愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

相場の神様⑥

2011年01月31日 | 思い出

  地場産業を代表する会社の社長たちの訝しげな視線を浴びながら、わたしは、問題の社長をいつもの見学席に座らせて説教しだしました。
  「言うんじゃない!」
 
  「止めたって、こんな事したら、却って目立つだけじゃないか・・・」彼は笑ってます・・・「みんな見てるよ」
  だいたい彼の考えは想像がつきました。一人では私に歯が立たないので、会社集団で組んでこっちに言うことを聞かせようと思ったようなのです。やってやったという顔をしています・・・
 
  しかし、どうでもこれでやらせるわけにはいかないと思っていました。
  「お前が言わなきゃ大丈夫だ! 何でもないと言え! いいか、これ以上、困らすともう、なんにもしてやらんぞ!
  それでいいか? 社長でもいられなくなるぞ!」
 
  「へん、悪いことは出来ないんじゃないのか?」彼はこっちが人を害せないのを利用するつもりです。
 
  わたしは首を振りました。そして静かにゆっくりと告げました・・・
 
  「悪いことはしない。ただ、守るのをやめるだけだ・・・だがそれで充分なんだよ・・・」

  彼は真っ青になりました・・・
 
  私は続けました。「わかったな?」
 
  ・・・彼はすっかり、毒気が抜けて、すごすごともどっていきました。
 
  「どういうことなんだ?」 社長たちはすぐに彼に聞いていました。
 
  「なんでもないんだ・・・」彼は頭を抱えて座り込みました。
 
  「なんで、あんな、ただの派遣社員に頭があがらないんだ? 」
 
  私はにらんでいました。彼は黙ったままです。
 
  しかし、社長のひとりが不審そうにわたしの方にきて聞きました。
 
  「あんたは・・・なんなんだ?」
 
  「ただの場立ちです・・・」
 
  「しかし・・・変だろうが?」
 
  「ほんとになんでもないですから・・・」わたしはまだ、納得のいかない顔の社長たちを見ながら、このままでは収まらないと見て、つけくわえました。
「全くの個人的事情なんです。彼と私の・・・皆様とはホントに無関係のことなんでどうか、お気になさらず・・・」彼は黙りこくったままでした・・・
不審そうな顔の社長さんはまだいましたが、まあ、これで、なんとかその場は抑えることは出来ました。
 
  しかし、ショックを受けた社長の様子を見て、部長が、あとで文句を言ってきました・・・
 
  「神様なのに、ひどいじゃないか! あんなに気落ちさせて・・・」

  「彼はあれでいいんだ! しかたない・・・彼は、みんなに言おうとした。それは許されない・・・」

私は仕事に戻りました。


 
  しかし、今、みると、此処で言ったりやったりしたことは、もう、どう考えても神がかりです。もはや、適当文言などという状況ではありません・・・なりきってるというか、なんで、ここまで自信たっぷりなんでしょう・・・?
  神様モードにもはや、ためらいがありません。ここまでやっておいて、それでも、この時、他の状況では私は何もなかったように生活してるのです・・・

 

 

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相場の神様⑤

2011年01月30日 | 思い出

株の世界は大変な忙しさがやってきていました。
 
  次から次へと新規上場銘柄が出てきて、誰もが株で大騒ぎしてました・・・
  空前の株ブームでした。私は、とび回ってました。
  それでも、社長や、テープおじさんは定期的にやってくるので相手にしないわけにもいきません。
 
  ある時、前に言った通りに例の衣料の会社の社長交代が起こり、これで少しは考えるかと思ってそれを言うと、
 
  「別に・・・失脚したわけじゃなし・・・勇退じゃないか・・・」 と何か、悪くないような事を言います。
 
  「それは、一応、やったことから見てあんなものだろう・・・だいたい、祈ってやった者を不幸に落とすわけにはいかんし・・・ 」私は答えながらふと思いました。「しかし、あれでいいというんなら・・・じゃ、お前も勇退ならいいんだな?」
 
  「いやだ・・・ 」彼はベロを出してました・・・
 
  「おまえなあ・・・」彼は、やっぱり、成長していませんでした・・・私は呆れながら、仕事に戻りました。
 
 
  ある年の事、もはや、年頭の集まりから、活発に商いがあり、多くの、社長やら、銀行の頭取やらがきている前でこっちはバタバタやってました。すると、私の問題の社長も当然ながら、そこにいて、新年の祝い酒をのみながら、私を見ていたのですが突然、何を思ったか、叫びだしました。
 
  「あー、神様があんな下らない仕事してるー!」
 
  私はうるさそうに答えました。
 
  「いいんだ! これで俺は、これが仕事なんだから・・・」
 
  しかし、しつこく彼は言い立ててきます。
 
  「神様がまた、つまらない雑用してるよ。おかしいー!」
 
  私はもう、無視してました・・しかし、
 
  「なにそれ? 」とか、まわりの社長連がかれにきいていました・・・
 
  「ああ、あれはだな・・」彼は、ほろ酔い加減でべらべら、得意げに喋り出してました・・・
 
私は、まさかと思いながら、みてましたが、驚いたことに、みんな、まともに彼の話を聞く気のようです。
   
  『まずい・・・! これで信じたりしたら・・・』私はこれ以上、騒ぎが広がることに恐怖を感じていました。
   
  もう、ほってはおけませんでした。仕事を一時、待たせて、あわてて社長たちの中に「すみません、ちょっと・・・」とかいいながらとびこんで彼の手をつかんで、「こっちへこい! 」と部屋の隅に連れていきました。

でも社長たちはみんなこっちを見ていました・・・

 

 

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体脱メモリー⑭

2011年01月29日 | 

その妙な空間で私は作業に入るたびに感じてました・・・
 
持ち場に付くたびに感じるのは、テープおじさんや、丁度、例の社長に感じるのと同じ、依存症のような甘えきった感覚でした。初めは、幸せにしようと思って、できるだけのことをやっていたのですが、いつの間にか、助けられて当然という態度の人が増えてました・・・
 
  特にひっかかるのが、何かの宗教を信じている人達の事でした。

ともかく、来てほしがってる人をたくさん感じるんですが、矛盾するのが、なんか、ともかく、誰か知らんが、他のもののことを考えてるわけです。それぞれの信じてる神様なんでしょうが、ともかく、それが私じゃないのは確かなんで、自分は違うからと思ってそういう人からは手を退こうとします。するとすごくいやがるんですね・・・

あまりにしがみついてきて騒ぐのでもうどうしようもなくてまた手を差し伸べるとそれで安心するみたいなんですが、でもやっぱり、別の人っていうか、なんかの神様だと思ってる。そいつにきてもらえとか言うんですが、どうしてもこっちだと思ってて必死で頼んでくるので無視もできず因果律に矛盾しない範囲でできることをしてやる。するとそうなったあとで結局、別の誰かに感謝されて終わられてしまうだけとなる・・・思い込みを変えることも出来ない・・・

挙句に、勝手な宗教解釈で人の幸せを奪うような行為に出る・・・『何が、性の退廃だ? どこに性を禁じる神なんてものがいる? 自然の因果律の基本だ! これを無視して抑え込めば、不幸がどうしようもなく増えるのが分かりきってる・・・
  いったい宗教ってなんなんだ?』 と思っていました。少なくとも、見える限り、そこには、彼らの存在を喜ぶ神の姿は見受けられませんでした・・・
  もし、神なんてものがいたら、一番怒るのは、人がその現世で他の人を支配して操ろうとするそのような抑えこみ行為でしょう。 それこそが人の幸せを奪う最も悪辣な行為そのものだからです・・・いつもそんな事を思ってました。
  『でも、そんなやつらでも幸せにすると約束した・・・』現実界で出逢えば、私のことなど馬鹿にするに決まってる教祖やら、自分は依存症もいいとこのくせに・・・人の幸せを奪うだけの規制行為で力を得て、それが世の役に立つとまで思ってる・・・はた迷惑な神がかりのおかしなこんな連中までも・・・
 
基本的に、人がやりたがることに反することはできないわけで、せいぜい、欲求を少し、抑えたり、もっとやらせてあげたりの範囲で調整して、全ての問題をとかねばならないのでした・・・

それでいて、多くの場合、大きな事故や大病や死の問題には全体の流れに逆らえないために、ほとんど、手が出せない・・・『ホントにひどい目に合ってる人を充分に救えないのにさほど困ってないようなやつになんで幸運を与えてやらんといかんのか?・・・ひどい仕掛けだ・・・誰がこんな出来の悪い世界を作ったんだ? 』

  『そしてなんで宗教嫌いの自分がこんなやつらまで幸せにしてやらなきゃならないんだ?』
 

  こう書くと、いかにも自分のことを神のように思ってる感じがして、いやなんですが、その矛盾のために自分の運命が救われないので悩むしかなくなってるのです。

  昔から聞いた、宗教上の奇跡やら、なんかが本当にあったんなら、ここが、人に直接関わる部分なわけだから、絶対、それをするものは、ここにいなきゃいけないはずなのに、それらしい大きな存在がなんで何もいないのか・・・
 
  ともかく、目の前であっさりと蒸気のように消えていく数々の命をみていると、いずれ自分もかと考えるしかなく単なる夢なんだと思い込んでもいられなくなり、どこかに誰かがいるのなら、自分の方が助けて欲しいのでいろいろ思ってしまうのでした。

「ともかくひどい仕掛けでも彼らには私がいる・・・私にも誰か出てきてくれよ・・・」私は周りの空間に言いました。また未来の自分でもいいからと思ってました。


  しかし、いくら待っててもやはり誰も出てこず、私は疲れながらも『分かった範囲でやるしかない』と思いました。
 
  『ともかく、幸福の総量は前より増えてる。株でいくしかない・・・』
 
  ゲームや、アニメでにぎわった時に、自分も少し、運命を引き伸ばせ、おこぼれに預かる程度のことは許された・・・
その時をはるかに上回る巨大な利益を皆が手に入れるようにさせれば・・・即物的すぎるが、今まで、それで引き伸ばしはできたわけでうまくいけば何より気になる妻となる人の運命をそれで寿命一杯、普通以上にまでひきのばせる筈・・・
 
  『それしか思いつけない・・・』わたしは可能なものの殆どを上げる策をついに実行に移しました。
 



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相場の神様④

2011年01月28日 | 思い出

  「ああ、なんか彼は勘違いしてて妙なことになってるんだ」わたしは面倒が増えるのが嫌で適当に彼に説明にならない説明をしていました。

  「お金をせびらんの? 」と彼は聞きます
 
  「せびる? なんで?」
 
  「あそこまで、好きに言えるんなら、おれならせびるけどな・・・」
 
  「あのさあ、百万くれる話でも断ってんのに、なんで今さらそれやるんだよ。いいか、ここでもらったら、なんか、やらなきゃならなくなるだろ? 神様なんかやれる人はいないんだから、すぐ、化けの皮が剥がれて、パーで、そこで投げられて戻っても、もう仕事は無いんだぞ、やるわけないだろが?」
 
  「バイトで、ここにいたままで、その時だけってわけには・・・」
 
  「絶対、責任とらされるんだよ。お金もらうと怖いぞ・・・こういう事でとるもんじゃないよ。後悔することになる。まかりまちがって本当に力があってもな・・・いずれ、問題が起こるんだ。ろくなことにはならん。気をつけな・・・」
 
  「はあ・・・」

 
  スピリチュアルな事象をもう全否定もできないと思うようになった今でもわたしは高額な料金をとってそれをやったり、力があるものが困ってる金のない人の相談には応じないというのは許されないと思っています。
  いくら綺麗事を言っててもその一事で、もう何の値打ちもないと思うのです。たとえ一時は赤字でもやる必要のあることはやらねばならん筈で、逆に金を出す人だけのためにやっていると必要のない人にそれを為し、不幸を作ることになるからです・・・まア、金を多く取る人でまともな人はほぼいないと思いますが・・・
 


  それからまたしばらくしてテープおじさんが来たときに、私は株の騒ぎを利用することを思いつきました。彼の属する団体がもう、私のことを神のように言ってないのを聞いていたので、ここでうまくやれば、終わりに出来ると思ったのです。
 
  「いやあ、こないだも、株のことできかれて、下がるとか言ったら上がっちゃったんですよ。」向うでおばさんがえー?という顔で見てましたが、知らん顔で私は続けました。「もう、全然ですね。神の力なんかないのは明らかですね。」
 
  「ふうん・・・」 彼は気のない返事でした。
 
  「だからもう、わたしのとこにきてもしかたないですよ。大体、誰も言ってないんでしょ? あなたのとこの団体も」
 
  「いや・・・知らない・・・」
 
  「え?・・・だってこないだ、もう言ってないって・・そう言ったじやないですか・・」
 
  「いや、もう、やめてるんだ。ずっと前から・・・だから知らない」
 
  『なんだって?  それじゃあなんでこっちにずっときてたんだ? 向こうの言ったことを気にしてないんなら信じてないわけだから何も、祈ってもらう必要自体ないじゃないか・・・』私は混乱してきました。
 
  「だって言ったろ? やめたほうがいいって・・・」彼はそう言いました。
 
  私はその態度を見ていて何とか、少しずつ、わかってきました。
 
  わたしは、彼に神がかりを信じないようにさせるつもりで言ったのに、彼は、私の言うことに恐ろしいことに、教条主義的に、ただただ、言うようにしておけばいいと考える原理主義者のようなものになっていたのです。つまり、ひとつの宗教をやめて、もうひとつの宗教にいつのまにかのりかえていたのです。
 
  私という宗教に!?
 
  何も作ってないのに・・・そんな宗教団体を作った覚えはないのに・・・

 

 

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相場の神様③

2011年01月27日 | 思い出

服の会社の株価はどんどん上がり続けていました。

「まだ、あがってますよ 」

「もう、人が勝手にやってるだけなんで、僕は何もしてないので知りません。責任は持てないですね・・・」 株を売って、かせげたもののまだ、値段が上がるのを見たおばさんが、それを気にして言ってきたので自分はそう告げてました。

 「もうしないほうがいいですよ・・・それから、ご家族でお金を取り合わないで・・・仲良くやってくださいね・・・」私は、そんなことを言ってました。自分を操ると言っても、別に無理に言わされてる感じでもなかったので、その時だけ、夢を思い出していたというのもあるんじゃないかと今は思います。
 
  「しませんよ、そんなこと 」きょとんとした顔でおばさんは言いました。
 
  「ならいいんですけどね・・・」 『したのをみたけどな・・・』とか思いつつ言ってました。

しかし、疑念を持たないんですよね。そう思いながら、やっぱり、『偶然起きたことに何か偉そうにして適当に言ってるだけだ。自分は思い上がった困った性格の人間だ』とかも思ってるんですね・・・
 
  服の会社はさらに上がり続けていました。そして、また、定期的にやってくる社長に、
  「そっちの会社の株価も上がって良かったじゃないか」と言ってあげてたら、
 
  「あれっぽっち、なんだ 」とか言うのです。「あっちは百倍以上で、こっちは何%かじゃないか。」

  「やってることからみて、充分だよ。」『ちっとも感謝しないな、こいつは』と思ってました。それで少し、説明をしたくなりました。
  「だいたいなあ、あんなに大きくなったら、社長もいつまでも同じじゃいられないんだぞ」
 
  「え?」
 
  「あの会社には大きくなってもらうけど、あの社長にいつまでもずっと幸運でいてもらうわけじゃない。」
 
  「それじゃあ・・・」
 
  「まア、適当に交代の時は来るということだ・・・」
  こっちの社長のほうが今の状況でも幸運なんだと言いたかったみたいです。しかし、根拠がない筈なんですが・・・
  「おまえさんのところは安定してるから、長くお前が社長でいられるんだよ。」また、適当文言です。「その方がありがたいと思わんか?」
 
  「おれんところだけは大きくなっても、社長も同じでいいじゃないか」
 
  「そんな都合のいい事を・・・」よくも言えるもんだと思ってました。
 
  「神様がいるんだから、してもらやいいや・・・そうしてくれ! 」あっけらかんと彼は言うのです。『こいつはこれでホントに大企業の社長なのか・・・?』
 
  「お前なあ・・・ 」ですが彼の様子はどうにも憎めませんでした。『バカ正直に・・・悪い・・・』  「もういい・・いいから帰れ! 」私はなんか、おかしくなって笑ってましたが、彼には成長の様子がサッパリ無いなとも思ってました。

しかし、それ以前の問題で、何故かいい加減な事を言って神様モードしてしまうのがよほどおかしいんです。そしてそれが常に言った通りになり続けるのがさらにおかしいのです。

  やがて頭をかいて帰っていく社長の様子をとなりの証券会社の新人の男がみてて、不思議そうな顔をしてきいてきました。
「神ってなんですか?・・・あなた、なんであんなでかい会社の社長に、ため口きけるんです?」

また、面倒が増えそうでした・・・  



 
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体脱メモリー⑬

2011年01月26日 | 
自分は、先延ばしをとことんやって、自分とその妻となるべき人の運命を変えようとしていました。
 
  ですが、もともと、このおかしな世界でそれに、はじめて気がついた時に分かったのは、以前、夢で聞いていたのよりずっと終わりの予定が早いということでした。その時は、それにショックを受けて、ますます、見る気がなくなっていたわけですが・・・

そして大きく、いろいろやって、先延ばししてきたものの、結局、考えてみると一番初めに言われた当初の予定に戻ってるだけなのでした。私は疑問を感じてました。
 
  『これって、要するに、最初から自分が手出ししてこうなる予定になってたということじゃないのか?
  ・・・神は計画されているのだってやつか? 自分が一番嫌いな、きれいごとの押し付け道徳のパターンか? だとするとやりくちが汚ない・・・
あんなひどいものをみせつけて・・・やるしかないように追い込んでおいて・・・やったあげくに元のままだなんて、余程不道徳な行いってもんじゃないのか?
ばかにしてるのか? このやりかたじゃ・・・自分のやりかたがだめだからってか? 』

私は、夢のなかで悩んでいました。
 
  『結局、これだとそんな宗教的な非現実的な神が本当にいると言う話になってしまう・・・』
 
  だが、こんなとんでもないことをやってる夢のなかで、現実にありえないとかあるとか考えててももう、意味不明な話でしかありません。
 
  どうあれ、やれることをやるしかありませんでした。
 
  気になっていた、おばさんの人生をチェックしてみることにしました。
  例の服の会社の株価の方は、一定期間で千倍ぐらいまでいくことになってました。もし、これを全て、利益にした場合の、彼女とその家族の状況を追っていきました・・・ある種のシミュレーションができるみたいです・・・他には試せないのか・・・明確な記憶がないのです・・・微妙です。全体でそれができるのなら、自分の運命を修正できる正しいやり方が見つかるまで試せそうなものなんですが・・・
  とか書いてると思い出してきました。
 
  どうも、全体でやるのは大変なことだったらしい。そして、自分の運命は全体を何とかしない限り変わらないので簡単にチェックするわけにもいかないということのようでした・・・
 
 
  ともあれ、チェックの結果、そこには大金を得た彼女の家族のいがみ合いの末の破綻がありました。『・・・あまりにもパターン通り・・』こういう人のあり方に納得がいきませんでした。『頭では分かっているはずなのに・・・それでもやってしまうのか・・・』
 
  わたしは、一段階もどって、百倍レベルの利益水準でおわらせた場合の彼らの状況を確認しました。彼らは、お互いに幸運を仲良くわけあって楽しく過ごしていました。利益が数百万レベルであれば、それは一時的な幸運としておわり、問題は起きないが、1千万をこえたあたりから、おかしくなるのが分かりました。それぞれが自分にはもっと別の人生があっていいんだと思い始め、お互いに金をとりあって、もめるようになり本来持つ筈の幸せな人生を壊してしまうのでした。『これじゃあ、話にならない。不幸を与えたことになってしまう・・・』
 
  わたしは、少し未来の自分をあやつり、百倍の段階で、彼女に株を売らせるように誘導していきました・・・
 
  作業を終えて、また、持ち場にもどりましたが、そこから見える自分の運命は動いてはいるのですがまだ、明確には変化していませんでした。服の会社を千倍化した効果も、幸運を人にもたらした効果もなくはないのですが、少し遠のいた程度です。全体の幸福感も増えてはいるのですがたかがしれているようです・・・
 
  『まだ、足りないのか・・・』わたしは、もはや、遠慮していられないと思いだしていました・・・『どう大変だろうがもう、手当り次第やるしか無いのか・・・』と
  それじゃあ、他の会社も考えるかと・・・調べだしたところで私はふと気がついて笑いながらついでに、 彼の会社に少しだけ手を入れておきました。
 
 『約束だからな・・・』




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相場の神様②

2011年01月25日 | 思い出
「ダメです。もう充分にしてあげているはずです。」わたしは社長に言いました。

「だからさ、これで分かったでしょ? お金なんかその気になればどうにでもできるのに、欲しがる訳ないって事・・・金で手に入れようとしても、意味がない。どうにもなりゃしないってことが・・・」もう、私のことを諦めてもらう潮時にできるかと思って言ったのですが・・・
 
  「そんなの知るか! 不公平だ!」と彼は、いきりたつばかりなのでした。
 
  「贅沢言わないの! 上げる理由がない」わたしは神として答えざるを得なくなりました。また、適当モードです。
 
  「あそこはあんのかよ?」
 
  「世界的に役に立つものをあそこは作るんだ。やがてそれが大きな意味をもって人々にもたらされる日が来る」
 
  「世界って・・・たかが地方のあんな小さな服飾企業にそこまでやらせる気なのか?」
  この時点では、問題の服の会社より彼の会社のほうがはるかに規模が大きかったのです。
 
  「だから・・・あんたのところはそういう会社じゃないだろ? こっちは一企業、一国家のことだけ考えるわけにはいかんの ・・・あんたはちゃんとまじめにやって会社を守ってりゃいいんだ。まア、少しは上げてやるから・・・」
 
 「くそ・・・絶対、不公平だ・・・」
 
  彼の悔しそうな顔を見ていて、『こいつは駄目だ。有用な事をしないで金だけ求める無意味さを諭そうとしたのに・・・やっぱり、欲の塊だ。金持ちである間は反省しないか・・・表向き、人のためとか言っておいて実は悪事をやってる奴よりは余程、正直でいいんだが・・・
しかし・・・彼をこのままにはしていてはいけない・・・』
私はそう思い始めていました。『何か、別のやり方で分からさなければならない・・・』と
 
  社長を怒って返したあとで、仕事をバタバタやってると私の様子をいつものように見ていたアルバイトのおばさんが、仕事の合間をみて恐る恐る、こっちにきてききました。
 
  「あの・・・あの株買ったら、神罰が当たるのかしら・・・?」
 
  私は笑いました。「そんなもの、あたりませんよ。」自分が神だなんて冗談だとしか思ってないのですから・・・そりゃ、そう言います。でもさっき、社長にに言ってたのとは矛盾してるんですが・・・ともあれ・・・
 
  『しかし、これを買うとなると・・・インサイダーなのか?』とか思ってました。
 
  ただまあ、これが株が上がる前に買ってて上がったらインサイダーを疑われることもあるのでしょうが、もうみんながあがると思って買いまくってる状態なわけだから、それも関係ないし・・・だいたい、もともと業務上、知り得た秘密などではありえない・・・神の仕事が業務なわけないし・・・大体、神はいないわけだし・・・なんか、もうわけがわかんなくなってます・・・まあ、ともかく・・・
 
  「私は関係ない。すきにされたらいいでしょう。」と伝えました・・・
 
  しかし、何かあとでちょっと気になってきました。この人には少しは幸運であって欲しいような気がしていました・・・確認したほうがいいかもしれない・・・私は調べとかなきゃなという気分になってました・・・『でもどうやって?』

 

 

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相場の神様①

2011年01月24日 | 思い出

地方の、服を扱うその会社は市場では全く人気が出ず、株価を気にしたそこの社長は取引所に見にきていました。
 
  「テレビで出してもらったというのにサッパリなんだ」と言いながら彼は市場部長に案内されて、株の掲示板を眺めていました。
   私はそこで作業をしていたのですが、彼が来たところでやめて、ふりかえり、少し離れたところから彼に手を振りました。なんかおかしいと思いながらも、『まア、いいや。ただの冗談だ』と考えてました。
 
  彼は『なんだコイツは』というような訝しげな顔でこっちをみて、部長に「ありゃなんだ?」とかきいてました・・・
 
  「彼は・・・場立ちです・・・」とだけ、部長は簡単に説明をしてましたが、こっちの顔をずっと、『やったな!』という顔で見つめていました。
 
  私は、笑い、別の人に挨拶したんだというようなふりをしてごまかしてその場を去りました。「うまくいきますよ・・・」とかつぶやきながら・・・
  しかし、市場部長は社長を返したあとで私のところにとんできました。

  「お前、手を振ってたろ!?」 
 
  「はあ・・・まあね」
 
  部長は不満そうに続けました。
  「なんであんな金持ちに・・・」
 
  「彼は困ってたじゃないですか・・」私は笑いながら、またいつもの適当文言をとなえる神様モードになってました。
 
  「困ってるたって、大きな会社の社長なんだぞ! 少々、業績が悪いぐらいなんだ!」
 
  「まあいろいろあるんですよ。」なにがいろいろあるのか言ってる自分自身が本当はさっぱりわかっていなかったのですが・・・夢のことは今は思い出せるのですが、この時は全く覚えちゃいない筈なのです。
 
 
  ですが翌日からその会社の株の大暴騰が始まってしまったのです。
 
  「株価がものすごいことになってるぞ!」部長が叫び声をあげています。
 
  「でしょうねえ・・・まだまだあがりますよ。」また偶然だと思ってました。それなのに上がると言ってます・・・
 
  「なんでなんだ?」部長は責めるように言いつのってます。
  「株を買ってるのか?」
 
  「全然ないですね。」
 
  「じゃあなんでなんだ?」
 
  「まあいろいろ・・・」
 
  「不公平だ! 普通に困ってる人がいるってのに!」
 
  私は夢を忘れてるくせに不可思議な思いにとらわれてました。『そういうのはいつもさんざんやってるんだ・・・でもそれだけでは、うまくいかないから他のこともやるしか無い・・・』しかし、彼が自分の願いを聞いてもらってないのが不満なんだろうというのも感じてました。それで言ってあげることにしました。
 
  「不公平と言われると・・・それはそうですね。まあ、何なら、今からでも買われたら? まだ、何倍にもなりますよ・・一桁・・・いや、二桁ぐらいは上げてやるから・・・」
 
  「買えるか! 市場部長なのに!」
 
  「そういやそうですねえ。私も自分の利益のためには動けないし、やっちゃいかんでしょ・・・ダメです。しかし、これって究極のインサイダー情報だな・・・なにしろ神様が上げてるんだから・・・」
 
  「あのなあ・・・」部長は苦り切っています。
 
  「まあまあ・・・いろいろあるんですよ」私はなだめるように言いました。
  「あの社長の場合は、私がいることを知らない。だから、甘えてきて、私に依存することもおこらない。実力でやったのだと思っていればいい。それでいいんです。あっちの社長のようになってもらっても困るから・・・」
 
  「俺が言ってやろうか・・・」
 
  「駄目だ! 言うと許さんよ! なんでもできるんだからね。」 私は彼をにらみつけました・・・本当は、人を害するような真似だけはできないんですが、ちょっと脅しとかんとまずいと思ってました。
 
  「怖いのう・・・」
  しかし、彼はまだ、おさまりきらないようで
  「あいつには言っていいのか? あの社長には・・・」と続けました。
 
  「ああ、彼はいいですよ。今更、別に状況は変わらんでしょう・・・」
 

  わたしのかわいい問題の社長は部長から電話を受けてとんできました。

  「やっぱり、なんでもできるんじゃないか!  おれんところもやってくれ!」



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体脱メモリー⑫

2011年01月23日 | 

 『これまでただ、個々のことを助けるように調整してるだけでは変わっていく様子はなかったのに・・・』いつのまにか自分の人生の終着点が遠のいているのを知るのはとても嬉しい驚きでした。
  
  良く調べてみると、以前はあまりに見るのが辛かったので、細かく見てなかったせいでそれで気がつかなかったのだということが分かりました。
 
どうも、前に少し大きめに関わったゲームやアニメなどのブームが影響を与えているようでした。
 
  さらにそれらを大きくなるように関わるとまた、時間帯が後にずれていくことがわかりました。
人の幸せの量に変化が起きていくのも感じていました
 
  『・・・そうか・・・ やはり、もっと大きく関わらないといけないんだ・・・』
 
・・・ともかく、自分は自分ができそうな知ってる範囲のことで何か、みんなをまとめて幸せにできるかどうか試すしか無いと考えました。『もう小さなことをやっていたらダメだ・・・自分の最後にまにあわない・・・』
 
  勇気を出して、やってみることにしました・・・とりあえず、それで人が死ぬようなことにならなければいいだろう・・・成功したゲームやアニメの部分をもっと膨らませていきました。つまらない気に入らないものもたくさんありましたが、ともかく、幸せの総量が増えればいいんだと目を瞑ることにしました。
 
  このころは集団の意識に一気にアクセスしてブームのようなものが起こせるのだと気が付いてました。ある一定の反応のよい集団があり、これにやらせるとたいがいのブームの火付け役になってくれて、周り中がそれに呼応して動く感じがありました・・・
 
  多くのものが巨大な活気のある動きをするようになり、幸せを感じる人が増えていくのがわかりました。
 
  それでも一番肝心の部分には経済と政治の中心には手を出さないように・・・プロの人に任せとこうと考えてました。やはり、自信がなかったからです。
 
  自分の運命の時間はさらに遠のいてゆきました。しかし、そこから先はなかなか変わりません。一番気になるのは妻になる人の運命でした。どうしてもあれを何とかしないとダメだと思ってました。
 
  『全体がもっと動かないと駄目なのか・・・? 自分がよく、知らないものにも手を出さないといけないみたいだな・・・』それでもあまり、大元に関わるべきではないと思っていたので
  ゲームや、アニメなどとは違うものですべての根幹というほどでもなく・・それでもけっこう大きいのは『・・・衣服だよな・・・』
  そう考えました。
 
  私はいくつかの企業の様子を見て回りました。『安くていいものが増えれば喜ぶ人は増える。人の幸せに貢献するだろう。そういう会社なら・・・』

  前に地方局のテレビで紹介されて覚えてたよさそうな企業の中を調べてみることにしました・・・
 
  なかなか、ぜんぶ一辺にやるとこまではどうなるかわからず大変になります。それで、なにか、可能性の高いところを一つ大きく世界的に動かすとこまでもっていけばどうかと考えました・・・
 
・・・その会社はまじめにやってるわりに業績が低迷しており、金が入れば、本当にもっと安くていいものを作るようでした・・・自分がどこまでやれるのか試すのにもぴったりのように思えました。私は決めました。

『・・・・えっと、いつもの儀式、やるか』・・・私は思ってました

それは、子供の時に決めたことのようでした・・・いくらなんでも、なんにも分かってもらえないまま、頑張るのはいやで、大きいことをやるときには手を振ってあげた人に幸運をあげられるように、相手にそれはなんとなくでも伝わるようにしていたということだったのです・・・
ここでのことを忘れて普通に暮らしてる自分をロボットのように操ってやらせていたのです・・・人を操ったら悪いと思うので、自分ならよかろうと・・・だから、手が勝手に動いたり、妙なことを言ったりしていたのです・・・これを書いた、今、この時になってそれをやっと思い出したということらしいのです。夢の記憶でしかないといえばそうなんですが・・・

でも私は、その会社の社長に取引所に来るようにその気持ちに働きかけて・・・そして彼は本当にきているのです・・・

 

 

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体脱メモリー⑪

2011年01月22日 | 

私は、また、おかしな空間で悩んでいました。そこでいつもの作業空間にいかなくていいのかどうか考えていました。
  あそこにはもう一人の自分がまた、いるのではないかと恐れるような、それでいて誰かにいてほしいような期待と不安の入り交じった奇妙な気持ちでした。

  『あれはほんとに自分だったのか?』


  何者かが、自分に化けた可能性もあると考えていました。『神ならどうとでも姿をかえてみせられるのではないか? それなら、こっちがいかないほうがいいのかもしれない。
  いないと思えば、あいつがやってくれているかもしれない・・・それで責任を負わずに済む・・・
  もし、本当に、仮に自分だったとしても、今の自分よりは、状況が分かっているのではないか?
  それがなんであれ、今の自分がやるよりましなはずだ・・・』
 
  私はそっと遠目にのぞいてみることにしました。暗い空間の中でそれはとても小さくか弱く不安そうに頼りなく、漂っているように見えました・・・まるでそれ自体が一つの生き物で何かにすがりつきたがっているような・・・
 
  それなのに、誰一人その周りにいる様子はありませんでした・・・私は、何か、とても哀れなものを見てるような胸を締め付けられるようなそんな気持ちになってきました。
 
  切ない気持ちでしたが、それでも私は ちょっとずつ近づいて行きました。いきなり、誰かが後ろにいて脅かされる状況になるのがいやだったのです・・・
遠くから見ても、また、不幸な状況があるのが見えてました。
  『ここで始めれば、また、前と同じだな・・・』辛い思い出が蘇ってきて、少し、離れたところで止まって眺め、考えました。
  『なにをしてもどうせ、おさまるわけじゃない・・・
  だいたい、どうせ、夢だ。こんなはずがない・・・全部、夢でしかないさ・・・』私は自分に言い聞かせていました。
   『でも夢のなかで、夢だと分かるものなのだろうか? 』この頃はまだ、明晰夢とかいう話を聞いたこともない時代でした
  
『しかし、夢ならなんで、次から次へと変わらないんだ? なんでずっと同じ夢を見てるんだ? 普通は不条理にどんどん変わっていくものだろ? こんなにはっきりした続いていく状況がどこまで起こるんだ? 適当に普通は、次の夢に移り変わっていくものではないのか?』・・・状況自体は不可思議なのですが不条理な変異が起こらないのが不気味なのです。夢なのにすごく頭がはっきりしてて合理的に思考できるのも変でした・・・
 
  しばらく、その前を行ったり来たりして様子を見てました。『なんか適当に雑念が浮かんで、そこに思いが飛んで、夢が変化するのではないか? そしたら、夢だという証拠になる・・・』
 
  しかし、いくら待っていても、ずっと同じ状況が厳然とあり続けるばかりなのでした。どこか、別の空間を思い浮かべればそこにいけそうになるのですが、やめればもどり、それはこの状況になったときに移動するときの手法だったので不条理に場面が変わっていくわけでもなく意味のない夢だという証拠にも出来ない・・・
 
長く待つうちに世界の不幸の量が増えてきそうになっていました。それがみえるとやっぱりほっておくわけにもいかない気分になり、私はため息を付いて、また、結局、持ち場につくことになりました。
 
  でもやっていると疲れるだけで、いいことは何も無いのです。
 
  『誰も感謝してくれるわけでもないのに・・・何やってるんだろう・・? どうせ夢ならやっぱり、ほっておけば・・そうすれば、苦しみを見ずに済む・・・でも、万が一、本当のことだったら・・?』
 
  そう思うとやめることもできず、、時々、おちついたところで作業の手を休めては、ずっと向こうに見える自分のろくでもない未来を確認し、『たとえ、これがただの夢だとしてもあれがなんとかなるまでは、安心して結婚もできない・・・これだから、あの時の人を譲ったというのもあるんだ・・・』とか考えていました・・・
 
  ですがそれを何度もみてるうちに、ふとその状況に少し違いがあることに気が付きました・・・
よくよくみると前より、不幸の訪れる時間帯が少し後の時間に移動しているのです。

『運命が変わってる!』私はびっくりしてそれをみつめていました・・・

 

 

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社長が可愛い・・・? 

2011年01月21日 | 思い出
栄転部長さんの件がかたずいてもテープおじさんと社長は、相変わらず、来続けていました。
 
  でもうまい具合に二人が顔をあわせることはなく、その点は助かっていました。そのまま会わなければいいがと思ってました。何しろ、テープおじさんにはいつも祈りをしてあげていたので、それを見たら、社長が何を言うかとか考えると、トラブルが増えそうでいやだったのです。どういうものか、彼にはやっていいが社長にはどうしても祈ってはいけないような気がしていました。
  ところが別の時にきてる人を気にする社長に、「時間帯が違うからまア、会うことはないだろうね」というと
 
  「時間帯を変えてきてやる!」 と意地悪く言われてしまい、ホントに彼は、いろんな時間帯に出没するようになってしまいました。何とか会われずにはすみましたが、もう、仕事の邪魔になってしかたありませんでした・・・あまりにしつこくやる彼にとうとう、私は、
 
「会えないようにしてるんだ! どうやっても無理なんだから、もうアホなことにエネルギーを使ってないで、真面目に仕事しろ!」 と怒鳴りつけてしまいました。
 
  本当は会えないようにするなんて、そんな事は無理だと思ってましたが、そう言っときゃ、諦めてやめるだろうと思ったのです。
 
   「ち・・・ 」とか言いながら彼は帰って行きました。
  
   バタバタやってる私の様子を見ながら、「仕事の邪魔ばかりされちゃって、彼女に会えるわけでもないのに・・なんにもならないのに」と前に様子を見ていた別の証券会社のおばさんに同情されて何か、嬉しかったのを覚えています。
 
 ですが何か、社長のふてくされて戻る姿を見ていて私は妙な感情に取り憑かれていました。
 
 彼がなにかとても可愛いものに思えていました・・・自分の二倍以上、年上の社長に、子供のように無邪気な心を感じていたのです・・・
 何だか、いとおしく思えてしかたがないのでした・・・ 私は自分の感情を笑うしかありませんでした。
 『なんなんだ、こりゃ?』

 
 
  ここまで書いてきて、少し気になってきたので・・・
 
  このところ、けん玉姉のことになってないとお思いの方にお伝えしておきます。一見、関係なさそうに見えても、これまで書いてきた事のすべてが実は彼女のためなのです。あることから、それが分かりそうになってきているのです。今、私はその記憶が出てきそうなので、ひたすら、それを得るためにこれをかいているのだということをお知らせしておきます。このことはけん玉にもとても深い関係があり、かたつむりにも癌にも漫画にもSFにも関係がありそうなのです・・・



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テスト②

2011年01月20日 | 思い出

  「・・・お金をだすから・・・」彼は言いました。
 
  私は首を振りました。「あれは、もうやらないことにしたんですよ。」
 
  「たのむよ、そうでないと・・」彼は必死でした・・・
 
  私は彼を安心させるように微笑みかけて言いました。「大丈夫です。
あなたには、ちゃんとこなす力がある。落ち着いてちゃんと一つずつ、対応してみてください。
  それでうまくいきますよ。私の祈りなど必要のないものです。来る必要自体なかったのですよ。」
 
  「どうしてもだめか?」
 
  「もともと、あなたは自分の力で部長になったんですよ。私は関係ない。
大丈夫です、必ずうまくいきますよ・・・さあ、行って、もう来たら駄目ですよ・・・」私は別れの挨拶をするつもりで・・・「あれ、手、振っちゃってるか・・・?」と自分の手を見ながら、「これは関係ないからね!」 と笑いながら言いました。 
 
  彼は不安そうでしたが・・・
 
  「大丈夫ですって。絶対、できますから・・・」とまた、笑って言ってあげると
 
  ついに断念して、「しかたないか・・・」と言って帰って行きました。
 
 
  「いやあ、ここまでくるとはね・・・」彼の姿が見えなくなってから私は取次店の彼女に言いました。「ああなったらまずいと思ってたんだけど・・・やっぱり、依存しちゃってたか・・・」
 
  「あれでよかったんですか?」彼女は聞いてきました。
 
  「あ、うん・・いや、ホントは呼んだんだよ」
 
  「え?」
 
  「彼に連絡が取れないと言ったろ?」
 
  「試してみる必要があった。少し、問題が起きただけでまた、こっちをたよってしまうかどうかを・・・」
 
  「それじゃあ、この騒ぎは?」
 
  「ああ、わざと作ったんだ。だから、すぐおさまるよ。」
 
  ちょっとしてから電話がなりました。彼女が出て、
 「部長さんがトラブルがもうおさまったそうです・・・」と伝えてきました。
 
  「ね?」
 
  「あ、でも、あなたのおかげじゃないのかって・・・」彼女はまだ、電話で話してました。
 
  「絶対に関係ないって言っといて下さい! あなたの実力だと!」わたしはあわててたのみました。
 
  しばらくして電話を切ってから「言いました・・・」と彼女が伝えてきました。
 
  「ふう、ありがとう」私はほっとしてました。
 
  何か、この人は別の会社の人なんですが、わたしが神様モードになってる時にはもういつもアシスタントみたいなことをする存在になっていたのでした。
 
  「・・・これで彼はこれからは自信を持って一人で仕事に取り組むようになることでしょう・・・」
 
  私の文言を聞きながら彼女は、立ち尽くし、とても釈然としない顔で、腰に手を当てて私の顔を見据えていたのでした・・・なにか、とても納得が行かない風でした。
 
  そんな彼女をとても面白そうに私は微笑んでみてました。
 
 
 
何をおもしろがってるんでしょうか?

  今、思うと、もう、全然、おかしいんですね。何の疑念も持たずにおかしなことを一杯言ってる。信じてないはずなのに無茶苦茶です・・・自分だと思えない・・・どうもおかしい。全てを忘れたかと思えばまた、妙なタイミングで思い出す・・・神様モードなんてなんでやってるんでしょうか?
 
  そして、全てが言うとおりになっていくのにもう驚きもしてないのです・・・慣れきって、まるで、当然のことのように・・・そして矛盾したことにこれでも、自分の力を信じてなかったのです。ここで言ってたことは本当に適当な思いつきだったのでしょうか? 思いつきがそのまま、現実になるのに、 なんとも思わないで私はどうなっていたのでしょう?
 
  誰かが言わせたんじゃないのか・・どうも今になって疑問が湧いて仕方が無いのです・・・私自身も全く納得が、いかないのです。



 

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テスト①

2011年01月19日 | 思い出

  「私たち、みんな、あの人の手のひらの上で踊らされてんのよ!」取次会社の彼女は私のことを責めるように玉の輿結婚をしたあの人に電話で言ってました。

  「待ってくださいよ、そんな事してないって・・・」私は、悪く言われたくないが、もういくら、神じゃないと言っても通らない様子だったので適当にまた思いつきで言い出してました。
  「だからね、 今回の件はほんとにもうちょっとすんなり行くはずだったんです。ちょっともめすぎです。あの男がここまで、わたしにこだわるとは思ってなかった・・・なんでも思うようにおどらせたりできてるわけではないんですよ。
  ただね、麻薬みたいになったらダメだから、少し問題を残すんですよ。なんでも頼っちゃうと自分の人生がなくなっちゃうでしょ?
  何もかも頼る事のないように調整するんです。そうでないと生きる意味自体がなくなってしまう・・・」
 
  「そうなんですか・・・」
 
  「ええ、ですからね、そうならないように、前の課長さんにも・・・もうわたしのとこにきてはいけないと部長さんになられた彼にも伝えてやっといてくださいね。」
 
  「え、でも、どうやって・・」
 
  「連絡先、わかんないの・・・?」
 
  「ええ・・・」
 
  「そうですか・・・」
 
『確認が必要だ・・・』私は彼が大丈夫かどうかちゃんと見ておく必要があると感じ出していました。
 
  取引所の見学席にはもういつも定期的に社長と、テープおじさんがやってくるようになっていました。  社長の方は先行き、どうなるのか、経済の行方を細かく教えろとうるさく、言い立ててきて、『分かってたまるか、そんなのが・・・』と思いつつ、金もらってなくても、図々しくこれだけ聞くのだから、もし、彼のとこにまともに行ってたら、これをずっとやられたわけで、行かなくてよかったなあと心底思いました。まア、それでも「わからん、わからん」と適当に相手をしておけば、いずれ、無駄だと分かって諦めるだろうと考えてました・・・
   テープおじさんは相変わらず、幸運をたのみにくるばかりでしたが、もうかなり、時間が立っていたのでわたしはこのあたりで、例の団体はどうかなと思って、
  「もう、彼らは私のことを神などと言ってないでしょ? 」とか聞いてみました。
  彼は「・・・う、うん・・・」と答えてくれたので、やっぱりそうか、金にならないので諦めたんだなと思いました。そろそろ、適当なときにこれを理由にして、彼とは縁切りにできそうだと安心していました。
 
  今回は増えてしまったけど、ともかく、二人とも少しずつ分からせて、なしにさせよう。ずっとこられたらたまらないからと考えていました。いきなり、切って、あの人に迷惑がかかってもいけないから、諦めてもらえるまでだけ適当につきあおうと思ったのです。しかし、三人目が気になってました。
 
・・・東京に栄転した彼が・・・この状況に彼がまた加わるとまずいような気がしました。『彼を依存症にさせてはならない・・・』
 
  ですが、そう思ったその数日後に彼がやってきてしまいました。
 
  「こまったことになってしまったんだ、」彼は叫びました。
「祈ってくれ!」
 
 
  わざわざ、新幹線に乗って祈ってもらうためだけに来たというのです。

 

 

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体脱メモリー⑩

2011年01月18日 | 

その世界で妙な作業を行い続ける夢はなんども見てました・・・。時空連続体とでも呼べばいいのか、人の文明とその心が創り上げる巨大な流れのようなものを何とかひどい状況だけは避ける形で破綻させないように調整していきながら、それでも悲劇がおこるのは止めようもなく、やらなきゃもっとひどいし、やってもつらいだけで、もうたまらなくなってきてました。
その上、そこからは、いつも見えていたのです。この流れでいってもまだ、自分の未来は最悪のままなんだということが。初めて、これができると分かった時は、これで、頑張ったら人も自分の人生も助けられるかもとも思いました。でも調整でできることは、人や文明を一時的に少し助けられるだけで、それでものごとを大きく改善はできないようでした。

『下手に手出ししたら、どうなるかわからんのにこれ以上、どうしろと言うんだ? 自分も助けられないってのに・・・それでいてこんなに大変で・・・こっちは命の時間が限られてんのに・・・いったいいつまでやるんだ?』とか悩んでると
 
  「ずっとだ・・・」背後から声がしてきました
 
  「なんだって?」
 
  「永久にさ・・・」声は背後の上空にいる何者かが発しているようですが、姿は見えませんでした。
 
  「誰だよ? おまえ、何言ってんだ! 」出たな・・・私は見つけたぞと思ってました。『神だ! こいつだ! こいつに違いない、絶対、このチャンスを逃さないからな・・・』
 
  「言ったじゃないか・・・みんなを幸せにするって・・・やれよ・・・やれるもんならな・・・」やつは言っています。
 
  「ふざけるな! これじゃ、やれる力をもらったことにならないだろ! 約束が違う! それに寿命が・・・」相手の態度の悪さに腹を立ててました。
 
  「それ以上の力なんかありえない。他にどうできたらいいってんだ? 無理な願いをしたのはお前だろ!」 
 
  「おまえがやればいい!」 
 
  「もうたくさんなんだよ・・・今度はお前がやれ。」
 
  「無責任だろうが! 顔を見せろ! こっちは寿命があるんだ! 」 
 
  「おれだってそうだ。」
 
  「うそつけ、お前は神だろうが!」
 
  「そんなものいない・・・」
 
  「いるじゃないか! お前が! 大体、お前が作ったんだろ、これは」私はタイミングを見計らっていました。隙をついて絶対に捕まえてやる・・・
 
  「そんなの知るか!」

  「なんだと? 」
 
  わたしはすばやく手を伸ばしてにそいつをつかまえました。確かな手応えに『やった、意外に簡単につかまえたぞ』と思ってました。そしてほとんど抵抗する様子もないそいつを思いっきり引っ張り出したのです。『神罰を食らうかも・・・でもどんな神様だろうがこれをほったらかしにするやつは悪い! なんだろうが説教してやる』と思ってました。「お前しか居るはずがないんだよ!」
 
  顔が目の前にありました・・・泣き顔になってる自分の顔が・・・
 
  「おまえ・・・」
 
  「そうさ・・・もう疲れた、少し未来のお前さ・・・」
 
  「俺しか居るはずがないんだ・・・」
 
  「くそお・・・」
 
  「やっぱり、神なんかいない!」
 
  「そうさ、誰もいないんだよ!」
 
  「自分のことだけ願っときゃこんなことには・・・」
 
  「うるさい! わかるわけないだろ! こんなだなんて」
 
  「おまえのせいだ!」
 
  「おまえだろうが!」
 
  「ちくしょうっ、ちきしょう」
 
  二人で叫んでお互いをひっぱりながら泣き回してるうちに目が覚めました・・・
 
  いつみた夢だったのか・・・覚えているのは、とても嫌な感じの夢だったので早く忘れようと思ったことばかりです。 私は、その日も会社に出て取引所にむかったのでした・・・『下らない! 悩んだ先にいたものは実は自分だったとかいう安直な話はたくさんだ! そんなくだらない作品はルーカスにでもやらせときゃいいんだ! なんかの作品なら俺はもっとましなシナリオで作る・・・ 』不安をふきとばそうと、そんな事ばかり思っていたのでした・・・このときばかりは私は普通に通勤してる人たちの顔を眺め、心底、嬉しいと思いました。『良かった、これが現実だ。あんな世界で神様やってる俺なんてホントの筈がない・・・この明確なはっきりとした現実意外、現実があるわけがない。』私はいろんなもののさわり心地をしっかりとかみ締めていました。いつもいやなものに思っていた満員の通勤バスがこんなに素晴らしく思えた時はありませんでした。いつものつまらないにぎやかな現実世界の有様が・・・そのことに私はとても救われた思いに浸っていました。とてもほっとして・・・

 でも、これこそが現実逃避で、もし、こっちが思う現実が夢でしかなくそこに逃げ込んでいるのなら、どうでしょう? それがもつ孤独の意味の本当の恐ろしさが分かるでしょうか? 自分しか世界には存在しないと感じる存在の孤独の意味が・・・その恐怖と苦痛が・・・ただ、無視するだけの相手がいることが、どれだけありがたいことなのか・・・なぜ世界があるのか、ここにその答えがあるとしたら・・・

 

 

 

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体脱メモリー⑨

2011年01月17日 | 

それは、何か、とても大きな、シーツのような、ふとんのようなもので、自分は常にその端っこを握っていました。あちこちにしわやら、妙なでこぼこが出てくるのでそれをともかく、平にならして、それが蠢くのを調整しています。何かが、中で流れ続けていてそれがあまりよどまないようにきれいな流れにしていこうとしています。このシーツの上にはものすごく一杯、いろんなモノが載っていて、絶対、ひっくり返したらまずいんだと思っています。『たくさんの人の人生がこれにかかってるんだ。大事にそっと扱うんだ・・・』自分は必死でした。
 
  周り中が波立ってきたのを見た時にはあせりましたが、やむをえず、さわるのをやめてそっとようすをみてると、大きな凸凹した渦巻きはなくなりはしませんが少しは小さくおさまっていきました。ちょっとずつ、慎重にまわりにさぐりを入れていってようすをみてると少し分かってきました。
 
  できることはなるべく大きな波にならないように、周り全体から、力を加えたり、ゆるめたりしながらバランスを取ってやることでした。なんとかそれで少しは小さな波にしておけるのが分かったのです。
  ともかくそれを保つようにあがき続けるようになりました。とめられないにしてもせめてなるべく大きな戦争にだけはならないようにと・・・
 
  でもそれをやるためには、結局、世界全体を調整していくことになってることに段々、気がついてきました。それは恐ろしく神経を使う仕事でした。どんなに頑張っても、悲劇は起こり続けていくし、とめようがありません。できることは、もっとひどい悲劇にするよりはいくらかましな状況にすることだけでした『・・・冗談じゃない・・・』
 
  『何もかも全ての事を調整していくなんて・・・こんなつまらないやつがやってどうするんだ・・・もし、間違えて壊したらどうするんだ? いったい、これを作ったやつはなにをしてる? こんなものがなにげなくできるわけない・・・絶対、作ったやつがいる・・誰なんだ? まあ、ともかく、神と呼ぶべき奴がいるとしたら、そいつだ。ともかく、これはそいつがやるべき仕事だ。おれみたいな人間がやるべきことじゃない。』
 
  『でもとりあえず、今はやらんと、ひどいことになるみたいだし・・・ほっとけない・・・  しかたがない・・・つづけるしかない・・・』結局、少し波がおちついてきたら、手を離して個々のことに当たり、また、時間を見て、ひどくなりそうになったらそれを調整するという繰り返しになってきました。

  『だけどこんな責任いつまでも負ってはいられない。ともかく、こんな事覚えてたら、たまったもんじゃない。絶対、自分には忘れさせとかなきゃ・・・これじゃあ起きてる時に忘れていられるのが唯一の救い・・・』私は自分に言い聞かせました。『絶対思い出すんじゃないぞ!・・・』と
 

  しかし、どうも、なんとなく、この夢を覚えていたので、前に社長たちに世界なんか握ったって大変なだけだとか、口走ってしまっていたようなのです・・・

 

 

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