雑草はキッチンにも似合う
山梨県北杜市考古資料館に行ってきました。
とはいってもこの不自由な体、相方の運転で連れて行ってもらい、
3分の1ぐらいを私が運転しました。
歩けば足の付け根が痛くなるし、腰も痛くなるから、
間欠跛行でしか行動できない身ですが、車の運転は負担がないのです。
脊柱管狭窄症のときもそうだったし、今回の変形性関節症の時も同様です。
で、行きつけの富士山中湖に近いホテルに泊まり、翌日は念願の北杜市考古資料館へ。
ちょうど10月20日~1月27日まで「縄文人が埋めたモノ展」を開催しています。
この展示をしているのは偶然知ったのですが、
そもそもは、山梨県立考古博物館で見た奇妙な土偶のレプリカを見たことが契機でした。
その本物は北杜市考古資料館にあると聞き、いつか見たいと思っていたのです。
その内容は別の機会にして・・・・

考古資料館は北杜市の北に位置した大泉町谷戸というところにあって、
畑の中の道を進んで行くとたくさんの渋柿の大木がありました。
渋柿だから鳥も食べず、どの木もたわわに実っています。
ちょうど資料館前の休耕地にも渋柿の木があって、思わずそばに行こうとすると、
足元に雑草のカヤツリグサ(コゴメガヤツリ? )がありました。
うちの辺りの雑草といえば平凡なメヒシバばかりですが、
このカヤツリグサには真ん中にパチパチと線香花火が跳ねている形。
農道や田畑によく根付く雑草のようです。
ですから、農地を持っている方たちには迷惑な雑草なんですが、
私にとっては思わず採りたくなる可愛い草。
道から畑に身を乗り出して摘んでいると、
ちょうど次の人と交代した資料館の受付の方が出て来て、
「何かあります? あら、雑草じゃありませんか! 皆が引っこ抜いている草ですよ」
「うちの辺りにはこの雑草はないんですよ。形が可愛くて・・・・」
「あらまぁ~」

そこで摘んだのがこのカヤツリグサ。
「その紫の花はハーブですよ。根ごと持って行けるように袋を持ってきましょうか?
ここはうちで働いている人の畑ですから大丈夫ですよ」
「いえいえ、花瓶に挿せばそれでいいです」
それはラベンダーセージの大株でした。
受付の方は親切に「根ごと持って行かなくちゃ・・・」と言うのですが、
直径3、40㎝はあろうかという大株でしたし、小分けするのも大変。
こんなに元気に育っているのに環境が変わると可哀相なのでそれは遠慮しました。
ついでにうちの辺りでは色褪せた矮性エノコログサも、
寒さの影響で深みのあるえんじ色なのに魅せられて摘み取りました。
「確か、あの丘にレースフラワーがありましたよ」と、彼女はずんずん丘に登っていき、
「あら、花が終っちゃっいましたねぇ」

上は花が終わったレースフラワー。
下は矮性エノコログサ(左は国立、右は北杜市のえんじ色)
花が終わったレースフラワーも加わって、野草ばかりを活けたのが冒頭の画像。
調理台の上に置いても似合います。


リビングには中央高速の談合坂サービスエリアで買った小型の菊ポンポンマムの花の束。
オレンジ色系の「ポンポンマムポーロ」という10月に咲く品種のようです。
うちの辺りにはたくさんのお花屋さんがありますが、あまり見かけません。
活けるとき間違えて触って花が落ちてしまったので、小さなグラスに浮かべてみました。