ハワイ島サウスポイント

２００７年GWのハワイの旅の
一番の目的がサウスポイントに行く
事でした。アメリカ合衆国最南端の地
サウスポイントは日本人があまり訪れない
場所であります。
ハワイ島は南半球でしか
見ることのできない、サザンクロス（南十字星）
を見れる島であります。そんな南の果ての島の
さらに最南端には何があるのかと、興味を持った
訳なのです。
しかしサウスポントの道のりは、あまり楽なもで
はありませんでした。
幹線道路（１１号線）から袂を分かつこと12マイル
、この１２マイルがかなりきつい道のでした。
まず、巨大な風力発電施設が目に飛び込んできます。

遠目には綺麗に見えますが、近づくにつれ廃墟のような
その姿に驚かされます。

話に聞けば今はもう使われていない施設なのです。
しかしココからさらに悪路は拍車を増し、対向車と
のすれ違いにも、苦労する道が続きます。
でも救いはこの景色です。眼前に広がる蒼い海に
励まされ頑張って走ろうと力が湧いてきます。

行けど行けども、なかなか辿り着くことが
できません。悪路の12マイルは真にタフな
ロードであります。
やっとのことで到着したサウスポイントは
何もない所でした。
幸い好天にも恵まれ、目に痛いほどのブルー
が広がります。

ちょっと見え難いですが、
先ほど通過した風力発電施設が遠望できます。

勇気を出して足元を撮影しました。
ご覧下さい、これが南の果ての海の色です。

この荒々しい岬の突端はから古代ポリネシアの
人々が、上陸しハワイに住みついたとの説があるのです。
いわばココがハワイの伝統文化発祥の地であります。

ノンビリ釣を楽しむ人がおりました。
その他はメインランドからの観光客しか、
おりません。

時間を忘れしばし佇みたくなる、不思議な場所
でありました。