あみたろう徒然小箱

お気に入りのモノに囲まれ、
顔のつぶれたキジ猫と暮らせば、あぁ、極楽、極楽♪

二度おいしい「もやし」はいかが?

2013-03-29 | green


もやしというと、スーパーの棚にある白いもやしを思い浮かべますが、
もやしというのは「スプラウト(Bean sprout)」つまり種から出たばかりの芽のことで、
種がブラックマッペならお馴染みのもやし、
そのほかにアルファルファ、貝割れ大根、ブロッコリー、ラディッシュなどたくさんあります。
それらはみなスプラウト、つまり種から芽吹いたもやしです。

もう20年近く前のことですが、もやし研究会という会から、
アルファルファのオーガニックの種を取り寄せて、もやしを作っていました。
きっかけは、丸元俊生氏の『丸元俊生のシステム料理学』という本に感銘を受け、
丸元氏がその中でとくに推奨していたからです。
丸元氏は作家でもあり、料理研究家でもあるという変わり種。
非常に論理的に栄養学と料理と健康を考える方で、当時としてはめずらしく徹底したオーガニック主義者でした。
もやし研究会の別のサイトの中にも、丸元氏のページがあります。

当時私は企画を全面的に任せてくれるPR誌をやっていたので、早速もやし研究会を取材しました。
もやし研究会の指導するもやしの作り方は、ざるで作る方法ですが、
一度に2個以上作るからけっこう場所を取るし、横着な私には作業がちょっと面倒でした。
で、自分なりに考え、大きな広口瓶でカシャカシャと振っておおざっぱに作っていました。
おおざっぱとはいえ、毎日水道水でリンスするカシャカシャだけは忘れてはいけません。
もやしは種が発芽する最も盛んな成長期なので、リンスを怠ると腐敗の原因になります。
そんな広口瓶のやり方でも、じゅうぶんに収穫できます。
(これはいずれ私が始めたらUPします)

オーガニックの種はずっともやし研究会から取り寄せていたものの、
どうもこの会はデジタル作業が苦手だったらしく、
ほとんどの店がネットで通販できるようになっても、ネットで注文できませんでした。
ネット購入歴15年以上というデジタル派の私は面倒になり、止めてしまったというわけ。
ところが今回検索してみたら、
さすがのもやし研究会もサイトを作っていて、通販も可能になっていました。
そこで、久しぶりに再開してみようかなと思っているところです。

きっかけになったのが冒頭の豆苗で、最近、友人のサイトで見て真似したのがUP画像です。
根付きで売っている豆苗の芽を切り落として使ったあと、
再び水に浸して第二弾の芽が出てくるのを刈り取り、「一粒で二度美味しい」収穫を楽しんでから。
その友人に「あの豆苗の芽の二度収穫、いいわね!」と言うと、
それはかつて私が彼女に教えたんだとさ。
ありゃりゃ、私の物忘れの速度はさらに加速されているぞ!

これはもう、しっかりもやしを食べて、システム栄養学を勉強し直さなくちゃ。
なぜもやしが良いかというと、
「もともと植物の種は、非常に栄養価が高い食品です。
 種は新しい生命をうみ出すものですから、たくさんの栄養素が凝縮されてふくまれています。
 種が発芽すると、栄養素のかたちもダイナミックに変化し始めます。
 そのとき、食品としての栄養価値はよりいっそう高まるのです。」(サイトから)
もっと詳しくは丸元氏の本にもあるし、このページを読んでくださると解ります。

ササッ、私の4月はもやしに始まるのだ。
もやしムシャムシャ食べて健康になろう。
流行激しく飽きっぽい私のこと、“どこまで続くのやら”ですが、
それを自覚できているところが救いかな?

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