「いやはは、神様の話さ・・・すっ飛んだ話だろ? まア、気にするな・・・」私は笑いながら言いました。
「ただ、ゆらぎと不確定要素が増えすぎるのが問題で、予定と違う人生になることもあって、魂たちに文句を言われるんで、ホントは、こう言うことがあまり知られると調整がやっかいになって困る。」彼女に続けた文言でしたがかれもきいていました。
「えーと。ここは霊界じゃないな・・・取引所だ、随分、喋っちまった・・・さて・・・」
私は周りを見渡しました。
「うん? 」 静まり返った所内に何も言う人はいませんでした。
「お前たち、まさか今、聞いたこと全部、信じたのか?」
私の声だけが響いていました。
みんなの雰囲気でそういう事らしいとわかりました・・・
「ふうん・・・おかしいな。こう言うのは簡単には信じない設定にしてあるのに・・・」
私は頭をかきました。
「それじゃあ、やりすぎたかな・・・」
私の頭に先行きの予定が浮かんできました。『もう数年もすると、こっちで用意した仲間たちが霊界について本を出したり、けっこう、そういうことが知られる時代になる。今、自分がこれをあまりだしてしまうと、彼らの仕事を無にすることになりはしないか?
それをやらそうとした当の張本人のわたしが先にそれをやったんじゃ悪いか? まだ、少し早いかもしれん・・・
ちょっと信じすぎのようだし、まア、試しは済んだということで・・・』
「すまんな、お前たち、今の話はなかったことにしてくれ・・・記憶を消させてもらう・・・」
「えー?! 」みんな悲鳴を上げて逃げ出しました。取次証券の彼女も頭を押さえて「いやー」とか叫んでいました。
「無駄だよ・・・。」わたしは手を振った。瞬時にみんな、ぼやっとした顔に変わりました。『自分のも消しておこう。』私は自分の頭に手を振りました・・・
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