新たな機材を試したい。
しかし、予報は曇り。
ダメかもしれないと思いつつ、家から15分ほどの畑の中に来ました。
急いでEQ6proをセットアップ。
北極星が見えない。
雲が途切れるのを待つしかない。
雲が途切れたときに極軸望遠鏡をのぞいて見えた北極星で、手早く極軸を合わせました。
アライメントをしようとしましたが、雲が邪魔でできません。
仕方がないので、月齢16の月に望遠鏡をマニュアル操作で向け、光軸調整をするためにEOS 60Daを外して、レーザーコリメーターを取り付けました。
カメラとレーザーコリメーターでは重さがだいぶ違うので、バランスが崩れて、EQ6proが悲鳴を上げるのではないかと心配してましたが、そんなことはありませんでした。
月を追尾しながら、無事、光軸修正を終え、月を撮影。
GINJI-250FNとEOS 60Daで。

今度はPENTAX Qで月を撮影。
次々と通り過ぎる雲の切れ間から撮影。
複数の画像をつなぎ合わせて一枚にしてみました。

反射望遠鏡であるためか、画像がよくつながります。
屈折望遠鏡だと球面収差?とかあって、こうはうまく行かないのではないのか?
そのまま土星にGINJI-250FNを向けました。
やはり、光軸がズレました。
再び光軸修正を行い、土星を撮影。
GINJI-250FNの向きを変えるたびに光軸修正を行うのは、思ったほどの手間ではなさそうです。

うっすらと土星の縞が一本見えます。
カッシーニの間隙は・・・見えないかなぁ。
薄雲越しとは言え、GINJI-250FNとPENTAX Qの組み合わせではこれが限界なのでしょうか?
パソコンを立ち上げ、ガイド鏡に取り付けてあるQHY5L-2のピントを合わせようとしました。
ところが薄雲でなにも見えない。
仕方がないので、月でピント合わせをしました。
薄雲と月明かりで空が明るすぎるためか、QHY5L-2で星を捉えることができない。
なので、オートガイドをテストすることができない。
暇なので、代わりに、ガイド鏡80mmFL700mmに取り付けたQHY5L-2で月を撮影してみました。

薄雲がひっきりなしに通り過ぎる中での撮影でした。
最後には完全に曇ってしまったため、あえなく撤退となりました。
早く梅雨が終わってほしいものです。
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