新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

弘法町弘法山にある…弘法通りに面した、見返り弘法で有名な「弘法」でいっぱいの遍照院を参拝する!

2020-12-10 06:13:39 | B級スポット
知立市にある

弘法山 遍照院を参拝する…

山号が「弘法山」とあるところからも
相当、弘法大師・空海さんと縁の深いお寺であることが伝わってきますよね!!
住所も「弘法町弘法山19番地」
もう「弘法さま」が町名に番地の地名になっちゃってますからね…


そのお寺に面する通りも
「弘法通り」



とことん
「弘法さま」推しの
遍照院



地元では「知立の弘法さん」と呼ばれ
三河三弘法の第一番札所

なんでも
弘法大師さまがこの地を離れるときに
樫の木を切って自分の座像を三体刻まれて
「この像を見ること、われを見る如くなせ。わが名を唱うるもの、かならず応護せん。」

といわれて、この地を後にしたそうな…


その三体の像のうちの一体がここ遍照院にあって
それが、右を向いて大師と別れを惜しまれているような
弘法大師像なので「見返り弘法」と呼ばれているそうな…

残りの2体は

「見送り弘法」(西福寺)
「流涕弘法」(密蔵院)


とこの知立市の隣の刈谷市にあるとなれば
当然、寄りたくなりますよね…
まあ、そちらの参拝記は…後日にだらだらと書きますね!!

歴史の感じられる
石標…




その奥に見える山門





その手前にある
「知立市観光めぐり」の案内看板






今回の「知立市観光」の目的
この案内看板にある
「三河三弘法」参拝であります!!

その「三河三弘法」の案内看板も
でかでかとありました…




「三河国三弘法第一番」の石碑





なかなか「一番」とは縁のなかった人生を送ってきたので
「第一番」と書かれているだけで
気分が高揚してきますな…


山門をくぐって





まずは新型コロナウイルスを洗い流さなくちゃ…

ひょっとして、へばりついてたら大変
しっかり手を洗ってと…
いや手を清めて…と





手水舎で
手を清めた直後に
拝みたくなる
手水舎に鎮座するお地蔵様




もう境内は広くて広くて
いたるところに仏様が大小あちこちに…


そんな境内をぶらぶらと…


ちょいと働いた…

小労働…じゃなくて…鐘楼堂






鐘は二階にぶらさがっているのでしょう


池があって
そこには弁天堂





古来真言宗の寺院に付随して奉納される
五穀豊穣、商売繁昌、技芸向上の仏様だそうな…




こいするフォーチュンクッキー」

とかいって
におみくじやお菓子を投げ入れないようにね
が困っているようなので…






薬師堂





の前には
びんずる様やおもかるさまがずらっと











どのびんずる様にお願いしようか
どの重かるさまを抱き上げようか
迷っちゃいますよね…


とか言いながら
すべての、びんずるさまをさすり
重かるさまを抱き上げるんですけど…


それにしても
重かるさま、重っ!!


お堂の中を覗いてみると
愛染明王さま
不動明王さまの隣に




私の大好きな

大随求菩薩さま…いわゆる「ポックリさん」がいらっしゃる…


逝くときはポックリと逝きたいと
常々思ってる私…





ここは念入りに…念入りに
あと、おおよそ20年後以降に
逝くときは…なにとぞと



薬師瑠璃光如来さま…







その廻りには

分身の千軆薬師さまが…





無病息災に霊験のある仏様
ポックリ逝くまでは、無病息災をば…お願い…


いやあ
薬師瑠璃光如来さまに
大随求菩薩さまに手を合わせることができて大満足…


慈水大師さま…




この水が
病気平癒に効くそうで…
手ですくって脹脛をぺたぺた
肉離れはもう勘弁してー!!




厄除大師さま…



厄年の厄だけでなくて
新型コロナウイルスの「厄」も除いておくれよ!!





「念ずれば花ひらく」の石碑





御線香供場









そして
本堂へと










合掌!!


この本堂
戒壇めぐりができまして
本堂の地下道場を歩いていく…けど
ホント真っ暗で
何も見えない!見えない!!
お先真っ暗…笑…なんてことは
これまでの人生で何度か切り抜けてきたではないか…
でも、リアルお先真っ暗
壁だけがたより…
そこに新型コロナウイルスがへばりついていたとしても
触れずには進めない…
すると突然うっすらとした灯りの中、小さな大師像が…
このとき感じたこと…
「手」が「目」になるんですね…

きわ目手…もとい…極めて貴重な体験をしました…

境内の奥の方には
四国八十八カ所お砂踏み霊場

そこにいてる弘法さま…




人間には88の煩悩があり、四国霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いがかなうといわれている四国八十八カ所霊場巡り





番所ごとにお地蔵様がおられまして
ここを巡れば
わざわざ四国までいかなくても
88の煩悩を取り除いていただける優れもの…


他のお寺
特に山寺なんかだと裏の山を登ったりして
私の大嫌いなニョロニョロ(ヘビのことね)に遭遇なんてこともあるんですが…
ここは山登りなんていった必要のない平地
廻るのはもってこい…













その中でたまたま目に留まった
愛らしく感じた地蔵様と
アニメ化したキャラっぽい
不動明王さまとのツーショット





でも私…
時間の都合上、端折ってしまって…
というのは、この後、残りの三河二弘法に行きたかったものですから…
おそらく…50くらいの煩悩は取り除けなかったような…汗
スミマセン、またいつか…
四国に行くよりもウンと知立市の方が近いので…
出直します…汗


その四国八十八ケ所お砂踏み霊場の中央にあるのが

奥の院










仏様の
眼の奥の(オクノ)瞳が印(イン)象的でした…




だから
オクノ…イン





水子地蔵尊

お寺にくるといつも一番切なく感じる
お地蔵様…




合掌





水子堂の近くにあった
石塔




こちらのお堂の中には
仏様、観音様、弘法さまが
濃厚接触…








早く
新型コロナウイルス禍から開放されて
こうした濃厚接触
フィジカル・ディスタンスに気をつけなくてもいいような
世の中になってほしいものです…



安産子育て弘法大師像












それにしても
もう…いたるところに弘法大師さまがいらっしゃいまして
まるで某ネズミランドのミッ〇―マウスのように…
と思えたのは
先ほどの四国八十八カ所お砂踏み霊場で
煩悩を拭い去れきれなかったから…に違いない…

馬頭観世音さま





あれれれ、ただの3面の観音様じゃん!と思いきや
観音様の頭の上には
ネズミくらいの大きさの馬の顔が…






万馬券が獲れますように…

この願いを馬頭観世音さまに届けるのは
間違っていた…汗…ような気もしますが…苦笑


と思った瞬間に間違えであることに気づきました…


ペット塚…
の観音様だったようで





私…ペットを飼ったことはないんですが
一時、渓流釣りの餌として
腐らせた玉ねぎと馬糞を混ぜた蓋つきバケツの中に
ミミズを飼っていた???ことが…
水を与えて、育てていまして
かわいらしくすべてのミミズに「ミミちゃん」なんて名前をつけて週末の渓流釣りの時に餌箱に入れて、出かけていたことをふと思い出して


再度
ミミズの「ミミちゃん」に手を合わせる????


不動堂





ここにも
お砂踏み霊場のお地蔵様が…



ここのお砂踏み霊場
必ず…同行二人のお地蔵さまで
要はペアでいらっしゃいまして
一人で廻っていても
一人じゃない…そばには弘法大師さまが必ずいますよ…という意で
ペアで並んでいるようであります…


不動堂を覗くと
これまた真っ暗ですが
薄灯りの中に
不動明王さま…おられました!!おられました!!

波切不動さま






弘法大師が唐から帰国の途中嵐に会い、祈願したのが波切不動尊
新型コロナウイルスの第2波…第3波も断ち切っておくれよ!!

修行大師像
先ほどの安産子育て弘法大師像より一回りデカい
5メートルほどはありそうで





以上…
ぐるっと
弘法山 遍照院の境内は広い!広い!!!


かつ
戒壇めぐりで
人生は一寸先は闇…でも必ず弘法さまが手を差し伸べてくれる…ということが分かって
満足満足大満足!!


それにしても歩き疲れた…歩き疲れた…歩き疲れた…


ふと浮かぶこの歌

♪歩き疲れては草に埋もれて寝たのです~


高田渡さんの「生活の柄」


この方は気持ちよさそうに寝ていましたけどね…





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