あみたろう徒然小箱

お気に入りのモノに囲まれ、
顔のつぶれたキジ猫と暮らせば、あぁ、極楽、極楽♪

超手抜き、我が家の朝食習慣

2022-07-24 | よもやま話
あんまり大きい声では言えないのですが、最近のうちの朝食はほとんど外食です。

地元の街には朝の7:00からモーニングを出す店が3軒、
7:30からは1軒、
8:00からは3軒と、合計7軒ほどの喫茶店&レストランがあります。
中には客席数4,50席の大型店もあって、店選びは選り取り見取り。

年齢を重ねた昨今、毎日ウォーキングに励まないと脚が弱ってしまいます。
用事があって2日ほど歩かなかったあとは、脚の衰えを感じずにはいられません。
というわけで、日々心して歩くことを肝に銘じています。
夏は日中暑くてウォーキングができないので、
結局は暑さを避けて早朝にウォーキングに行くことになります。

そこで思い出すのは中国での生活です
たった一年間のことでしたが、初めて中国に暮らしたときのこと、
ほとんどの家庭が自宅で朝食を食べないで、
路上にある露天の店先でお粥を食べているのを見ました。
そうとは知らなかったので私は、ほとんどの人が食べているお粥と、
それに浸けて食べる長さ20㎝ほどの油棒(棒状のものを揚げたもの)に驚きました。
これが中国人の朝食の定番のようでした。
もっともそれは私が住んでいた中国南部雲南省の習慣で、
瀋陽や北京などの寒い地方ではもっと違うものを食べているのかもしれません。
お粥には何も味がついていなくて、油棒にも味はありませんから、
これが何でおいしいのだろうと不思議でしたが、
そのうち毎朝食べるには飽きなくて良いものだと思えるようになりました。

食べ物とは関係ない話ですが、
中国での生活での朝というと思い出すのが、お掃除事件です。
私たちの住んでいた部屋は12畳ほどの大きな寝室と、
隣にさらにソファのあるリビング、
その奥に12,3畳ほどの仕事部屋をもっていて、そこにはそれぞれのデスクをもっていました。
住み始めてまもなくの早朝(朝7時頃)、私と夫がベッドで眠っていると、
なにやら隣の部屋に人が動く気配があります。
慌てて着替えてそっと隣のリビングに出てみると、
2、3人の小姐(シャオジエ=「お嬢さん」の意味で名前を知らない人にも使える便利な言葉)が箒や雑巾をもって掃除をしているのでした。

おそらく私たちが眠っているのをそっと見たのでしょう。
起こさないようにと気を遣いながらヒタヒタと静かに作業をしています。
おそらく彼女たちはこの寮の全部屋の鍵を持っているらしく、各部屋の掃除をこなしているようです。
朝7時頃まさか人が眠っている部屋の隣にまで入ってそんなことをしているとは思わず、
その後この宿舎の寮長に頼んで掃除時間をぐんと遅らせてもらい、ぶじ解決しました。
あぁ、驚いた。