ハワイ旅行記ブログ 行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

病状経過その後について。

2019年06月23日 | 闘病


その後のご報告ですが、胃の具合は徐々に回復しており激辛な食事や飲酒を除けば、
ほぼ通常の食事が楽しめるようになりました。そんな訳で調子に乗って金曜日の
消化器内科診療時に「先生お酒もそろそろ」と言ったとたんに
「まだダメです。」とドクターのキツイ一言が降り注ぎました。

「あと2ヶ月は我慢せぇ~?」と釘を刺されました。私の勝手な予定では今日あたりに、
キリンビアビレッチのパブに乗り込んで、大好きなデイドリーム(ビールの銘柄)で
咽を鳴らしていた筈でした。(

トテモ悲しい結末ですが仕方ないこってす。医者と親の言う事は、素直に聞かに
ゃいけません。しかし私はとても元気でありまして、職場でも「とても病人には
見えない」と言われる程なのです。

さらに前回お話した悪性リンパ腫の為の再手術の件ですが、結論から申し上げますと、
延期となりました。悪性リンパ腫の診療は同じ大学病院の呼吸器内科で受けて
おるのですが、なかなかハッキリ致しません。当初は大いに疑っておった、ドクター
達も首をひねるばかりで、徐々に弱腰になって参りました。しかしこのままでは診断
がつかぬ事から、胸のリンパ節を直接採り生検する方向で説明を受けておったのです。

しかし手術の日どりを告げられる筈の診察で、なんとも歯切れの悪いドクターの説明
がありました。
色々と小難しい事を言っておったドクターですが、早い話が「検査として行う手術
としては、リスクが高過ぎる」と外科の先生から物言いがついたらしいのです。

内科としては威信にかけて診断を下したっかたようなのですが、外科から嫌われ
た と言うのが真相の様です。
脇腹から入れたスコープで肺ソバのリンパを生検するのですから、大動脈の損傷
のリスクを伴う手術なのです。病が確定して治療のために施す手術なら、まだしも
検査の段階では如何な物かと言う事だったと推察致します。
もっとも私の為に優秀なドクター達が、何度もカンファレンスをして下さった事
は、大変感謝致しております。


胃に癌のある患者のCTで見つかった胸部リンパの腫れは、大抵の場合悪性でPET
での反応もある事から「十中八九 悪性リンパ腫」と思われた感があります。
もっとも平成25年にも悪性リンパ腫を疑われ、さんざん検査をされた経験のある我が身
ですので「ああっヤッパリなぁ~」と思うふしもありました。その上「良性リンパ腫
のなんて、マズありえない。」
とドクターの皆さまが口を揃えるのです。

だから自分の葬式の準備にうん十万円を掛けて互助会に入ったり、遺影の撮影や生命保
険点検。さらに懐かしい仲間達へそれと無く会いに行ったり、元気な内に出来る事を次々
とこなしました。
ドドメは旧友を呼び出し、理由(わけ)を話て万一場合の連絡の要を依頼致しました。
友とは有り難いモノで心から心配をしてくれ、それだけに今は申し訳ないやら恥ずか
しいやらと・・・
ばたばたした己が滑稽に思えてなりません。
そうあの時は今年の暮は迎えられぬと、密かに覚悟を決めておりました。(笑)

既の検査でサルコイドーシスの可能性は排除されており、胸部リンパが腫れているので
すからリンパ腫であるとは考えます。
もしかしたら誠に稀有なリンパ増殖性疾患かもしれません。
だって私のハンドルネームは、十五代目伊藤行燈入道稀有釣示魚三郎守忠助座衛門幸恭と言うのですから(笑)中学以来使用の
コノ名前!思えば既に半世紀近く親しんだこの長い名前にも、妙な因縁を感じます。


だとしたら奇跡に近いモノ、もらった命と言えるかもしれません(感謝

とは言え 無罪放免と言う事では無く経過観察なのです。この先リンパの腫れが
大きく成れば、手術に踏み切るそうです。

なんかモヤモヤする状態です。


兎に角 期日も迫ったので(ホノマラの話です)ドクターに「走ってもいいですか?」と
許可を貰い、先週から少しづ走りはじめました。初めは2km程度、この週末は少し距離を延ばし5kmを走って見ました。思った以上に大丈夫だったので、徐々に延ばし行こうと思ってます。

そんな訳ですから、結論は中々出ませんが悪い方向には進んでない事は確かの
ようです。皆さまからの励ましのお言葉と、足しげく通った我が宗派の大本山の
お蔭かと感謝致しております。
ありがとうございました。

コメント (12)
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