さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

佐世保から西海へ

2007-07-23 | 

 今日は、まずホテル付属のラリックの美術館でラリックのガラスを拝見!まさかこんなところにラリックの沢山のコレクションがあるとは…。「これだから日本って侮れない。こんなところにこんな沢山のラリックがあるなんて、やっぱり日本人てお金持ちなのね~。」などと感心しながらゆっくり見て回りました。ここのコレクション、ラリックのガラス作品が系統だてて沢山見ることが出来、なかなかおすすめです。

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ホテルからは九十九湾が一望できました。河村は九十九湾の島巡りに行くことを主張したのですが、今回は残念ながら時間が無く却下。また機会があれば次回に。

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ホテルの側で出会ったトラ猫。「今日も暑いにゃ~。」九州は梅雨も明け、今日も30℃を超える予定です。

 さて、丘の上のホテルをチェックアウトし、今度は一路佐世保の繁華街へ向かいます。佐世保には「日本一元気な商店街」と称される、なんと1キロにも及ぶアーケード街四ヶ町商店街があり、「アーケード街好き」を自称する私達は興味津々で向かいます。まずはその前に商店街側の三浦町カトリック教会へ。

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丘の上にそびえる三浦町教会はゴシック調の先塔と、白い屋根とベージュの壁が美しい昭和6年(1931年)築の建物です。両手を広げたマリア様の彫像も印象的。戦争の空爆からも逃れたこの教会ですが、昔は海軍の街であったたため、戦時中は敵機の標的にならないように、壁面と屋根はコールタールで真っ黒に塗らされていたそうです。さて、中に入ってみましょう。

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内部は「こうもり天井」と呼ばれるリブ・ヴォールト天井です。ステンドグラスについても眺めてみましょう。

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はっきりした図柄、カラフルな色合いも楽しいステンドグラス。その時代を感じさせる素朴な雰囲気です。

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三浦町教会の裏側に位置する聖心幼稚園。きっと教会の付属なのでしょうね。調べてみるとこちらも教会と同じ昭和6年の建築。何よりも淡いブルーに塗られた壁面とピンクに塗られた柱がそれは可愛い、名付けて「ラヴリー幼稚園」!玄関の壁面にしつられられたお花のアーチに囲まれたマリア様が子供達を見守っているようです。

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おめあての四ヶ町商店街。私達は地方色溢れるこうした商店街が大好き。ここは三ヶ町商店街へと連なる960mにも渡る長いアーケード街。「ここへお買い物に来れば見つからないものはない!」と思えるほどの充実した品揃え。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、八百屋さんでお野菜の安さに驚いたり、見慣れない野菜を見つけたり…。

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この「はす芋」っていったいどうやって食べるの?ちなみに上の方に写っているカボチャは70円ぐらい。まるまる一個だと200円でした。きっと地のお野菜なのですね。

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今回私が商店街で購入したのはサンダルCROCS。「海水浴にもいいね!」と探していたにもかかわらず、自宅のある名古屋のショップでは品不足から全く在庫がなかったのです。運良く名古屋で購入できた河村を羨ましがっていたところ、「こういうものって地方では案外見つかるかもよ。」との河村の予言通り、私にぴったりのサイズをget 。

 佐世保の繁華街をブラブラしたあとは、ハウステンボスからもすぐ、今晩の宿泊先でもある西海市のホテルへ。今回はハウステンボスへ訪れる予定はなかったものの、ハウステンボスの建物やホテルを眺めながらドライブ。途中、今日のホテルもプール付きだったことを思い出し、近くのユニクロで水着を調達。(出張前は、当然仕事のことしか頭になく、水着を持ってくることをうっかり忘れてしまったのでやむなく。)小さな島々が浮かぶ、美しい大村湾を望むドライブは格別です。

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ホテルのすぐ向こうは大村湾。プールで泳いで、温泉に入り、美味しい地の魚料理を食べ…。仕事柄、南フランスのリゾートホテルには何度か泊まったことはあったものの、「九州のリゾートホテルも負けないぐらい良い!!」というのが私達の出した結論。なぜって、温泉に入って、美味しい和食まで食べられるのですもの。しかもとってもリーズナブル!こんな贅沢をしちゃって良いのだろ~か?嗚呼、ゴクラク、ゴクラク。

 明日は隠れキリシタンの町だった外海へ。「ド・ロさまそーめん(すごいネーミングですが、本当にこういう名前のソーメンなのです。)」などでも知られているド・ロ神父の建てた小さな教会を巡る予定。

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