(S10)年ごろ
(一部の報道では1941年)
賤機山にある自分のみかん畑で
枝変わりとして発見したものだということです。

 そのため、青島氏の名をとり青島みかんというわけです。



 

大きさは従来の普通の温州みかんより一回り大きめで、
味にコクがあり、甘みが強いだけでなく適度な酸味があり
果実がやや平たいのが特徴のようです。

この顕彰碑は氏の業績を称えるため
 1997
(H9)年に設置されたものなのです。

 公園を訪れたときは、ぜひ探してみてください。