今池
「Open House」での
「バンバンバザール30周年 お礼参ツアー名古屋編」の続き
バンドメンバーはボーカル&ギターに福島康之さん…ベースに黒川修さん、そして、ピアノにお馴染みFuming、さらには、私にとってはお初のトロンボーンに山田翔一さんといった4人編成
での第2部のレポをば早速…
「2部でございます…オンタイムで進んでおります…」との一声から
まずは
「俺とタシロと校庭で」
郷愁感を感じさせながらもご機嫌
いかにもバンバンバザールっぽいサウンド…等身大の福島さんの日常の思いが垣間見える…そんな親近感の感じられる1曲
ブルージーな福島康之さんの唄声が映えるように、山田翔一さんのトロンボーンの響きが彩る
サビはみんなでハモって、それはそれは実に心地よいグルーブ感
演奏終えて、福島康之さんから再度メンバー紹介
トロンボーンの山田翔一さんを称えて
「俺たちのバンドはトロンボーンが合うな… 今日で、山田翔一さんとはお別れだけど… 笑」
「ピアノはFuming、これからずっと一緒だもんな」
この福島さんの言葉を受けてFumingが言葉を発する
「今日で、2人(黒川修さんと山田翔一さん)とお別れするのは凄く淋しいし、金沢まで2人で行かなくちゃいけない…」
「嫌なのかい!」とこの言葉に食らいつく福島さん
「だって、途中で絶対、エクセルやらなきゃいけないから、運転してくれって言うでしょう… (笑)」…
福島さん笑って「この二人、Wヤマダ!」と漫才師のように紹介して、続いては黒川修さんを紹介する
黒川修さん「明日はジェットスター」と笑わせる…「搭乗場所がどれくらい遠くにあるのかがわかっていて、ちゃんと移動時間、30分は計算してある」と
福島康之さんも
「これが面白くて…」と笑いながら
去年のツアーでとっておいたジェットスターのチケットを返金してくれなくて、なんかポイントで返してくれるとか… で、今年中に使ってくださいみたいなことで、このタイミングしかないかなと思ってと…
黒川修さんが言葉を足して
ジェットスターにはたくさんの乗客がいたけど、みなさん、ポイントで乗ってるのかもしれませんね…とジェットスターの感想をまとめて
続いては先ほど歌った「俺とタシロと校庭で」にまつわる話を福島康之さんが語る…
昔のこと、小学生の頃を思い出しながら歌っていたと
東京の高田馬場で生まれ育って、割と近くに漫画家の先生がいるトキワ荘があって、手塚先生のところにピンポンダッシュのような気持ちでいった思い出を語る…
ベレー帽をかぶっている手塚先生がでてきて、今日はプロダクションが休みの日だから、そっちへ行こうと、プロダクションの方に連れてってもらって、そこでは、間違えた原稿とか、これ要らないから君にあげるとか言われてもらったりして、手塚先生から「君はどういう漫画が好きなんだ?」と尋ねられ「「火の鳥」です」って答えたら、小学生で「火の鳥」を読むの…と感心され、手塚先生が、梅昆布茶を入れてくれて初めて飲んだ思い出があると…
「人生で初めて呑んだ梅昆布茶は手塚先生が入れてくれた梅昆布茶だった」とそんなことを思い出しながら歌っていたと…
で話が変わって
「俺とタシロと校庭で」のタシロくんのお父さんはアニメ界の第一人者、それこそ手塚先生の片腕で働いていたような人で、で、高校の文化祭で映画を撮ることがあって、タシロ監督、プロデューサーは俺みたいな感じで撮っていたけど、当時カメラがなくて、そのカメラを借りにいったのがタシロくんのお父さんの繋がりで、映画の中堅プロダクションのようなところに行って、それはとても高価なものを借りて映画を撮ってたという怖ろしい話…
なんでもタシロくんのお父さんはプロダクションを作って若手に投資のつもりで、若手にカメラを貸していたらしい…その後、あっという間に映画が当たって、投資したものは返してもらったとネットの記事にかいてあったそうな…
あそこで夢みたいなものが蠢いていたんだなと思うとなかなか俺はいい思い出があるんだなと、福島さん!
さらに、他には忌野清志郎さんに会えたのはよかったなと思うと…仲井戸"CHABO"麗市さんとも知り合うことができて…仲井戸"CHABO"麗市さんは家の近所で、印刷屋の息子だという話をされていて、訊いたら、家の親父と同じ家業、写植という仕事、写真を撮るので酢酸が必要で、家の中じゅう、酢酸の匂いがするんだと…仲井戸"CHABO"麗市さんも、子供の頃、絶対、家の中酢酸ぽかったんだろうなと思って、そう思うと、今の歌は過去と今とが繋がって出来上がっているんだと思う…と…そう話をまとめて
じゃあ何をやろうか?と福島さん
「ちょっとこれやってみますか…」とバンドの面々に…
どうも、それが唐突な曲のセレクトだったらしく
黒川修さん、一言
「この…できるのかなっていう圧力が…(笑)」
「恋はねずみ色」
ブルージーなスローなナンバー
黒川修さんのベース、山田翔一さんのトロンボーンが溶け込んで
ジャズっぽいFumingの鍵盤の
メロディーが
これまたタマンナイほどいいのよ!!
そして間奏では黒川修さんのベースのソロがフューチャーされて、この重低音の響きの心地よさと言ったら
「SWEET HONEY BEE(スイートハニービー)」
トロンボーンの優しい響き
しっとりとしたナンバー
寄り添うFumingのピアノの響きが
実に心地よい
ジャージーな雰囲気
後半のトロンボーンの響きなど…もう鳥肌もの…
そのサウンドに包まれて
いやあ…ホントハスキーな福島さんの唄声がタマラナイ!
そして、なんといっても
4人の阿吽の呼吸といいましょうか
4人で作り上げられる音が…もう最高で…
ここからの福島康之さんのMCは新曲のこと
「あんまり古い曲ばかりをやってても仕方がないとも思うけど、新しい曲があるのかっていう話で…曲が全然できないので、これからは人の力を借りてしていこうと???去年TV局から、ジングルみたいなものを作ってほしいという話になって、曲をかくことになった」話を
でも、歌の欠片みたいなものはできていたけど、形にならない…
そういう時に電話を掛けてくるタイミングのいい男がいて、それは小山田壮平さん!割と近所に住んでいて、そんな小山田壮平さんから電話があって、マイクが断線したけど繋げますかって…俺、電気屋じゃないのに…でも、そういうこと、福島さんは詳しそうだからと電話をかけてきたそうな…まあ、それは無理だろうと返答したときに、逆に断った返す刀みたいな感じで小山田壮平さんにお願いをしたそうで…
それは、歌が出来上がってきてるんだけど、スパイスを盛ってくれるかな、みたいな感じで…バラバラになってる歌詞のパーツがあるから、それをつなぎ合わせて曲にしてくれないかなって…「あなたに会えない」「夜明け」「港」「小さな街」これをキーワードにして曲をつくりたいと…コード進行はBフラットの循環コードでと…コンセプトだけは伝えて
Fumingが「まるで連想ゲーム」と…言葉を添えれば
福島さん
「そう言う感じの曲が出来上がりかねてる…そうしたら、わかりましたって、凄いよね!才能がある奴は!!」
すると、2時間後に小山田壮平さんから電話があって、この曲ができあがったとのことで…
「あの、出来上がりかねてた曲が…(笑)」と話を盛り上げる黒川さん!!
「僕が出来上がりかけで1ヶ月半くらいかかっているのに、彼は2時間で!!凄いよね!!「アンディとロックとベンガルトラとウィスキー」の曲なんかとてもよくて、ファンになりそう…いや、今もファンなんだけど」と語って、その曲の3番は自分でかいたと福島さん!
小山田壮平さんが90パーセントかいたという新曲
「小さな夜明け」
弾むようなサウンドで
間奏ではピアノのFuming、そして黒川修さんのベース音が世界観を彩る!
「舟を出そうー」のコーラス、そして被さるように彩る山田翔一さんのトロンボーン
曲調はどこか懐かしさも感じる昭和テイストを漂わせながら、実に心地よい私にはドストライクの福島さんのハスキーな歌声…
メチャいい曲でした!!
そして、トロンボーンの音色が響き渡る
自然発生する手拍子
「明るい表通りで」
一番は英語で
二番は日本語で…
間奏では、山田翔一さんのトロンボーンがフューチャーされて
♪暗い夜にも夜明けが来る
あきらめないで
まんざら捨てたもんじゃない
悲しいことにはさよなら 楽しいことばかり夢見て~
このサビが…最高で…
つい口ずさんじゃう
めちゃめちゃ…元気が出るんだよね!!!
仕事のヤマをみるたびに…
この唄を口ずさんでる気がする…笑
バンバンバザール最高!!それは、見事なグルーブ感!!
ノリノリのご機嫌な音楽は続く!続く!!
続いては、聴いてて
前向きな気持ちになれる!なれる!!
聴いてて元気がもらえる…御機嫌な気持ちになれる…
「夏だったのかなぁ」
実に気持ちいいご機嫌なサウンド
山田翔一さんのトロンボーンの響きがこれまた最高で
そして
なんといってもドストライクの福島さんの唄声
そして本編ラストは
「情熱のありか」
ミディアムテンポの懐かしさ…さらには、旅愁感の感じられる歌
♪雨の日も晴れの日も始まる毎日 今、私は知りたい ぬかるむ道も 歩ける強さと 消えることない すがしき 情熱のありかを~
この…♪雨の日も風の日も~からのメロディーからサビへとつながっていく曲調の心地よさ
伸びやかに歌い上げるハスキーな福島さんの唄声、最高!!
これにて本編終了!
当然鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手!!
この日は、時短要請を受けてて「Open House」での営業時間は20時まで…ということで、UNは待たせずにすぐに出てくる…(笑)
福島康之さん「時間通り…オンタイム…」と
黒川修さんも「時短要請を受けたとおり45分でちゃんと終わる…」と二人揃って嬉しそう…
福島康之さん「曲順を決めていないとは思えないでしょう…この調整の自在性がいいのよ!急げって言われれば急ぐし、のんびりやれって言われればのんびりやるし…」
ちゃんとオチがあって、黒川修さん「こういう無駄話で時間が迫ってくる…時間いっぱい、喋っている場合じゃない…」
とUNは
「ロックンロール」
…といっても曲調は
タイトルから
イメージするような
ノリノリのロックンロールじゃなくて…
メロディアスな「ロックンロール」
…でも曲調は明るくて
まさにご機嫌なバンバンバザールを
表すような…こんなコロナ禍でも間違いなく
明るい気持ちにさせてくれる
「ロックンロール」だったのでした…
いやあ、日々のストレスをどっさり「Open House」に置いてきて気分は最高!!
写真は「ミスター、ジェットスター」と
そして、まるで漫才師のよーなネーミング
「Wヤマダ」と…
翌日、職場にいけば」、机上には
仕事の「ダブルのヤマだー!!」
あれれれ、「Open House」に置いてきたはずのストレスが…私にくっついてきているようで…汗
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