トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

小次郎の「大循環分析」、相場師朗の「うねりどり」のビデオセミナー

2017-04-29 20:39:41 | 投資

 大循環分析とうねり取りの録画セミナーは下記サイトにて視聴することができます。「うねり取り」については、新規登録(無料)することで、視聴可能となります。基本事項は最初の数回で充分かと。

大循環分析

 
 
うねり取り

https://kabujuku.jp/movies

 


ドル円レートは米国債利回りの鏡写し

2017-04-28 10:26:49 | 投資

 FXトレードで米国債の利回りを無視して売買することは、最近の外国為替マーケットでは許されない。それほど、為替レート、就中ドル円レートは10年物米国債利回りとは鏡写しの関係にある。 

 私の場合も同様で、FXトレードに当たっては、常時、USTB10yr利回りのウオッチができる態勢を採っている。ありがたいことに、ネットではリアルタイムの値動きを提供してくれるし、海外の有力サイトでは、立派なチャートまで用意してくれている。 

 FX趣味の会仲間から、時折照会を受ける際にお教えしているサイトは次の二つである。

リアルタイム:http://data.cnbc.com/quotes/US10Y

日足チャート:http://stockcharts.com/h-sc/ui?s=%24UST10Y 

 本日のチャートを観ていて気になることがある。フランス大統領予備選を終えて回復していた利回りが、ここにきて再び下げ始めていることである。この時期よくあることだが、ゴールデンウィーク直後には、日経225もドル円も急落することがあるので、気を付けたい。私も一旦、ポジションを閉じた。

画像上段は日足チャート、下段はリアルタウム


どうにもならない わが Windows 10

2017-04-27 23:22:47 | 投資

 前々回のWindows10の更新があって以来、タスクバーのスタートボタンや音量調整ボタンが反応しなくなった。マイクロソフトの公式サイトやその他で勧めるあらゆる回復策を試みたが、にっちもさっちもいかない。次なる更新時には、何とかしてくれるだろうと期待していたのだが・・・

 先日最新の更新があったが、やっぱりだめ。ダメなのだが、なだめすかすと何とか起動することがある。まず、スタートボタンをクリックして20秒ほど待つ、次に音量調整ボタンをクリックして、その5秒後に再度スタートボタンを押すと、これが不思議! ゆるりとスタートメニューが現れる。

 右クリックすればパソコンの立ち上げには支障はないのだが、音量の調整には時間がかかるので困ったものだ。

 これってハード(東芝)が原因なのかな? でも、前々回の更新までは正常に作動していたから、やっぱりOSサイドに問題があるのではないの?

 どなたか、解決策教えてください。


小次郎の大循環分析と相場師朗のうねり取り

2017-04-27 15:51:06 | 投資

 小次郎講師の大循環分析がトレーダーの間では評判で、FX会社の多くが彼を講師としたセミナーを開催している。いずれも定評のある主催会社であるが、残念ながら彼が提唱する指標を自社のチャート分析ツールとして完備しているところは少ない。

 そのため、筆者が代表を務めるMetaGenicFXでは、MT4上で作動する「大循環インディケータ」のプログラム化に取り組み、各辺のご要望にお応えした。 

 このツールを開発して実際に運用した結果、これどこかで経験したトレード戦略に似ているなと感じたものだ。改めて振り返ってみると、この手法はラジオ日経でもお馴染みの相場(あいば)師朗氏が提唱する「うねり取り」と移動平均線の使い方がそっくりなのである。 

 画像は、左が「大循環分析」で、右が「うねり取り」となっている。うねり取りでは、3本の移動平均線のみを使うが、チャートのスケールを同じにするために、下段にMACDを加えている。その点は無視していただきたい。両者とも3本の移動平均線を使っているが、その違いは: 

大循環分析:指数平滑移動平均線(EMA)期間 5/20/40

うねり取り:単純移動平均線(SMA)期間 5/20/60 

左右を見比べていただくと、長期移動平均線の期間が異なるため、中期線と長期戦の間を色付けした帯の幅が違うだけで、他は瓜二つであることにお気づきであろう。 

 もし、うねり取りにMACD大循環分析を加えて分析すれば、うねり取りに於いても相場への参入ポイントがより正確に判断できるのではなかろうか。筆者は日経225 CFDのトレードも行っているので、早速、相場式に大循環MACDを取り入れ、その使い勝手の良さに満足している。MetaGenicFXのインジをそのまま株式仕様に変身させていただくことができる。MAをSMA(0)に、長期移動平均線の期間(40)を60に変えていただくだけで結構だ。長期MACD(40)も60とすることお忘れなく。 

 そうそう、「うねり取り」では、帯(雲)の表示はされていないが、帯があることにより、相場判断がしやすくなっている。相場さんにも貢献できそうだ。 

 https://mtstudio21.com/

 

 


トラリピは逆指値がお得

2017-04-26 19:22:55 | 投資

 前回のブログでトラリピを半自動(半手動)で行う方法を述べました。MT4を使えば自動売買が可能であることは知っているが、「VPS(外部コンピュータ)を借りてまで大げさなことはしたくない」という方も、自分のパソコンでトラリピの自動売買ができると知れば、興味を持っていただけたことでしょう。

 おさらいのために繰り返しますと、トラリピではIFD注文を連続発注(再発注を含む)します。個々のIFD注文は、FX会社のサーバーで約定から決済に至るまで、自動処理される注文方式です。したがって、トラリピの担う役割は、最初の連続発注と個々のIFDが決済された際の再発注に係る処理であると説明することができます。 

 MT4のプログラム(EA)をパソコンに挿入しますと、たちどころにすべての数のIFD注文が発注されます。発注が終われば、パソコンのスイッチを切っても問題ありません。一旦発注されたIFDはFX会社のサーバーが勝手に処理してくれるのです。 

 問題は特定のIFD注文が決済された時には、同じIFDを再発注しなければならないことです。これもほとんど問題ありません。パソコンのスイッチを時々ONにしてやれば、プログラムが瞬時に欠落したIFDを発見して、再発注されるからです。 

 「ほとんど問題ありません」の意味は若干の注意が必要ということです。トラップ幅をあまり狭くすると取りこぼし(実損はないが利益機会を失う)が生じます。秘訣は、トラップ幅を一日の平均変動幅(ATR)の半分程度にしておくことです。ドル円で1日100pips動くのであれば、トラップ幅は50pipsが目安といったところです。そして、1日の3~4回パソコンのスイッチをONにすれば、計算上1日平均1回の利益確定が期待できます。こうして、自己のパソコンのみによるトラリピの自動売買が可能になります。 

 これまでは前回のおさらいでしたが、ここから本題に入ります。 

 添付した画像は、従来のトラリピと(左)とこれから説明する逆指値によるトラリピ(右)を簡単に示しています。 

 従来の買いトラリピでは、現値から上の注文は逆指値、現値より下の注文は指値となっています。相場が上昇乃至はレンジであれば、これでもそれなりの結果は出ます。ところが、相場がどんどん下げ続けた場合には、悲劇的な結果をもたらします。多大な含み損を抱えてどうにもならなくなります。1年経てば相場は元に戻るかもしれません。でもこれではとてもトレードの名に値しないのは明白です。 

 右の逆指値方式を見てください。相場が下げ続ける間は、注文は出されません。逆指値となっているからです。逆指値の内容は例えばこのようになっています。

 「ドル円の現値が111.00である場合、もし相場が110.00になれば110.50の逆指値注文を出す」という具合です。

 つまり、「相場が下げ続ける場合は、途中、一段上のトラップに逆指値の注文を出すのみ、実際のポジションは取らないので、含み損も発生しない。そして、相場が反転した場合には、仕掛けておいた逆指値注文が順次約定して行き、順張りのトレードに変身する」というものです。 

 下げ続ける中でも綾戻しはありますから、完全に含み損はなくなるというわけにはいきませんが、激減することだけは確かです。それともう一つ大事なことは、MT4採用会社では、通常、指値や逆指値の待機注文には保証金は必要としません。ここにも、MT4を使う魅力があるのです。 

 トラリピは銀行等のプロ達が真似のできない取引手法です。厳しい取引枠を持つ彼らが、1本100万ドル単位でこのような取引を行おうものなら、即刻首になることでしょう。その意味で、トラリピは素人がプロを相手に互角に戦っていける武器でもあるのです。 

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