新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2022冬…名古屋市公会堂で「ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL 」

2023-07-27 06:00:46 | ライブ
2022年2月…改装、改築後…
初めていった名古屋市公会堂
 
 
 
 
椅子はふかふか…笑
以前は、1階席後方にはドドンと柱があって…見にくかった席があったと智うけど…その柱もなくなって…どの席からも、めちゃ見やすく改装されていました…
以前、JEFF BECKをみたときなんか、柱が思い切り邪魔だったもんな…
 
 
さてさて、この日は
名古屋市公会堂で「ザ・クロマニヨンズ」
 
「ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL 」
 
 
コロナ禍後、初の…初の…ザ・クロマニヨンズのライブ観戦…
 
それはそれは、楽しみ!!楽しみ!!!
 
 
でも、カンセン(観戦)が楽しみなことと同時に…ちょいと気になるカンセン(感染)…
でもホールだから…ぎゅうぎゅう詰めのライブハウスじゃないから、大丈夫でしょう…
 
とか言いながら…二重マスクにてカンセン…笑
 
自主的な新型コロナウイルス感染症予防を十分にして…十分にして…行ってきました…ザ・クロマニヨンズのライブ…
 
空間はとても広くて…思った以上に…安全そう
広くて…2階席、ちょいと奥の方
…ちょっとステージは遠いけど…


…まあ、ライブハウスでカンセンの心配をする以上に後ろから押される心配はありません…笑
…だから…骨折する心配はアリマセン!!


嬉しいのは
荷物をごそっと座席においておけること

かつ
スタンディングのライブハウスと違って
煽る…笑…前説のオニ―チャンが出てくるまで
座席に座っていられること…笑
いや、初めて…今回、初めて…
ザ・クロマニヨンズのライブを座ったまま…最後まで、ずっと座ったままで…
あ、嘘つきました!
後半のロックンロールの嵐が巻き起こっていた頃にはさすがに、
座ってなんかいられない…


甲本ヒロトさんの
マーシーの…
まるで
詩人のような…
深い歌詞をときどき噛みしめながら
(理解できない…意味がワカンナイ歌詞も多々あるけど…)


意味がワカンナくてもかまわない…笑


頭の中を無にして

ただ…ただ…
…リズムに身を任せるだけ!

そして
クロマニヨンズのライブで…
100パーセント!!
ストレス発散!!…笑
 
新型コロナウイルスもロックンロールの渦にまきこまれて、どこかにぶっとんでいってしまったのではないかと勘違いしちゃうほどの気持ちよさでした…
 
コロナ禍前のザ・クロマニヨンズのライブの時と同様、注意事項を述べた後にライブを煽るオニーサンが登場し、
 
「秘めたる思いをロックにかけて、今夜は爆音を響かせる…五臓六腑に滲みわたる…爆裂ロックンロールショーをお楽しみください…紹介します…」
 
 
と…客席を盛り上げたと同時に、客電が落ち
「クロマニヨン!クロマニヨン!クロマニヨン!」の声が響くオープニングのSEにのって
 
ザ・クロマニヨンズの4人の面々が登場…
 
甲本ヒロトさんが開口一番
「オーライト ロックンロール!!」
 
の一言から
 
まずは
 
「ドライブ GO!」
 
から
 
♪突っ走れ突っ走れ突っ走れ~
 
の歌い出しから…まさにドライブ気分…疾走感満載のご機嫌のロックンロール!!
間奏では甲本ヒロトさんのブルースハープが響き渡り
桐田勝治さんの畳みかけるビート
小林勝さんの刻むベース音が心地よい…
 
そしてマーシーのエレキ炸裂…めちゃめちゃかっこいい!!
このロックンロールの渦に揉まれて、この爽快感、最高!!
 
歌い終えて甲本ヒロトさん
「最後まで楽しんでいってください」と一言挟んで
 

「光の魔人」

メロディアスで、これまた元気なロックンロール

アップテンポなナンバー

マーシー、小林勝さんのコーラスが心地よい…

シンプルなメロディーだけど、心に刺さる…

♪眠れないぜ 銀の星よ これが恋か これが恋か~ 

ロックンロールに包まれて…これが、熱い!アツイ!!ラブソングなんだな…

 

「千円ボウズ」

♪どうでもいいぜ 千円くれ!千円!!~

と…ちょいとコミック的要素も感じられるロックンロール

♪千円ボウズ~と繰り返されるサビは爆発的で、心にこびり付く…このフレーズ…

これから、財布の中に「千円札」をみつけたら「千円ボウズ」と…野口英世さんの肖像画をみたら「千円ボウズ」と思っちゃいそう…

私は、ザ・クロマニヨンズを「せいえん(声援)ボウズ」…上手いこと言えたかな…

甲本ヒロトさん

「ありがとう、もう1曲続けてやるぞ!」と

 

「大空がある」

♪大丈夫だ大丈夫だ~

の歌い出しは、どことなく志村けんさんへのレクイエム(鎮魂歌)のようにも感じちゃうけど…志村けんさんが遺したコメディーのように…曲はとことん楽しいロックンロール

逆に、こんなコロナ禍だからこそ、元気が湧いてくるようなそんなロックンロール!!

 

ここでのインターバル時の客席からの拍手はおさまらない…

甲本ヒロトさん

「ありがとー」と長い拍手を楽しみながら一言

「立派なステージで、なんか賞の授賞式みたいだな…」

と、授賞式に流れるメロディーを口三味線で歌いながら

「ありがとう」と一言

 

「もぐらとボンゴ」

ミディアムテンポでの楽し気な1曲…実にユーモラス

「もぐら」はわかるけど、「ボンゴ」ってなんなん????

♪う~は~と、ゴリラっぽい掛け合い…でも「もぐら」なんですよね…

♪道がないからモグラは堀った 道がないから無限に掘った~

なんか、このトンネルのような出口のみえないコロナ禍を暗喩しているかのようにも…

曲のラストは「もぐら」とリフレイン!!

 

「ここにある」

一転、疾走感溢れるロックンロール

♪好きなんだ 好きなんだ 好きなんだ Oh Yeah! ただ一つ ただ一つ ただ一つ Oh Yeah!~

もう直球のロックンロール…ホントめちゃめちゃ気持ちいい…

まさに、ザ・クロマニヨンズのロックンロールが「ここにある」!!

リフレインされる「ここにある」のメロディーが実に心地よい…

 

「爆音サイレンサー」

刻む桐田勝治さんのイントロのドラムはインパクト大

どことなく懐かしさを感じさせるメロディー

孤独感が浮かび上がり…ハードボイルド感漂う歌…

小林勝さんのベース音、それに絡むマーシーのギターソロが魅了する!!

 

「イエー! ロックンロール!!」

もうご機嫌な、直球のロックンロール!!

懐かしの70年代のロックテイストのサウンドで…

♪山ほどうんざりするけれど 山こえ 谷こえ 転がって~ロックンロール!!イエー!~

もう歌詞に心から共感…

曲の後半はマーシーのエレキが名古屋市公会堂の空間の隅々まで響かせる…

歌い終えて甲本ヒロトさん

「ありがとう」と…長く続く拍手の音に耳を傾けながら

「ずっとアルバム「SIX KICKS ROCK&ROLL」の中から曲順通りにやっています…そのアルバムの曲を全部やります…拍手もいいもんですね…めちゃめちゃ何か伝わってくる気がする…でも、気のせいだと思う…笑…気のせいだと思うけど、なにかが伝わってくる…ありがとう…」

と言葉にして…

「冬のくわがた」

ちょいと寂しげな…レゲエっぽサウンドの曲

♪冬のくわがた じっと動かない~

じっと動かないクワガタは、日本の政治家への暗喩のようにも思えてくる

ふと、友部正人さんの「クワガタ」という曲を思い出した…描く世界観は共通点がいっぱいあるような…

 

「ナイフの時代」

まさに、ロックンロールの王道、ザ・クロマニヨンズの王道とも思えるサウンド…

♪風が 囁いた ナイフの時代 空が 輝いたナイフの時代  心があれば 取説不要 電気料金 タダ~

この「ナイフの時代」はこのコロナ禍を憂いて、このコロナ禍以後の世の中への願望を歌詞にしているのかも知れないな

♪危険は承知 車と同じ パソコンほどではない ナイフの時代~

パソコンは危険??SNSの中傷をさすようでもあり、マスコミの偏った報道をさすようでもあり…実に詞は深そうで

この頃、この後に、ロシアとウクライナ間の戦争が起こり、世の中は、戦争で、ナイフどころか,銃と爆撃の時代になったりしていますが… 

 

「ごくつぶし」

すみません、最初、ご当地名古屋ソングかと勘違いしちゃいました…それは「ひつまぶし」

「ごくつぶし」とは、まあ、怠け者の意…

♪タンスの厄介者 天井の疫病神~の後には

♪生まれてよかった~の言葉が実に清々しい…この言葉が心にこびり付く…こんな感じのロックンロール

怠け者の意だけど、力強さも感じられるサウンドで

歌い終えて

甲本ヒロトさん「ありがとう、「SIX KICKS ROCK&ROLL」は後1曲…残る1曲をと

 

「縄文BABY」

♪カモン 縄文BABY 土器 炎のように ドキドキしちゃう~

なんかこのブログを彷彿させるようなオヤジギャグの散りばめられた歌い出し

メロディアスなミディアムテンポの1曲

アルバムのラストを飾るにふさわしい…緩めのサウンドが印象的…

 

ここで甲本ヒロトさん

「ありがとうございます…「ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL. 」…そのアルバム「SIX KICKS ROCK&ROLL」からやりました」と

「もし、あ、今日楽しかったな…もう1回ライブゴッコをやりたいなと思ったら…このCDが使えるので、みんなで遊んでください」と笑わせながら

さて、次、今度は違うアルバムからやらせていただくと…

「MUD SHAKES」というアルバムがあったんですが、ツアーでやれてないらしいので、今回はそれをやろうと…

 

「カーセイダーZ」

初めて曲名を聴いた時、思いついた言葉は「マジンガーZ」と…とことん発想は昭和…苦笑

「カーセイダーZ」が「稼いだぜー」と叫んでいるように…歌っているように聞こえるのは、コロナ禍で、ことごとくライブが中止になって思うように稼げなかったから…その皮肉???のよーにも聞こえたけど

きっと、この曲を作った頃は、まさか新型コロナウイルス感染症の来襲で、ツアーが中止になるなんて思っていなかったことだろうな…

「マジンガーZ」…どーか、新型コロナウイルスをやっつけておくれよ!!なんて妄想に想いを馳せながら「カーセイダーZ」の心地よいサウンドに身を任せて…

 

「新人」

ミディアムテンポのこの歌…

私には「新人」「信じん」と…

この新型コロナウイルスに振り回される国家の対応を「信じん」と歌っているように聞こえたのは私だけ…かも知れないけど

 

♪足りないな 足りないな~

特別定額給付金10万円じゃ足りないよね…

歌詞はフツーに「新人」さんのことを歌ってるようには感じるけど…笑

もう曲に身を任せば、気分は最高…間奏のマーシーのエレキの響きが心地よい…

「かまわないでくださいブルース」

スローなブルースの曲調

♪やなこったうんざり やなこったうんざり かまわないでください かまわないでください なくてもこまらない ないほうがいいんですかまわないでください かまわないでください~

なんかこの歌詞…背景にコロナ禍の国への対応の曖昧さが感じられる気がするのですが…もう歌詞に、心から共感

曲調は魅惑のコーラスが印象的で

マーシーのエレキの唸りが、もうめちゃカッコイイ…何かを語っているようで…感情が溢れんばかりのエレキの響き

そして

♪やなこったうんざり~と歌った後で

の後に間をとって

♪かまわないでください~のリフレイン!!

ヤバい!このリフレインが心に沁みつく程…

 

歌い終えて「ありがとう」と甲本ヒロトさん

ここで、ブルースハープを手にして、競馬のファンファーレに使われる曲を奏でた後には、もう1曲、続けざまにソロで奏でて

 

「じゃあ、ちょっと熱くなってきましたので、エンジン全開でぶっ飛ばしてロックンロールやります!!」と言葉にされたら

私も、もう座ってはいられない!!

頭の中を無にして

ただ…ただ…
…リズムに身を任せるだけ!

 

「暴動チャイル(BO CHILE)」
 
まさにロックンロール、ジャングルビート
 
Bo Diddleyっぽい!!
 
♪ジャングルビートは知ってる ジャングルビートが連れていく サンタクロースの名簿に 載っていない子供がいる~
 
躍動するビートが圧巻
 
甲本ヒロトさんのブルースハープがこの躍動するリズムに加わって、その心地よさと言ったら、もう最高!!
 
「どん底」
 
シンプルなこれぞ、ロックンロール!!って感じで
歌詞がストレートそのものって感じで


♪どん底だから上がるだけ~



もう…繰り返されるこのフレーズがすべて!!

この楽天的な言葉の繰り返しが…気持ちいいんだよね!!


…こういった感じの歌、好きなんだよね~



メッセージ的に…勝手にこの歌と共通するなあ…
…と思ったのが…



MOJOCLUBの「ガマン」っていう曲…

きつい時には
呪文のように…この歌を心の中で歌うと元気がでてくる


さらには
小山卓治さんの
「下から2番めの男」



♪最悪とまではいかないが
ここぞってとこで決まらねえ
俺は下から2番目の男~




このフレーズがたまらないんだよね!!


…で、このザ・クロマニヨンズの

♪どん底だから上がるだけ~


このフレーズ、凹んだ時にきくといいよね!!!
 
 
「生きる」


菅田将暉さんが主演の
日本TV系日曜ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の主題歌でしたね

それはそれは
ご機嫌なビート
探検家をテーマにしたストーリー性の感じられる
マーシーの歌詞



♪見えるものだけ それさえあれば
たどりつけない 答えはないぜ
ずっとここには ずっとここには
時間なんかなかった~



夢中になっていれば
時間なんか忘れられる…
そんなことを感じさせてくれる…
 
「紙飛行機」



日常の中で目にしそうな風景を描き…
かつメロディアスな旋律が心地よい

一緒になってエアの紙飛行機を飛ばしながら
気分は最高!

 
「タリホー」
 
ストレス発散に…
この曲最高なんだよね!!
 
これにて本編終了
歌い終えて「ありがとー、楽しかったよ!」と
甲本ヒロトさん
 
メンバーは、ステージそでにはけることなく、ここからがUN
 
ツアー物販のタオルを掲げるタオルタイム
客席のみなさんもタオルを掲げて、それは見事な一体感
 
湧き上がるUNの拍手
 
それに応えるように、甲本ヒロトさん
「ありがとう!盛大なアンコール!あと何曲かやらせてください」と
 
「雷雨決行」


♪引き返すわけにはいかないぜ 夢がオレ達を見張ってる~



このサビのフレーズがめちゃいいんだよね!
元気がでてくる…
なんとも素敵なフレーズなんですよね…
 
 
「ギリギリガガンガン」
 
♪今日は最高の気分だ~

たたみ掛けるロックンロールに大満足!!
 
 
そしてラストは




「ナンバーワン野郎」


…いやあ…ロックンロールっていいねっ!
 
ナンバーワン野郎!
 
とことん!
とことん!
ロックンロールに酔いしれて…
まさにクロマニヨンズこそ
「ナンバーワン野郎!」そのもの
 
 
いやあ、楽しかった!!!
 
実は、この名古屋市公会堂での「ザ・クロマニヨンズ」のライブ、2日間あったけど、ちょいと、コロナ蔓延を気にして…
 
1日だけしか、参加しなかったんだよね…1日だけなら、感染対策不十分で「密」と感じたら、帰っても、チケット代、1日だけなら,後悔しないかなと…
でも感染の危険性、全然感じなかったな…
ソーシャルディスタンスも保ててカンセンできて…笑
 
強いて言えば2日間参加できなかったことが
「後悔どう??後悔どう??」…「こうかいどう?」
「公会堂??」
 
こんなオヤジギャグが思いつく程…楽しい夜でございました…


コメントを投稿