2012年ハワイ旅行記その27 3日目 ピイラニ・ビレッジSCのBALE

ハナの旅も無事終わり、アコモのあるキヘイ地区に戻って参りました。
さて陽も傾きつつありますので、ここらで晩飯の調達と思い車を止めた
のが、ピイラニ・ビレッジ・ショッピングセンターであります。

お目当てがある訳では無く、行き当たりばったりで立ち寄ったＳＣです。
がぁ～たまたま見つけたクレイジーシャツにて良きＴシャツを発見、す
かさずお買い上げ～♪後に義母へのハワイ土産となりました(^O^）

さてメイン企画に話を戻しますと、この日の晩飯は物色の末この店↓に

決めました。ご覧の通りハワイでは偶に見かける「BALE」で御座います。
サインボードにはエフェル塔のようなデザインが・・・
無知な私はこれだけでフランス料理かと思ってしまいました。(笑）

しかしあには図らんやBALEさんは、ベトナム料理のファーストフード店
でありました。さて舌に馴染みの無い異国料理の数々、躊躇しておりま
すとお店から出て来たロコのおじさんが「ここの料理はうまいぜぇ～」と
アドバイスをしてくれました。
この一言でこの日の夕食はベトナム料理に決定！となったのです。

中に入ると雑然としたメニューの数々が並びます。
しげしげとメニューを眺めても、何が旨くて何が不味いのか全く判りま
せん・・って云うかホントに大丈夫？？

ご覧ください店内はガラガラです。
確かに先ほどのロコおじさんから推薦の言葉が・・
うん、たぶんローカルの人だと思う、まさか通りすがりのインド人
では無かったと確信したのだが・・・
それにしては店内の人気（ひとけ）の無さが、ものすご～く

怪しい～♪

しかしロコでもインド人でも一度信じたからには、信じぬくのが
我が心情のハズ...

結局何がなんだか判らずに注文したのはが↓

オカパカパとガーリック・シュリンプ$10.45
そしてPAD　NUM NOODLES $9.25
後者の料理だけ原語表記なのは、なんて読んだら良いか判 んかった
為であります。

読める方にしたって「オカパカパ」であります。なにがオカパで何が
カパなの・・奇天烈すぎてとても食い物とは思えんネーミングでありんす。

さてさてピイラニ・ビレッジSCから数マイル、たちまちにしてアコモへ
戻ってまいりました。

ロングドライブを終えて辿り着いた我がアコモ、アストン・マウイヒル
では、旅愁、哀愁まとめて感じるちょうどいい夕暮れとなっておりました。

落日が隠れようとしている島は、たぶんラナイ島です。アストン　マウイ
ヒルの売りは、なんと言ってもカホオラウェ島が手に取るように観える事
なんですが・・この時期（4月後半）の夕陽はラナイ島方向に沈みます。

おっと夕陽が何処に隠れようが、そんな話はではなくオカパカパであり
ました。

左側のフライがオカパカパであります。そして右の焼きソバっぽいの
がPAD　NUM NOODLESでございます。オカパカパは多分ハワイのお魚の名前
で、それをベトナムっぽい味付けにしてあります。
そしてNUM NOODLESも米っぽい感じのヌードルをベトナムっぽい味付けに
した焼きそばに似た食べ物でした。

問題はそのベトナムっぽい味付けなんですが、想像と異なりさほどスパイ
シーでもなく、日本人の口にも合う美味しさでありました。
ロコおじさんの言葉にウソはなかったようでした。

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2012年ハワイ旅行記その27 3日目 ハナドライブ付録ワン・レーン・ブリッジ

教会のあるケアナエを後にして、再びハナ・ハイウィをパイア方面
へもどります。日暮れまでに街に戻ろうと一所懸命なのですが、
ハナドライブの締めくくりとして、最後に苔むしたワン・レーン・ブ
リッジをご紹介しておきます。

このドライブの中で出会った56の橋、その殆どがワン・レーン・ブリ
ッジと云われる狭橋でありました。橋上は一車線、交互に通行しなけ
ればなりません。もちろん信号などありません、先に来た車に優先権
のある判り易いルールでなのです。

ハナ・ハイウエイを難所たらしめる600以上のカーブ、さらに数々の
橋がドライブを彩ります。橋は各々の異なる顔を持ち、鉄や石等素材
も様々なのです。そんな中で最後に紹介するこの苔むした橋が、一番
印象に残り、心を引き付けた橋でありました。

新撰組の衣装のような三角並びのライン、このラインが停止線なので
す。橋に差掛った車はこの停止線手前で前方対向車の有無を確認致し
ます。

鬱蒼と茂る熱帯植物に古い苔むした橋、ハナ・ハイウエイには他にも
趣のある橋が数多くございます。そんな橋のある光景を楽しみながら、
ハンドルを握るのもこの道の楽しみかもしれません。

2012年ハワイ旅行記その26 3日目ハナドライブ帰路編

滝を起点に折かえした我が車（フォードフォーカス君）は、考え深い並木道を戻り

再びハナタウン近くのハナ・ビーチパークに立ち寄りました。

帰り道はトントンと早足で進みます。続いて立ち寄ったのは教会のある
ケアナエです。海に面したパーキングには車も疎らな状態で、寒々とし
た印象を受けました。

海を眺めれば、追い討ちを掛けるように激しい波が打ちよせます。

寒いこころ～さむぃ---♪

悲しみ～本線日本海ぃ～♪
どう観てもそんな感じの画像ですよね(笑）
この写真だけならば、絶対冬の日本海です。まさか常夏ハワイ
とは誰も思う人は居りますまい。

なんて思っていたら神様の悪戯か、少し陽が射してまいりました。

少しでも陽が戻るとたちまち海に色が戻ります、さすがハワイですね。
振り返り海と対極にに建つチャペルを見ます。

どうですか、木漏れ日に建つ瀟洒なチャペルなんとも素敵な光景では
ありませんか。実は1946年にこの地を大津波が襲いました。
集落がすべて流され、甚大な被害の出たその中で唯一この教会だけは、
流れず残ったそうです。まさに神のご加護でありましょうか、そう
思って観直すと神々しく観えて来るから不思議であります。(^O^）

再び海に目を転じますと、先ほどまでの悲しみ本線が一変してアロハ
な風景になっておりました。↓

さてさて少々寄り道が過ぎました、日暮れまでには街に帰らねばなり
ません。ハナ・ハイウエイをひた走り、アコモのあるキヘイを目指します。

と云ふ訳で今日はここまでと致します。因みに次のアップは１月２４日午前８時、
「ハナドライブ付録ワン・レーン・ブリッジ」をご紹介いたします。

2012年ハワイ旅行記その25 3日目ハナ・ワイルアの滝

ハモアビーチを後にして、今回のハナドライブで意味一番の難所だった
地をご紹介いたします。

まずはこのようにワンレーンブリッチを通過して

せっせと進みます。松尾芭蕉ではありませんが奥の道は細い道なのであります。
そんな細道をクネクネ進むと、ただでさえ狭いワンレーンブリッチの上に観光
客が鈴なりの場所がありました。↓

見てください危ないでしょ、みなさんの目的はこの橋から見える滝なんです。

ここはワイルアの滝と言いまして、この界隈近郊では結構な名所のようでした。
落差は30ｍ、悪くは無いですがそれほど凄い滝のようにも見えません。
早い話が「まぁまぁの滝」なんです。雑な説明
　
では何故に、この滝に観光客がそれもメインランドの観光客がこんなに群がる
のか・・・

それはここがかの名高き映画「ブルーハワイ」の撮影場所だったからなのです。

はいブルーハワイと云えば

エルビス・プレスリー

と相場は決まっております。ヘミングウェイの次はエルビスです。なんともはや
ハナは恐るべき地でございました。(^O^）

あまりの事に撮影すら忘れてしまいましたが、今も尚衰えぬエルビス人気のため、
この狭いブリッチを境に南下車と北上車でニッチもサッチも往かぬ大渋滞が巻き
起こりました。

観光用のワゴンやらバスがあっちでブーブー、こっちでブーとクラクションを鳴らし
接触スレスレで行ったり来たり・・・　そうまさに修羅場と化してしまいました。
私の車もこの渋滞に巻き込まれ、数10分間身動きが不能となりました。

結局、南極、超難極で命カラガラ抜け出しましたが、全く生きた心地のせぬ大変
な状況でございました。ある意味今回のドライブでもっとデインジャラスだったの
が、この滝の観光と云って過言でありません。

何処の世でも人が集まる所には、このようなお店が出てまいります。↓

ここのオジサンは渋滞など何処吹く風と、マイペースで商売をしておったのです。
実は露店の人だかりかなり迷惑だったのですが・・・

と云うわけでなんとか渋滞抜け出してた私は、この滝を折り返し点にして帰路に
つく事にいたしました。

2012年ハワイ旅行記その24 3日目ハナ・ハモアビーチ

さて2013年の仕事もはじまり、私的にはお正月気分もひと段落しました。
それでは2012年ハワイ旅行記の続きをはじめさせて頂きます。

前回の最後にヘミングウェイが惚れ込んだハモアビーチに若干ふれさせて
頂きました。ハナタウン　ハセガワ・ジェネラルストアから車で少し移動
しますと、そのハモアビーチがございます。

かつてアーネスト・ヘミングウェイは、ハモアビーチが世界最高の浜辺で
あると言ったとか言わなかったとか(笑)

とにかくそんな事を聞けばイヤが上にも期待が膨らみます。
ではそのハモアビーチの画像↓をご覧ください。

残念ながら天気がイマ一歩なんので本来の鮮やかビーチ画像ではありません。

The old man and the sea とは言わずと知れた名作「老人と海」の事であり
ます。かつてこの海岸線を散策したであろう古の文豪を想い、私もしばし
ハモアビーチの散策を楽しみました。

海辺に出ると意外に波の高いことに驚きましたが、世界的なサーフィンの
メッカマウイではこの程度はさざ波に過ぎぬのかも知れません。

私は常よりハワイのビーチの白眉と云えばカイルアビーチであろうと、思って
おります。もしヘミングウェイがカイルアを訪れていたら、どんな感想を残し
たのか非常に興味深いものがあります。

さてハモアビーチにはパーキングがありません。必然、道の両端はこの様な
状態となっております。従ってあまり長居できずヘミングウェイと別れを告げ
、次なる地へ移動とあいなりました。

それでは次回はハナの滝のお話をさせて頂きます。とにかく滝がまぁ大変でした。
11月11日午前8時のアップでございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます。
2013年が皆様にとって幸多き１年となりますよう、
心からお祈り申し上げます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

15代目伊藤行燈入道稀有釣示魚三郎守忠助座衛門幸恭