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愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

最後のビデオと最後の言葉

2014年01月14日 | 思い出

 また、色々、小さなことから大レベルにいたるまでできるかぎりの調整をしてますが、ちょっとややこしい状態となってます。

 まあ、でも、すべての解決の鍵は彼女が握るようなところがあるので個々の話は、また今度にして、この前からの続きで、なんかとても大事なことにも思えるというのもあり、今日は亀さんへのメッセージもかねてまた、思い出の話を申しておきましょう・・・

 亀さんには写真集と連動する形で作られた一人だけで撮ってるビデオが一本ありまして、それが私の買った彼女に関する最後のビデオでもありました。

 で、これがとてもひっかかるのが、そこに表現されてる彼女の言葉にならない言葉で語られてるメッセージなんです。

 実は、けん玉姉が同じように最後にまともに声にならない声で私に最後の言葉を与えてくれているのです。もう、大きな声が全く出せない状態だったのですが、それでもしっかりと口を開いて、精一杯の声だったのだろうそれをわたしに身を寄せてささやくように告げてくれたのです。「大好き・・・」と・・・そのときは、もう、早く横ににしてやらないと大変だと思ってそれ以上は聞かないで「分かってる、俺も誰よりも、世界全部よりも愛してるから」とか言いながら体を横に戻してやったのですがそのとき彼女はまだ、続く言葉を何か発していたのです。それが本当の最後の言葉だったのにわたしはそこまでそれはちゃんと聞いてやれてなかったわけです。彼女はそのすぐあとに行ってしまったのに・・・何か言いかけて聞いてもらえきれずにいる様な顔だったのを私は思い出しました。


 でも、そのビデオを見て思い出したのです。そのときと同じ顔と同じように身を起こした、あのときと同じ表情をして、そしてまたしっかりと口をあけてるのに、普通にはとても聞こえないような口の動きでしか分からないような声で問題の彼女もまたカメラに近寄って同じようにささやいているのです・・・・

 続く言葉だった、最後の「ありがとう」だけを・・・

 わたしはそれを見たときにそのときのことを思い出して絶句してしまいました。それまではなにがどうでも、こんな極端な話があってたまるかとか、なんかの勘違い、馬鹿げた妄想だとかも思ってたのが、それを見てしまった時、もう、どうしてもこれを疑うわけにはいかないと思ったのでした。きちんと聞いてやれてなかったのがこの言葉だった。これでその思いを彼女の奥底の心がちゃんと言い果たしたのだと私は気がつきました・・・


 もし、あの島がもたらしたつながりの力が本物なら、これで思い出せはしないだろうか・・・なんというか、そんな風に思って新月の願いが叶う最大の力が出る満月の前に最後の希望を持ってここに記す次第です・・・亀さんに関係する方は、できれば伝えてやってください。お願いします。

 

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けん玉姉が大好きだった、しずちゃんの羽衣話。

2013年10月11日 | 思い出

乙女の愛の串団子 : ドラえもん 第2巻 7話「しずちゃんのはごろも」
 
 世界的変容を前に唐突に個人的なようで全体的な話なんだが・・・

 三保の松原あたりでアマテラスが絡んだ神社があるとかで、まあ思い出したことが彼女の好きだったドラのこの話で、まあ、笑える話なんだが、ただ、確かに羽衣の話が異星人に関係するようなところはある。

 要するにプレアデス系の存在がその地に降りて現地の人と交わって生きた時代は存在する。つけてた宇宙スーツのたぐいを羽衣と呼んだのだろう。

 ゆかりの場所だと言うのはあるわけだが、一方において、わが最愛の彼女が好きだったのはこっちの冗談話の方でこれはパロディの関係で山になってる。山陰の方がが絡むのかとも受け取れる。


 なんにしても、問題の敵がどこまで弱るかによって具現化のあり方はかなり変わります。

 もし、13日に何かしらコンタクトでもデモ飛行でもまともな登場を願うなら、ここでしっかりと、思念の戦いに臨み、大きなダメージを何らかの形でしんぞう政権に与える事を成し遂げる必要があるでしょう。オバマ金融ディスクロージャーか、放射能問題最大暴露か、なんであれ、それがどこまでできたかでアシュターの出方はかなり変わります。なんにもしなかったら三保の方にはいつものプラズマ以外、全く出ない事もありうるのです。

 

 

 

 

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けん玉姉の事を・・・

2012年08月11日 | 思い出

 しばらく、書いていなかったんですが、ここはあくまでも彼女のブログで、世界的なことやスピリチュアルな話もどこまでいっても、すべて彼女のためにやっています。

 それでも、直接、彼女と関係する事も書いておくべきでしょう。

 昔からの知り合いとかで彼女と直接関係する人のために少し書いておきます。

 

 前から言っていた問題の元アイドルの人なんですが、この頃になって写真集を姉との約束どおりやっと全部、買い切ったんですが・・・

 彼女に「絶対、買えよ」といわれてましたもので。 

 それで、最後に手に入れた写真集がほんとにラストの写真集で~亀井絵里写真集「THANKS」~ってのがあるんですが、かなり、驚かされました。昔、京都に子供が生まれる前に二人で遊びに行った頃の姉に、その人が成長してホントにそっくりになってるんですよ。

 違うのは背丈だけです。

 もう、ちょっと似た人って言うレベルじゃないです。中に入ってるDVDを息子が見た瞬間にのっけから「ママっ!」て叫んでました。

 その上、それが問題の同じ京都での写真集なもんで、そのときこっちが行ったところに一々、行ってるわけで、なんとも不可思議な雰囲気です。

 そこでやったことを、あるいはやりきれてなかったことを全部、やりなおしてるんですよ。

 線香臭いのがきらいだと言って運が良くなるといわれてるのにかけなかったりしてたのをかけなおしていたり、見損なってた河の亀型の石を見てたり・・・

 まあ、彼女の事をまだ、気にかけて下さるお人がいるようでしたら、一度ご覧になってみてください。わたしが単に妄想してるだけのことじゃないことが少しは伝わるかと思います。

 

 

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人類への最終テスト

2011年03月27日 | 思い出

「なにがあっても最後はNパパが何とかしてくれる・・・」

 必ず、助けてくれると彼女はそう、最後まで信じて言っておりました。

 私も、実はきっと何とかできるような気がしていました・・・しかし、彼女は逝ってしまいました・・・

 私の胸の中に『それでも彼女は大丈夫なんだ・・・』とおかしな囁きをしてくる者を感じています・・・
 
  しかし、何がどう大丈夫なんでしょうか?
 
  もう、サッパリ分かりません・・・なにか途方も無い奇跡でも起きなければありえないことです・・・
 
  ただ、これまでの経過をずっと辿ってみると、馬鹿げた話だとは思いますが、いくつか世界とこのおかしな神のことでは分かってきたことがあります。
 
  昔、社長たちに行ったのと同じことをこの神かなんか知らんがおかしなやつは人類に対してもやったつもりなのではないかということです。
 
  社長には、幸運の女神を与え、ちゃんと大事に扱うかどうか、きちんと振舞うかどうかを見ていた。わがままでも、彼は何とか彼女を受け入れ、一度は破滅しかけたものの言うように従って動き、結果、最後には幸せを得た・・・
 
  この社会全体に対しても同じようにより大きな母なる女神とも言うべき存在を与え、彼女にあらゆる、マスコミや政治家、行政へ言葉を届けさせた・・・悪法や、戦いを使って、人を守ると称して実は苦痛や問題を作り、どこまでも一部のものだけが利得を得ようとするのをやめるようにと・・・
 
  私のことは、ホントは力を持つものは知っているはずなのです・・・常に見張っているものがいて、写真などを時々、撮ってる様子なのも私は知っています。私が務めた会社の社長がそうだったようにアメリカの研究所の情報は伝わるべきところには伝わっていたでしょう・・・
 
  神的なものが出したメッセージだということは分かっていた筈です・・・このブログも見ている事でしょう・・・
 
  にもかかわらず、彼らのしたことは・・・・
 
  受け入れるどころか、無視して病気を使って排除するような動きにさえもっていきました・・・この神は余程、どうしようもなく極端に悪いことをされなければ彼女だけは大丈夫なように世界全体を調整したはずなのにそれでも駄目だったのです・・・
 
  この社会が彼女の言葉をうけいれるかどうかだけを神的なものは見ていた・・・それは何かを決めるテストだったのでしょう・・・純然たる人へのほぼ善意だけで動いていた存在を人類がどうするのかを見て、最後の審判を下すという・・・
 
  私が手術の時に最初に見た夢で見せられたスクリーンに映し出されたビジョンについてもう一度、説明する時がきたようです・・・
 
  そこには二つのイメージがありました。一つは水によって巨大な都市が壊滅していく物・・・
 
  もうひとつは、人の心が全て筒抜けのまるわかり状態となり、誰にも何も隠せなくなることで、社会が大混乱になるというものでした。
 
  これが両方共引き起こされるという意味か、どちらか一方ということなのかよく分かりません。只、自分としては、どうしても起きる必要のある物だというのなら、せめて、人の心の改革だけで終わって欲しいと願っています。現在、すでに、巨大な水害は引き起こされており、・・・やはりともかく何も犠牲はあってほしくないと思うからです・・・
 
 ホントは初めは私は、ただ、恨みにだけ燃え、もう、人が滅ぶにまかせればいいとしか思わず、無意味に死ぬことを選び、このブログも書くことはなかった筈です・・・それなら誰も何もこんな話を知ることもなく、そのまま世界は終わっていたことでしょう・・・しかし、けん玉がわたしにある希望を教えてくれ、 私はもう一度試してみることにしました・・・

 

 

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彗星と魂、そして・・・

2011年03月26日 | 思い出

  『始めからやっておけば良かった・・・』一晩中やってもほんの少ししか、彗星は向きを変えてはくれませんでした・・・『間に合わないんじゃないのか・・・』私は疲れきり、一旦戻り、翌日の夜にまた向かうことにしました・・・
 
 
  その夜、私のうなり声で彼女が目を覚まして言いました。
 
  「どうしたの、このところ、ずっと唸ってるわよ・・・」
 
  自分の調子がわるいのに私の心配をしてくれているのでした。
 
  「いや・・・それが、このところずっと妙な夢を見てて・・・
 
  人類文明を守るために何か、大きな星と格闘してるんだ・・・」
 
  「は?」
 
  「このままにしとくと、地球に落ちてくる。それで避けさせようとしてるんだが手ごわいやつで全力で押してもなかなか、軌道が変わらないんだ・・・」
 
  「ふうん・・・それじゃ、まあ頑張って・・・」
 
  「・・・」
  軽く言われてわたしは苦笑いしてました。
  「あのなあ・・・・・んなのがあるわけないだろ!」
 そしてトイレにたってさらに大文句を言い続けてました。
 
  「たくもう・・・それでなくとも疲れてんのに、何で、こんな余計な夢で更に疲れなきゃならないんだ!」
  私はへとへとになってました。
  「ああ!何か、すごい損してるような気がする・・・」
 
  結局、ぎりぎりのところまで、それは私を悩ませ続け、クタクタにさせてくれてました・・・
  ・・・少しずつ、すこしずつ、やっとこさ星は動いていってくれてました・・・
 
  そんな夢のなか、わたしは、多くの魂たちが彗星にやってきていることに気が付きました。初めは、私の手伝いに来てくれたのかと思いましたが、どんどん、彗星の中に引きこまれていく様子で、止めることも出来ず、そんな余裕もなく、私は訳のわからないまま、それを見ながら自分のやれることにだけ集中するしかありませんでした。
 
  今になって思い出すのは、前に、父が亡くなった時、あの時も丁度、彗星が通り過ぎていたことです。兄が言ってた言葉が記憶をよぎるのです・・・「彗星がオヤジの魂を連れていったのかな?」
 
  そう、まさにそんな感じの魂たちの動きでした。
 
  5日がかりでやっとのことで、地球に関係の無い外軌道にばかでかい怪物を放り出すことに成功した私は、地球の横合いを通り過ぎるそれから、離脱したところで、別の不思議な光景を見ることになりました。彗星の尾っぽから、大量の魂たちが吐き出されるように空間に撒き散らされていたのです・・・
 
  『助かったのか? こいつらは? 吸い寄せられかけて戻ったのか? 』しかし、それはなにか元気そうな感じで、吸い込まれたのとは別の連中のようでした・・・
 
  私が地表に戻る時、彼らも世界におりてきました。まるでわたしに付き従うかのように・・・『魂が差し替えられでもしているのか? それとも新しい赤ちゃんたちなのか?』わたしは当惑していました。

 彼らはどこまでもついてきました。なんか心配になってきました。『このまま、家に戻ったらこいつらは家になんかの霊魂として住み着くのか? こんな連中がいたら家はどうなるんだ? 』 振り返ってよくみると可愛い感じの子供達ばかりでとても嬉しそうに私の後をついてきてるようでしたが、これ以上、問題を増やされるのはいやでした。

 それで、『お前達、これ以上、わたしについてきてはいけない。もう、行くべきところに行きなさい』と念を送ってやったところ、ちょっと困った顔になっていましたが、それでも動きを変えてくれてどうやら、それぞれの入るべき肉体に向かってバラバラに散っていったようでした。私はほっとしました。

 この時、多くの魂が彗星に吸い寄せられて逝き、その代わりに新たな若い魂たちが何かの目的を持って地上に降りたようです。彗星には何か、そう言う役割があるのでしょう・・・ 何のためだったのか気になりましたが、 しかし、わたしはもう、精根尽き果てていて、そんなことを調べるような気力も残っておらず、『まあいい、もう・・』と思いながらただ、戻るのが精一杯でした・・・
 
  状況はそれどころではなく結局、このあと、疲れきった私が十分に見てやれることができないうちに彼女の容態が急変し、最後の入院となったのでした・・・

 

 

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螺旋回転の女神

2011年03月22日 | 思い出

 天女か女神かよく分からないものが舞い降りてしばらくたったころ、こっちは、もう、抗癌剤で行き詰まり出していました。私は痛みをおさえるのや気分の悪くなる副作用を抑えるために、毎日必死でマッサージしてました。たいがい、その場は収まるのですが、あとでまたひどくなるの繰り返しでした。その時にはもうもちろん、妙な天女の夢など気にもしていませんでした。
 
  寝てる時間が長くなってたせいか、もう、布団が痛いというので、低反発マットなどを買っていましたが、そこで、腰の骨がおかしくなり、彼女はさらに動きがつかなくなっていました。わたしはともかく、医者からもらった薬をのませたり、塗り薬を使ったり、なでてやることぐらいしかできず、ただ、あたふたしておりました。
 
  しかし、その時、一時の午睡から目覚めた彼女は突然、おかしなものが見えたと言い出しました。
  女性の顔のイメージがグルグルと螺旋状に回って腰から頭に上がってきたというのです。
 
  おかしな幻覚が、薬の副作用で見えたとしか考えることの出来なかった私たちは、すぐに、薬をより副作用の出にくいものに切り替えてもらうことにしました。
 
  ですが、ずいぶんたって、私は、ふと気が付きました。腰から、頭に向けてグルグル回転する、エネルギーが上がってきた経験が自分にあったことに・・・
 
  訳がわからないながら、何か、おかしいと思った私は初めて、それをネットで調べて、それがある神がかり的症状としてオカルト的世界ではよく知られているものであることを知りました・・・
 
  私と同様、彼女もそれが起きた時にとても大きな快感を味わっていたというのです・・・
 
 
 クンダリーニ覚醒・・・ごく、限られた、人々にだけ起こるとされるそれは、それが起きている間はとても強力な霊力の持ち主になるとされているのだそうです。たいがいの願いがかなうほどの・・・だが、それはその恍惚感に浸されてる内にやらねば、効果は殆ど無いということだとも・・・
 
  私は、前に自分の願いが叶ったのは、これが感じとして強い間に願った時だったことが、この頃になって分かりました。しかし、そこで気がついたときにはもう時間が過ぎ去ったあとでした。それでもわたしはもしかしてと思って彼女に健康を願わせたのですが・・・やはりもう時間的に手遅れだったようです。
 
  その後、知り合いの気功師の先生などにも言われましたが、どうしても、信じきれないので、いつも不可思議なことが起こるとなんかあるんならと中途半端にちょっとだけ試してみてはやっぱりダメだとすぐにあきらめてしまうを繰り返し、折角のチャンスを棒に振ってしまってるのですね・・・

  気功等で、使われる周天とか呼ばれる気の回転術は、これを人工的にやらそうとしているのだそうです。それで、病魔をなんとかしようとしているのですね。
 
  ちなみに女性のイメージで出てくるのはこの気とか呼ばれるエネルギー全体を司ってる存在が女性の神だからとも言われていて彼女は摩利支天と呼ばれ、太陽の影にある存在、月の女神、日本ではお陰様とも考えられてるそうです・・・まあ、こう言うのはどうしても宗教の範囲に思われるわけで、現代に育った者がまともに信じて応じて動く気にはなりません。
 
  ですからその後、結局、私たちは、まだ、現代医学に頼り幻覚の出にくい薬をもらって、また、逆効果の抗癌剤を使うだけとなったのでした・・・まだ、そういう部分は既存の科学を信じていたのでそっちの意見に従ったのでした・・・それが最悪の結果を招くのは分かりきっていたのに・・・どうしてもそう思わされる世界があり、その時にはそれこそが洗脳そのものなのだとわかることはできなかったのでした・・・

 

 

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天女と病魔

2011年03月21日 | 思い出

 何一つ、自分がまともな成功のないままだったので、ぎりぎり、自分たちが生きていけるだけ程度の状況であったにもかかわらず、けん玉姉は人のために飛び回っていました。それでわたしとそのことで言い合いになることはしょっちゅうでした。
 
  ですが、それでも、彼女が元気でいて結局、ほぼ全部、やりたいようにさせることにしていました。彼女はそれが幸せだと言っていたからです。
 
  わたしは、もうほとんど、不思議なことは覚えていませんでした。彼女と思ったように過ごせないのは残念でしたが、まア、彼女を縛る資格は成功できない自分にはないだろうと考えて諦めていました。

ですが、不思議な事というか、よく分かりませんが二人が交わしたおかしな会話を一つ思い出しました。

 ある日、彼女の好きな藤子先生のチンプィのアニメを一緒に見た後で、「この主人公の子は可愛いよね?」 とか話してると、「でもこの名前は嫌い」とはっきり言われて衝撃をうけたのでした。

 『しまった! この名前で生まれ変わる予定にしちまってるのにどうしよう!』  わたしはあせってしまい「あの・・・自分がこの名前だったら?」 と恐る恐る聞きました。

 「いや!」

 『困ったなあ・・・今更、変えられないよ・・・てっきり気に入ってると思ってたんだ。』はっきりいやがられて悩んでしまっていました。そんな夢話でも万が一、ひょっとしたら本当の事になるのかもと言う思いはこの時にもあったのです。ですがその時・・・

 「まあ、漢字かどうかにもよるけど・・・」と彼女は付け加えてました。

 「漢字ならいいの? 絵画の絵と里の“リ”とか・・・」私は彼女の希望を聞いておかなきゃとの思いで言っていました。

 「ちっとはマシかな・・・」それで何か、考えた様子で「・・・まあ、それでいいよ」 さらに、「漢字の絵里ならいい。それにして」となんか、本気で生まれ変わりで使う名前だと思ったように言い出しました。

 『調整できたら、これだけでもしとこう・・』私は彼女の答えを聞いてそう考えてました。

忘れてる筈なのに、時々、こんな風に思うことはあったんですね。『でも、まあ、関係ないか。あれは最悪の場合で、だいたい夢で見た話でしかないし、たいがい大丈夫だろう。』私はそう考え直してまた、わすれることにしました。

 

   そして、やはりいつも私は失敗でじたばたしながら十数年が過ぎ、問題の違和感が発生するまでは、ともかくもうそれぐらいの事しか、おかしな現象は起きなかったたのです・・・
 
  想像するに、多分、私の無意識はあれだけやったんだから絶対、大丈夫のはずと思っていたのでしょう。また、親の問題や、自分の仕事の失敗等、不運を受ける代わりに彼女だけは守る設定にしてたという記憶もあり、最悪でも彼女だけは守られる筈だとその点でも安心していたのでしょう。実際、自分が仕事に失敗し、父が逝き、母がおかしくなって、彼女が色々心配しても当初は、『大丈夫だ。お前だけは絶対、大丈夫なようにしてあるんだ』といつも心の奥底でつぶやくように思ってた記憶があります。
 
  それなのに、やっぱり病魔が襲ってきた。それが分かったためなのか、ついに、その時点で何か不可思議な現象が、起き出していました・・・
 
  それはある朝、明け方近くに起きました。私の右肩の上に何かが舞い降りてきました。とても暖かく、恐ろしく気持ちの良いものでした。今、彼女の魂のように感じている温かいものを何十倍にも高めたようなもので、その上、それは映像的イメージを私に送り込んできました。何かすごく気持ちがいいなと目が覚めてからそれに気がついたのです。気持ちがいいのがもったいないと思ったのであえて、目を開けないようにして、顔だけ上に向けるとその存在の姿が瞼の裏に見えました。
 
  輝きすぎてて顔がわからないのですが、雰囲気としては天女という感じでした。その時の自分はそう言うのは全く信じてないのでいい夢だなと思ってただただ、相手が送り込んでくれてる安心感を受け取ってました。彼女はなにか、回るエネルギーのようなものを使ってやってくる感じでした
 
  やがて、それは去っていきましたが、最後に少女のようなイメージを送り込んでいました。その時にはサッパリ、分かりませんでしたが、今、手に入れたビデオでやっと分かりました。そのイメージが、昔の少女時代のけん玉姉そっくりのアイドル少女のイメージだったことに気がついたのです・・・前に夢で作り上げた覚えのあるあのアイドルの子がデビューした頃のイメージがそれだったのでした。


 私は今、思い出してきました。、(このことに何の証明もしようがありませんし、まあ、単なる妄想としか思えないでしょうがただ、多くのことに辻褄が合ってきます。その存在ははるか昔に神と しての意識をもっていたときにずっと見ていた、一緒にいた私の片割れでした。私が最初に自分を二つに分けて作り出した存在・・・それゆえ、 私と同じ大きさであり、それで昔からずっと一緒にいた私の最愛の永遠の存在となった・・・彼女と私が最初に作った子が幸運の女神と呼んだあの娘であり、二人目が男の子であの仮面の男になっていったのです。)時間の流れを自由に移動できる魂である女神としての彼女は、自分が大丈夫で、また、もう一人の人間として生まれ変わるんだという事をこの時、人間意識に凝り固まっていた私にイメージで教えようとしてくれていたようなのです・・・私が彼女の事を葬儀の時に「女神だったぞ」と言いつづけていたのは、どうもこれが理由だったみたいです。
 

 

 

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あるアイドルグループの不思議

2011年03月20日 | 思い出

 私は彼女との生活の中で仕事もダメなら、親の病気問題も解決できず、何とかしようとあがいてやった他の取り組みもすべて失敗に終わりましたが、それでも彼女さえいればいい、というような気持ちでおりました。彼女は皮膚炎に悩まされてはいましたが、それ以外に特に病気はなくいつも元気で私は安心していました。
  何となく、他のすべてと引換にして彼女だけは守ったというつもりでいたようです。あの夢の世界でそうしたことを無意識とは言え、覚えていたのでしょう。
 
  しかし、私は勘違いをしていたようです。あの時、消し去ったはずの悪運の人生は自分が世界を握っていた場合の事でしかなかった・・・人類にまかせて外したことで全てはもとへ戻り、それどころか、さらにまずい事態にまで・・・しかし、このことはまたあと書きましょう。
 
  けん玉姉との生活に特に不思議はなかったと前に書きましたが、生活してるその時には気がつかなかった事で今思うと、妙なことがあります。

 息子があるアイドルグループが気に入って、そのビデオやらグッズやらを買わされていたのですがこの前、そのグループが他のアイドルグループと一緒に入ってるのビデオがずっとどこかにいってたのが、突然、出てきて、久しぶりに眺めてるうちに、他のアイドルグループに昔のけん玉姉そっくりの人がいることに気がついたのです。
 
  私は昔、その人の写真集をネットで見かけて、驚いてけん玉姉に見せて言っていたことも思い出しました。
 
  「おい、この人、おまえにそっくりだぞ・・・」

  「ふうん?」私にいわれて彼女は見にきました。

 「顔だけ似てる人はいるけど、体形までここまでそっくりってのはちょっと珍しい・・・」私は説明を加えていました。
 
  「・・・そうだね!」
  彼女も認めていました。
  「その人、アイドルなの?」
 
  「そうみたいだな・・・」
 
  「へえ、で、買うの?」
 
  「なんで?」
  私は笑いました。
  「お前と同じなんだから、お前見てりゃいいじゃないか。」
 
  「なんだ、買わないのか・・・」
 
  彼女はまるで自分の写真集を買ってもらえなかったとでも言いたそうながっかりした声を出していました。


  私は今になって彼女の言葉が気になり、それを手に入れていろいろしらべて確認しました。
  そのアイドルは、顔つきも体型ももちろん、声の質も姉とほぼ同じで、サイン等で見る限り、筆跡まで似た感じがあります。そして、聞いた限りでは、彼女と同じくとても人に気を使った物言いをする性格で、そのために控えめで、彼女と同じ皮膚炎に悩まされ、そして、何よりけん玉をやってもいたりします・・・
 
  また、古いビデオを見なおしていて気がついたのですが・・・息子の好きなアイドルの子の方も不思議な事にあの取次証券からお嫁に行った彼女と同じ顔なのです。さらに、このグループのメンバーの中に取次店の手伝いをしてくれた彼女とそっくりな人もいることが最近わかりました・・・
 
  おかしな話です・・・前は、単なる偶然で済ませていました。しかし、今は夢のなかの記憶が妙なことを言い始めているのです・・・

 

 

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最後の祈り

2011年03月19日 | 思い出

 私は、取引所の人たちにももう、別れを告げ、テープおじさんが来たときには、騒ぎが嫌で外で話すために連れだしていたのですが、結果、路上でキリストとその使徒みたいなパフォーマンスを演じるハメとなり、逆に目立ってしまっていました。
 
 
 でももう、自分の方に来られても困るというのもあって、もう、ここまできたら、少々、そこいらの人に見られてもこれっきりだからいいと思い、完全に彼と縁を切るためにこう、つけくわえました。

 「今後なにかあったら前にいたもとの団体を頼りなさい」と
 
  「戻るんだな? 分かった。」
 
  彼の返事にまた教条主義的なものを感じて気になりましたが、
 
  すでに、彼がその団体を前にやめていた様子から、彼がやめるにも関わらず、私が神ではないと言いなおさなかった時点でその団体は少なくとも悪意はないものらしいと判断できていたので、戻させても別に害はないだろうと思いました。ともかく自分にこれ以上頼らせる可能性を打ち消しておきたかったのです。
 
  「それできっとなにもかもうまくいきますよ・・・それじゃ」
 
  私はこの時、自分が取次店の彼女に言ったことなど、全て忘れていたのです・・・
 
  そして、彼に別れを告げて荷物の関係で迎えに来てもらってた、けん玉姉の車に乗り込みました。
 
  「なんなの? 」彼女は初めて見たテープおじさんと私の様子にとても奇妙なものを感じたらしくすぐに聞いてきました。
 
  私はこの時点まで、一切、自分の神がかりについて何も彼女には言っていませんでした。その時私の頭の中ではまたこれはただの冗談みたいな話ということに戻っていました。
 
 「何か、偶然、俺が祈ったら、玉の輿に乗った女の子がいたり、課長が部長になったりしたんで、おかしな信じ方をした人が神様みたいに思い込んじゃって、しつこく、ついてきてたんだよ。まあ、これで別れることができたけど・・・」
 
 「えー! そんなんだったら、先に、うちのほうを幸運にしてよ!」
 
 「あのなあ・・・」私は笑った。「できるわけないだろ?! 何か、偶然が続いただけなの! ありえない。」
 
  「なんだ、してくれないんだ・・・」
 
  「だから・・・あるわけないだろ? 本気にするなよ。こんなの、信じるやつがあるか!」
 
  「やっぱり、私にはしてくれないんだ・・・」
  彼女はがっかりして泣きそうになっていました。

  「おいおい・・・」
  あまりに嘆き続けるので、とうとう、わたしは祈ってやることにしました。
  「わかった、わかった、やってやるよ、幸せになりますように、はい」
 
  そう、ここで祈ってるんですね・・・。
 
  よく思い出してみるとこの時けん玉姉にも祈ってる。ホントにそんな力があるものならなんでこっちはだめだったんでしょうか? それとも・・・別なことで本当はダメではなかったとでも・・・?

 

 この頃、わたしはおもいだしてきました。この祈りをしたあとで何となく思っていたことを・・・。『何もしなくても大丈夫にしてある筈だけど・・・でも、ここまで言われたんじゃ、最悪の場合のあの計画も確実にやっとかなくちゃいけないな。念のためにそろそろ準備しとこう。彼女が生まれ変わったら入るのに適当なその受け皿になる予定のアイドルグループを』

 その年、私達が会社を後にした丁度そのあと頃に、一つの女性アイドルグループが立ち上がりました。その後、一時は日本で一番流行ることになるアイドルグループが・・・そして彼女が入る頃には彼女が騒がれすぎないですむ適当なレベルまで人気が落ちることにもなっているそれを・・・

 

 

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テープおじさんへの究極の祈り

2011年03月18日 | 思い出

「関係ないですよ。わたしがいのろうがいのるまいが。」私はまた、ほとんどのことを忘れて言っていました。「あの・・・今、あまり調子よくないでしょ?」
 
 「なんで分かる?」
 
 「そら、これだけ不景気なんですから。つまり、それは私が祈ってもなにも効果がなかったということですよ。
  つまり、私は関係ないんです。
 
  だいたい、会社は潰れる、おやじは死ぬで、もう最低ですよ。私の人生なんて、どうにもなっちゃいません。神なんかじゃない証拠です。」
  父はせっかく、癌を直せていたのに、その年、風邪か何かのせいで起きた熱病をこじらせ、死去していました。
 
  彼は言いました・・・
 「お、おまえはわざとやってるんだ・・・そういう人生を!」
 
 『そんなバカな・・・』私はもう、何を言っても無駄なことだなと思って笑いました。ついに彼を変えることは出来なかった・・・と
 
 「住所を教えてくれ!」
 
 「駄目ですよ。」これ以上、つきまとわれたらたまらないと思った私はかぶりをふった。
 
 「また、前に付き合っていたあの団体のとこで例のテープとかでやられたらいいじゃないですか」
 
 「あんなもの、効かん! お前が全てだ! だから俺はお前のためにこの近くにまで引っ越したんだ!それなのに!」
 
 「知りませんよ、あなたが勝手にやられたことでしょうが・・・」
 
 結局、最初から最後まで全然、変わらなかったなと思いつつ、これ以上付きまとわれたら、自分のほうが大変なのにやってられんと思って、
 
 「ともかくもう、わたしはなにもできませんから。これでお別れということでお願いします。」
 
  と宣告しましたが、彼はどうでも納得しません。とうとう私は疲れて、ある提案をしました。
 
 「それじゃあ、こう祈りましょう。」
 
 「あなたはこれからずっと死ぬまで幸運に恵まれ続けるでしょう。」
  私は手を振った。
 「ああ、死んじゃいけないか・・」
 
 「ずっとずっと大丈夫だということにしてくれ!」
 
 「そうですね。じゃあ、こう言いましょう。」
  私はまた、あの優しい声になっていました。
 「あなたはいつまでもながく幸せに生き続けるでしょう。とても元気で若く・・・はい!」
  私はさらに手を振りました。
 「さあ、いのりましたよ。これでもう大丈夫です。」
 
 「おお・・・」彼はやっと落ち着いてくれました・・・

向うで、取引所の人たちが数珠なりになって見てるのが分かりました。

 

 

 

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会社破綻とバブル崩壊

2011年03月17日 | 思い出

 みんなを幸せにするという話を聞いて彼女が言いました。「でもあのいつもきてた人は、ずっとひとりだけ先に幸運でいいんですか?」
 
  不公平さが気になる様子の彼女に私は笑って答えました。
 
「ああ、いや、実は彼は、そこまで、幸運にもさせてないんだ。微妙なとこでとめてある。山あり、谷ありでね・・・

  彼はね世界が破滅に向かう直前のところで私の役に立つことになってる。それまで、つかず、離れずの位置にいてもらうためにこういう状況にしてあるんだ。まア、いっぺんは別れるがね。」
 
  「全部、なにもかも計画されてるわけね・・・」
 
  私は笑った。『まあ、そんなに何でも計画通りにいってないこともあるけどね・・・』と思いつつ。



取次証券が撤退し、こっちの仕事もずっと暇になり、仕事は楽すぎるぐらい楽になりましたが他のことをやっても成功せず、どこまでも、株価が落ち続けていた時、東京にいる親族から、私の働く会社がもう危ないという連絡を受けました。何か、こっちの社長の息子と知り合いになったとかで聞いたのだとか・・・わたしは、早めに次の仕事の準備をしなくてはいけないかと思いましたが、何もいい話をみつけられなく、結局、それは何の役にもたちませんでした・・・

 ただ、今、思うとこれは助けを暗に求めていたんじゃないかと思います・・・結局、ファミコントレードの失敗が最後まで重く会社にのしかかってしまったのです。しかし、この時、私は、全く、あの夢の世界にかかわっていませんでした・・・
 
  その結果、とうとう我社がバブル崩壊で潰れる最初の会社となってしまったのでした。 
 
  もう、給与を払う当事者の存在しない状況で私は、ついに二十年以上、務めた、取引所を去ることにしました。それをまだ、社に残っていた人に伝えたところ、いきなり、テープおじさんの友達が出てきて、ちょっとだけ待っててくれ、すぐに彼が行くからとたのまれてしまいました。
 
  荷物を片付けて、仕方なく待っていると息せき切ってテープおじさんは飛んできました・・・
 
   「おまえがいなくなったら俺はどうしたらいいのかわからん!」彼は泣きそうになっていました。

 

 

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わがままな魂たち

2011年03月16日 | 思い出

「ああ、それと神様をためしたりしたらだめだよ。僕はなにもしないけど時々、変なのがいるからね。」 私は注意した。

「そうなんだ・・・」

「だけどあなた、いい立場だね。僕に会おうとして、高い山の天辺に登ったり、みんなすごい修業したりしてんのに、それでも会えないんだよ。会ってやらない。せいぜい、私の体とも言うべき全体につながる自分の一番深い魂と会えるだけだ。こっちはさらにその上の次元にいるんだが。
 
 それがとこんななんでもないところで適当にあえてるんだから・・・確率、一千億分の一ぐらいじゃない? いや、宇宙全体だからもっと低いかな。
 
  まあ、・・・普通の人に会わないと意味が無いからなんだけどね。修業僧だとかそんな特別な人にあってもしかたないし
 
  まあ、でもこんなもんじゃ、あえてもうれしくないか・・・こんなつまらんものが神で申し訳ないね。」
 
 「いえ・・・」
 
 「ところで、例の彼の病状は?」
 
 彼女は首を振った・・・
 
 「あのね、希望を持つようにいってください」
 
 「自分が求めてそうしてるんじゃなかったんですか?」
  私は笑った
 
  「表ではそう言ってないでしょ? そこを利用して、自分を説得させるんですよ。ずっと暗示領域でそう言われてたら結構、こたえる筈だからね・・・」
 
  「まア、普通に医療の方でもやってみてますから・・・」
 
  「ああ、それなんだけどね。ちゃんとなってりゃ悪くないんだが・・・

  そういう治療法を作るなり、発見させりゃいいわけでしょ?
 
  でもね、そこで利権にこだわって邪魔する輩がいるんだよ・・・それさえなけりゃ・・・」
 
  「そういうのがあるんですか・・・」
 
 「うん・・・でもまあともかく、心の奥底に自分が病気であろうとする魂を抱えた人を治すのは難しい。しかし、そもそも病気という仕掛けそのものが前はどうしても魂たちに必要のように言われてやったのだが、どうも間違いだと思うのでもうやめにしたいと思ってるんだ。
 
  つまり、ともかく苦しんだんだから成長してレベルアップできるようにしてくれと・・・それで現世がレベルアップに利用できればいいみたいな・・・しかし、わたしはね、肉体を持った人間の状況は別の存在状態なのであって、魂が奥深くどう思おうが、これは大事にせんといかんと思う。
  表の心が素直に望めば、それを聞くしかないように・・・
  多くの破滅論を唱える連中もそうだし、苦難があっていいみたいな話なんだが、それが言えるのは個人的なレベルで、しかも、きちんと達成可能な範囲に限られるべきだ。どうも、魂たちのわがままも聞きすぎた・・・死後生さえよければいいというのもエゴだろ。
 
  病苦も災害もいらんでしょう・・・そういう事で魂のレベルはあがらない形に変えます・・・全部、なくします。まだ、すぐではない。時間はかかる。でも必ずみんなが幸福になるようにしてあげるから。そう・・・誰も彼もだ。
 
  僕はすべての人を幸せにするためにこの世にやってきたんです。それが神の仕事なんですから。それ以外に目的はありません。人は苦しませるために作ったのではありません。初めは自分の存在理由をさがすという目的がありましたが幸せを犠牲にしてまで得るものでは無いと分かりました。大体、実際問題、そんな目的を果たす人などほとんどいない。そんなことよりみんながお互いに無理なく今の自分で充分素晴らしいんだと思えるような幸せを感じる方がいいです。あなたも、そしてここにいるすべての人も・・・なかなか、実力不足で今はまだ、うまくいってませんが最後には必ずやりとげます。」

 

 

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終末予言を覆す神

2011年03月15日 | 思い出

翌日、私は、ふてくされた顔の取次店の彼女に微笑んで見せました。

 「みんな忘れてくれたみたいだね。」
 
  「私、忘れてないですよ!」
 
  「ああ、あなただけは必要なところだけ覚えさせておいたんだ。分かって欲しいからさ・・・でも、肝心のところは忘れてるんだ。自分じゃ気がつかないだけでね・・・何を言ったかは私も忘れてる。だから、勘弁して下さい。」
 
  「何がしたいんだか・・・」
 
  「いろいろ、都合があるんですよ。でもあなただけにはほとんどのことを教えてあげます。手伝ってくれたからね。
  でもその前に・・・神様、トイレいってくるわ・・・ちょっとすぐ外で待っててね。」
 
  「もう!」
 
 私はトイレの中で『何を言ってんだ? 自分は? おかしいな』と思いつつも、出たところで彼女に向かうとまた、とんでもない話を続けているのでした。今度はそばにだれもいないのを確認して言い出しました。
 
  「だいたい、向こうにいると一人で寂しいんでね。魂たちは全て私の一部なので、そこでは他と付き合う感じにならない。ここだと、同じ人間として会話できるのがいい。こうして人間と遊べるのは面白い。あんたみたいな人に会えるとね・・・
  そんな調子だから、人をひどい目にあわせる気なんかないよ。だいたい、みんなの自由を認めてるから、戦争なんかになるんだよ。誰もが人に支配されたくないと思ってやっちゃうんだ。」
 
  「じゃあ、人間が勝手に・・・?」
 
  「僕は止めようとやっきになるんだけど、無理に止めるともっとめちゃくちゃになるんだ。相手をやっつけないと幸せじゃないと言うんだ。だからどうにもならない。でもあそこまでひどいことするなんて信じられない。そんなふうに作った覚えはないのに・・・
 
  このままだと行き着く先でみんな死んじゃうとこまで行っちゃうかもしれない。大衆の絶望感が巨大な天災をひきよせたり、わざと、そういう状況を作るやつまでいるもんだから・・・」
 
  「え? じゃあ、ノストラダムスの?」
 
  「いや、あれは外れる。でもそのあとに二十一世紀になってから起こるんだ。何年もたってからだけど・・・
 
  でもそれは何とかして止める。いくら、人がそれを望むと言ってもそれはまずいだろ。止めるのは神様の仕事だと思うからね。」

 

 

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記憶喪失の神

2011年03月14日 | 思い出

「いやはは、神様の話さ・・・すっ飛んだ話だろ? まア、気にするな・・・」私は笑いながら言いました。
 
  「ただ、ゆらぎと不確定要素が増えすぎるのが問題で、予定と違う人生になることもあって、魂たちに文句を言われるんで、ホントは、こう言うことがあまり知られると調整がやっかいになって困る。」彼女に続けた文言でしたがかれもきいていました。
 
  「えーと。ここは霊界じゃないな・・・取引所だ、随分、喋っちまった・・・さて・・・」
  私は周りを見渡しました。
  「うん? 」 静まり返った所内に何も言う人はいませんでした。
 
  「お前たち、まさか今、聞いたこと全部、信じたのか?」
  私の声だけが響いていました。
 
  みんなの雰囲気でそういう事らしいとわかりました・・・
 
  「ふうん・・・おかしいな。こう言うのは簡単には信じない設定にしてあるのに・・・」
  私は頭をかきました。
  「それじゃあ、やりすぎたかな・・・」
 
  私の頭に先行きの予定が浮かんできました。『もう数年もすると、こっちで用意した仲間たちが霊界について本を出したり、けっこう、そういうことが知られる時代になる。今、自分がこれをあまりだしてしまうと、彼らの仕事を無にすることになりはしないか? 
  それをやらそうとした当の張本人のわたしが先にそれをやったんじゃ悪いか? まだ、少し早いかもしれん・・・
 
  ちょっと信じすぎのようだし、まア、試しは済んだということで・・・』
 
  「すまんな、お前たち、今の話はなかったことにしてくれ・・・記憶を消させてもらう・・・」
 
  「えー?! 」みんな悲鳴を上げて逃げ出しました。取次証券の彼女も頭を押さえて「いやー」とか叫んでいました。
 
  「無駄だよ・・・。」わたしは手を振った。瞬時にみんな、ぼやっとした顔に変わりました。『自分のも消しておこう。』私は自分の頭に手を振りました・・・

 

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転生と魂の神

2011年03月13日 | 思い出

わたしは彼女に細かく説明しだしました。
「あのね、別に何も強要したりしてないんだ。魂たちの希望に沿ってすべてやってる。
 大体、今は分業でやってて、ほとんどの人生の取捨選択はそれぞれの人の高次の魂にあたる守護霊が引き受けている。私自身は自分のグループの人生をあたえてやってるいるだけだ。そこまで全部一人でできないからね。
 
 それで、そのためにこれでいいかと見せて確認もしてるんだ。ほとんどのことは因果律に沿って決まってくるんで私は厳密に言うと作ったとも言えない。多くの人が感情をぶつけあって勝手に産み出したものだ。そこに強制はない。運命も宿命も選べばそうなるが、嫌なら、変えることもできる。
  あなたは自由なんだ・・・誰もそれをうばったりしないんだ・・・
 
  ずいぶん、女の子たちをいじめたようだけど・・・」
 
 「あれは・・・」彼女は苦笑いしていました。
 
 「私は何もしなかった。あなたはそれこそ、神のように、好きにふるまえただろ? 人をいじめたいようにいじめ、可愛がりたいように可愛がれた。そんな事を神はやらないけどね。・・・ともかく誰も邪魔などしなかった筈だ・・・そうだろ?
 
  でもね、人をいじめたり不幸にするとあなたが損をするんだよ・・・可愛がるのはいいけど・・・
 
  いいかい、あなたは人生を自分の好きなようにやってる。自分の選んだようにやってるだけだ。そしてもし、どうしても必要なら途中で変えることだってできる。こっちは大変なんだが、ともかくもっと楽に幸せになりたいならそういうことはできるんだ。だがその前に自分が選んだ人生を受け入れながら、その中で、どう、幸せを創り上げるかを考えた方がいい。それぞれがおかしな規制みたいなものを作って、そうでなきゃいけないとか決めてかかるから思うようにならないだけで、とらわれなきゃあ、本来は全くの自由なんだ。
 
  あるがままの自分や人生を受け入れたからと言って何かができなくなるんじゃない。エゴが問題なんだ。あきらめてどうせ駄目だとか思うんじゃなくて、自分の人生でOKだ、うまくいってるとエゴを捨て運命の中で明るく生きれたら、逆になんでもできるようになるようにしてある・・・そういう人なら、他の人を幸福にするからだ・・・しかし、今はそうできる筈の人までおかしな文明病を作り出してるやつにとりつかれてダメにされていく。
 
  本来、自分の奥深い魂である守護霊とうまく折り合っていけるかどうかがすべてなんだ。バランスを無視して、人をただただ、律する、修業とかきつい思いだけさせたがるような戒律ばかりのやつは神なんかじゃない・・・独りよがりな病的な指導症候群にとりつかれたアホ霊にすぎん。これもエゴイズムで自分のいる半端な死後世界に人を巻き込んでその世界だけを後生大事にして現世ばかり犠牲にしたがってるんだ。大体、今の世の中ぐらい、限界にこないと、本当の全体の神は現世に降りてきたりしない。
 
  まア、そもそも神という言い方がどうなのかなあとも思う。こっちはそういう人の自由が他の人の迷惑にならないように調整してるだけなんだ。何か、恐ろしい運命を押し付けてる神なんていないんだよ。  殆どの場合は人が勝手にやってる。確かに、元は私が作ったのですべてを私が作ったとも言えるがそれは元々の条件を作ったというに過ぎない。この世界は制約が増えすぎてもう、動きがつかなくなってる。前は、その制約を乗り越えるのが幸せだったが、今は邪魔にしかならない。それどころか、一番悪いことに、安全だ安心だとか言って動かなくなり、生きる意味自体をなくしてる。そんなのは、あっちの世界でいくらでも味わえるのに・・・
 
  無意味な苦難は要らない。それを恐れるあまり、逆に可能性も何の意味もない生を送る者ばかりとなるからだ。やたら、災害や戦争や悲劇を作りたがる一部の力を持ったろくでもない者達もいけない・・・もう、手直しが必要だ。ゲームのルールを変える時が迫ってる・・・」

 「何の話なんです?」 となりの証券会社の男が口を差し挟んできました。彼はこの頃来た新人でした。

 

 

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