あみたろう徒然小箱

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キカラスウリと仙人草

2021-09-07 | 花・花・花
かつて田舎に行くと、木々の枝にカラスウリの蔓が絡まっているのをよく見ました。
私は葛性の植物が好きで、特に好きなのはカラスウリです。
カラスウリの白い繊細な花弁って、とても素晴らしい造形です。
自然が作った妙とでも言うべきでしょうか?
でも最近ではすっかり見る機会が少なくなってしまいました。
それだけ田舎の樹木などを見る機会が少なったということでしょうか。
さみしい限りです。

カラスウリの花。なんて素敵!「花言葉・由来」より転載

すっかりカラスウリの花のことを忘れていたときのことでした。
いつものウォーキングコースにある大きな桜の木をふと見ると、
カラスウリとも違うなんとも面白みのある白い花が咲いているではありませんか。
しかも力強い葛に咲いてどこまでも伸びています
桜の木は駅前にある高さ10メートル近くの樹で、
蔓の先端はどこまで伸びているのさえ判りません。



キカラスウリの花

この花は何だろうとウンウン考えた末、
故郷にいる花に詳しい友人に尋ねてみると、
さすがの彼女も判らなかったとみえて、花友達に訊いてくれました。
そこでそれが「キカラスウリ」という名だと知ったのです。
検索してみると、キカラスウリはたくさん出てきて、
花は私が見た花そのものでした。
カラスウリの花と非常に似ているのですが、
カラスウリの花の方が花弁の先端が繊細です。
キカラスウリはもうちょっと力強い。
どちらにしても私はこの手の花弁の美しさに惚れ惚れしてしまいます。
しかも清楚な白というのですからますます好きです。
キカラスウリの咲き終わりには黄色く丸い瓜がなるといいますから、楽しみ楽しみ。

キカラスウリの花がすっかり終わってしまった頃、
ある垣根にまたまた見たことのない白い可憐な花が絡んでいるのを見ました。
こちらはキカラスウリの花弁のような形の妙はありませんが、やはり大好きな葛性。
調べてみたら「仙人草」だということでした。
こちらも繊細の白い花でとても素敵です。

仙人草



バラの花や大輪の菊の花もそれはそれでいいけれど、
それほど魅せられることはありません。
どちらかと言えば山野草の花の美しさ強くに惹かれます。
この夏はキカラスウリという何よりの花に出会えて、ほんとに幸せでした。

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