私は彼女との生活の中で仕事もダメなら、親の病気問題も解決できず、何とかしようとあがいてやった他の取り組みもすべて失敗に終わりましたが、それでも彼女さえいればいい、というような気持ちでおりました。彼女は皮膚炎に悩まされてはいましたが、それ以外に特に病気はなくいつも元気で私は安心していました。
何となく、他のすべてと引換にして彼女だけは守ったというつもりでいたようです。あの夢の世界でそうしたことを無意識とは言え、覚えていたのでしょう。
しかし、私は勘違いをしていたようです。あの時、消し去ったはずの悪運の人生は自分が世界を握っていた場合の事でしかなかった・・・人類にまかせて外したことで全てはもとへ戻り、それどころか、さらにまずい事態にまで・・・しかし、このことはまたあと書きましょう。
けん玉姉との生活に特に不思議はなかったと前に書きましたが、生活してるその時には気がつかなかった事で今思うと、妙なことがあります。
息子があるアイドルグループが気に入って、そのビデオやらグッズやらを買わされていたのですがこの前、そのグループが他のアイドルグループと一緒に入ってるのビデオがずっとどこかにいってたのが、突然、出てきて、久しぶりに眺めてるうちに、他のアイドルグループに昔のけん玉姉そっくりの人がいることに気がついたのです。
私は昔、その人の写真集をネットで見かけて、驚いてけん玉姉に見せて言っていたことも思い出しました。
「おい、この人、おまえにそっくりだぞ・・・」
「ふうん?」私にいわれて彼女は見にきました。
「顔だけ似てる人はいるけど、体形までここまでそっくりってのはちょっと珍しい・・・」私は説明を加えていました。
「・・・そうだね!」
彼女も認めていました。
「その人、アイドルなの?」
「そうみたいだな・・・」
「へえ、で、買うの?」
「なんで?」
私は笑いました。
「お前と同じなんだから、お前見てりゃいいじゃないか。」
「なんだ、買わないのか・・・」
彼女はまるで自分の写真集を買ってもらえなかったとでも言いたそうながっかりした声を出していました。
私は今になって彼女の言葉が気になり、それを手に入れていろいろしらべて確認しました。
そのアイドルは、顔つきも体型ももちろん、声の質も姉とほぼ同じで、サイン等で見る限り、筆跡まで似た感じがあります。そして、聞いた限りでは、彼女と同じくとても人に気を使った物言いをする性格で、そのために控えめで、彼女と同じ皮膚炎に悩まされ、そして、何よりけん玉をやってもいたりします・・・
また、古いビデオを見なおしていて気がついたのですが・・・息子の好きなアイドルの子の方も不思議な事にあの取次証券からお嫁に行った彼女と同じ顔なのです。さらに、このグループのメンバーの中に取次店の手伝いをしてくれた彼女とそっくりな人もいることが最近わかりました・・・
おかしな話です・・・前は、単なる偶然で済ませていました。しかし、今は夢のなかの記憶が妙なことを言い始めているのです・・・
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