地元のTOHOにて。
午後一番の回（1番大きな箱）と夕方の回（2番目に大きな箱）の
2回見ました。2時間13分と長いので、2回も大丈夫かな？って
思ったけど、全然大丈夫だった
それにしても人が多かったなぁ...何度かこの映画館に来てるけど
こんなにごった返してたの初めてかも。
暑くて予防でしていったマスク外したほど
飲み物頼まないと倒れそうだったので、並んだけど飲食コーナーも
すごい列で、予告始まって暗くなった状態での入場になってしまった。
列の一番端の席を予約しといて良かった。
1回目も2回目も満席でした。
今日も行こうかな？と予約表見たらほぼ満席で断念。
すごい、嬉しい
見た人たちの感想が上々だし、評判が良くて嬉しい。
ネタバレしないで感想書くの難しい。
Twitterではネタバレしないで短い文字数でいい感想書いてる人の多いこと。
そんなツイは躊躇せずリツイしてるので、見てね。
ここからは、私のつたない感想です。
ネタバレしないように書くの難しいのよね。
犯人は決して言わないけど、まだ見ていない人は見てから読んでください。
じゃあね
2回見て良かった。
1回目にぼんやり感じたことが、2回目で私の心の奥深くに届き
さらに沁みて、何度かウルウルしてしまった。
私がウルウルしてしまったのは、生瀬さんのシーンと松さんのシーン。
生瀬さんのシーンは一番好きかも、あの時の新田さんが木村拓哉の人生と
被ってしまい、すごい良かった。
松さんとのシーン、何度も共演しているのにまるで初めての共演のように
思えるから、このふたりは役者としてホントすごいのかもとあらためて思った。
松さんとのシーンもぐっときたなぁ。
その他の出演者の方々も、みんな自分の個性を存分に出して素晴らしかった。
しかし贅沢な使い方だよね
最初に見た時に連続殺人犯の部分が、今一つわからなくて原作本を
読みたい衝動に駆られたけど、2回目見てそこはそんなにこだわるとこではなく
この映画は犯人は誰だ！？っていうミステリーものというよりは
人はみな何かしら仮面をつけている、そんな人間ドラマなのかもしれないなって
思った。だから2回目は犯人はわかったうえで見たわけで、犯人は誰なんだろう？
って視点ではなくなり、そしたら1回目よりものすごく沁みてさらに楽しめた。
美術さんのクオリティもすごいよね。
本物の高級ホテルのようだったし、あの音楽はまるで仮面舞踏会。
エンドロールも素晴らしくて、高級ホテルに一泊してワインをいただき
ホロ良い気分で、これは夢なのか？そんな心地よい余韻に包まれた。
長澤まさみちゃん
2004年に映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」を見た時、なんて聡明な女の子
なんだろうって思って注目したんだけど、その後何でそっちへ行くんだろう？って
少し引いてしまった時期が長くてね。
彼女もきっと自分がどの方向へ行ったらいいのか、すごく葛藤して悩んだのでは？
そこから抜け出たのが、今の彼女のような気がするんだ。
人生に無駄な時期なんてないんだなって、思えた人。
まあ、私の勝手な思いだけどさ。
マスカレードホテルの山岸尚美役は、彼女の代表作になると思う。
そのくらい所作から何から素晴らしかった。
新田刑事を演じた木村拓哉。
検察側の罪人の最上検事ではなく、HEROの久利生検事でもなく
ジャッジアイズの八神でもなくｗｗｗ
不愛想な目つきの悪い新田検事が、山岸尚美とぶつかり合って
葛藤しながらホテルマンに変わっていく様が、自然でカッコよくて
事件が解決して刑事に戻った時
ホテルマンになる前の検事ではなくなってて、細かいことだけど
その空気感が自然で素晴らしかった。
やっぱりスクリーンの真ん中にいるだけで様になる人だなって。
彼には説得力があるんだよね。存在そのものに。
そこに役が自然に乗っかるので、感動するんだなぁ。
新田刑事のその後をすごく見たくなってしまった。
違う現場での新田刑事とか、大スクリーンではなく連続ドラマでも
いけるんじゃない？監督が同じなので、HEROと被りそうだけど
そこが被っていないのがすごいんだよなぁ。
でも、鈴木監督の映画だなってすごく思う。
カメラワーク眩暈起こしそうだったｗｗｗ
さんまさんは、さんタクを見た人ならすぐわかる。
私、気をつけていたわけじゃなくて.....あっ、この時の木村さん
どこかで見た！と思ったら、さんまさんいましたｗ
「大竹」で予約してましたね
さんタク見てない人には、わからないかも。
映画見終わった後、私の前の若い男性グループが
「さんまどこにいた？」「わからなかった」と話してて
教えてあげたくなったｗｗｗ
わかるまで見に来てね（爆）
犯人は早い段階でわかった。
ただ、何で？っていう理由は最後までわからなかったけど。
また見に行きたい
またひとつ、代表作が出来て嬉しい。
これからも素晴らしい作品を残していってください