「ああ、それと神様をためしたりしたらだめだよ。僕はなにもしないけど時々、変なのがいるからね。」 私は注意した。
「そうなんだ・・・」
「だけどあなた、いい立場だね。僕に会おうとして、高い山の天辺に登ったり、みんなすごい修業したりしてんのに、それでも会えないんだよ。会ってやらない。せいぜい、私の体とも言うべき全体につながる自分の一番深い魂と会えるだけだ。こっちはさらにその上の次元にいるんだが。
それがとこんななんでもないところで適当にあえてるんだから・・・確率、一千億分の一ぐらいじゃない? いや、宇宙全体だからもっと低いかな。
まあ、・・・普通の人に会わないと意味が無いからなんだけどね。修業僧だとかそんな特別な人にあってもしかたないし
まあ、でもこんなもんじゃ、あえてもうれしくないか・・・こんなつまらんものが神で申し訳ないね。」
「いえ・・・」
「ところで、例の彼の病状は?」
彼女は首を振った・・・
「あのね、希望を持つようにいってください」
「自分が求めてそうしてるんじゃなかったんですか?」
私は笑った
「表ではそう言ってないでしょ? そこを利用して、自分を説得させるんですよ。ずっと暗示領域でそう言われてたら結構、こたえる筈だからね・・・」
「まア、普通に医療の方でもやってみてますから・・・」
「ああ、それなんだけどね。ちゃんとなってりゃ悪くないんだが・・・
そういう治療法を作るなり、発見させりゃいいわけでしょ?
でもね、そこで利権にこだわって邪魔する輩がいるんだよ・・・それさえなけりゃ・・・」
「そういうのがあるんですか・・・」
「うん・・・でもまあともかく、心の奥底に自分が病気であろうとする魂を抱えた人を治すのは難しい。しかし、そもそも病気という仕掛けそのものが前はどうしても魂たちに必要のように言われてやったのだが、どうも間違いだと思うのでもうやめにしたいと思ってるんだ。
つまり、ともかく苦しんだんだから成長してレベルアップできるようにしてくれと・・・それで現世がレベルアップに利用できればいいみたいな・・・しかし、わたしはね、肉体を持った人間の状況は別の存在状態なのであって、魂が奥深くどう思おうが、これは大事にせんといかんと思う。
表の心が素直に望めば、それを聞くしかないように・・・
多くの破滅論を唱える連中もそうだし、苦難があっていいみたいな話なんだが、それが言えるのは個人的なレベルで、しかも、きちんと達成可能な範囲に限られるべきだ。どうも、魂たちのわがままも聞きすぎた・・・死後生さえよければいいというのもエゴだろ。
病苦も災害もいらんでしょう・・・そういう事で魂のレベルはあがらない形に変えます・・・全部、なくします。まだ、すぐではない。時間はかかる。でも必ずみんなが幸福になるようにしてあげるから。そう・・・誰も彼もだ。
僕はすべての人を幸せにするためにこの世にやってきたんです。それが神の仕事なんですから。それ以外に目的はありません。人は苦しませるために作ったのではありません。初めは自分の存在理由をさがすという目的がありましたが幸せを犠牲にしてまで得るものでは無いと分かりました。大体、実際問題、そんな目的を果たす人などほとんどいない。そんなことよりみんながお互いに無理なく今の自分で充分素晴らしいんだと思えるような幸せを感じる方がいいです。あなたも、そしてここにいるすべての人も・・・なかなか、実力不足で今はまだ、うまくいってませんが最後には必ずやりとげます。」
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