あみたろう徒然小箱

お気に入りのモノに囲まれ、
顔のつぶれたキジ猫と暮らせば、あぁ、極楽、極楽♪

北欧のディッシュブラシ

2012-08-17 | goods ・インテリア

こちら、私が長年愛用しているフィンランド製、SINIのディッシュブラシ
7、8年前でしょうか、フィンランド出張が多かった兄が買ってきてくれたもの。

シンク作業でディッシュブラシを欠かせない私は、
長い間ずっと、いろんなブラシを試して転々としていたのでした。

柄やヘッド部分が天然素材のものは環境に優しいのですが、
使っているうちに黒カビがついてしまうのでダメ。
黒カビは、どんなに漂白しても取り除くことはできないんです。
黒く色が付いた木製のブラシって、見た目も気持ちが悪いものです。
柄が合成樹脂製もいろいろ使ってみました。
ま、大同小異という感じかな。
合成樹脂のポリプロピレンならどのような形にもなるのに、ちょっと持ちにくいものが多かった。
一番問題なのは、ブラシ部分の機能。
ブラシ部分はほとんどがポリエステル製ですが、
フライパンのわずかな熱でも原形を保てず潰れてしまうヤワなもの、
ブラシの根元に付着する油汚れなどの汚れやカビを取り除きにくいもの、
妙に硬くてテフロン加工のフライパンを傷つけやすいもの、
ブラシ足が長すぎて、力を入れると倒れてしまいうもの→汚れを落としきれない。
・・・・とまぁ、いままで何種類のディッシュブラシを試してきたことでしょう。

そんな私を知ってか知らずか(いや知らない!)、
兄がフィンランドのスーパーマーケットでSINIのブラシを買ってきました。
機能デザインのメッカ北欧やドイツ、イタリアのグッズはとても優秀ですが、
これ、ほんとうに優秀なんです。
7、8年間酷使しているのに、取り替えブラシの交換はたった3回。
1個で約3年弱は使えました。
これが最後のブラシで、ご覧の通りまだまだ綺麗に使えますし、
柄の部分はほとんど買ったときと同じような良い状態。
そろそろSINIの替えブラシを欲しいと思い、必死にインターネットで探しました。
しかしどうしても見つからず・・・・。
兄が言うには「向こうのスーパーじゃどこでも売ってるんだけどなぁ」

それから3年、いまここで探してみたら、フィンランド雑貨専門店「Suomikauppa.fi」 にありました。
2010年に仕入れたとありますから、残念! 早かりし、あみたろう。
いまならここでSINIを買えるのに。

SINIのブラシの良いところは、とにもかくにもブラシの質が大変良いことです。
なかなか劣化しない。
いえ、ほとんど劣化しないと言っても過言ではありません。
乱暴に力を入れても、戻る能力が高い、つまり復元力抜群です。
そんなに長持ちするなら、何故取り替えてきたのかというと、
やはり2年も使っていると、ブラシの植え込み部分に漂白しても取りきれない汚れが多少付いてしまったから。
私って、けっこうきれい好きかな?
ものを大事にする人なら取り替えなかったかもしれない。
まさに、ECOブラシそのものです。
ブラシ部の交換機能も実に良くできていて、ワンタッチでパチンと止めるとしっかり留まります。
決してぐらつくことがない強力なキャッチもまた魅力。




3年前、似たようなブラシを探していて見つけたのは、スエーデン製。
KRONのディッシュブラシです。
こちらは北欧雑貨の「KOZ LIFE」というお店。
使い勝手はSINIとほとんど変わりません。
ブラシ部分の強さと弾力性、復元力、汚れの付きにくさ、程よい長さのブラシ等、SINIと大差なし。
詳しい使い勝手はサイトをご覧くださいな。

こんなディッシュブラシにまで「スウェーデン王室御用達」とある。ふふふ。
日本の皇室だったら、例え江戸時代から続く由緒ある亀の子ワタシだったとしても、
皇室御用達と書くのは許可しないのでは?
お国柄というのでしょうか。

クロンのディッシュブラシ、メーカー名の「KRON」も商品名(?)の「KLICK」もなく、
デザイナー名だけが刻印してあるのが驚き。
さすがデザインのメッカ北欧ならではですね。

とまぁ、そんなぐあいで、
今日もまた、愛する北欧のディッシュブラシにお世話になっている私なのでした。