愛知県美術館へ
幻の愛知県博物館展を観に行った話の続き
「Ⅱ章 幻の愛知県博物館」
愛知県博物館、開館(カイカン)!
このときは、さぞカイカン(快感)だったことでしょう
愛知県博覧会の案内図
名古屋博物館博覧会の展示品一覧
これが愛知県博物館
愛知県博物館の写真
絵図
商品陳列館の敏腕館長の説明板
当時では珍しかった機械の動態展示も行っていたそうで
愛知県商品陳列館のガイドブック
バラバラだったインド綿布の図案集が、ここ陳列館では台紙に貼って綴れるようにしたんだとか!!これでお客さんの動員どう??(動インドう??)…もちろん増えたって!!
さすが、敏腕館長!
絵葉書「新古陶磁器展覧会」
絵葉書「名古屋収容青島俘虜の独兵」
絵葉書「名古屋俘虜収容所 俘虜製作品展覧会記念絵葉書」
絵葉書「名古屋衛生展覧会」
絵葉書「婦人博覧会」???
これ気になるぞ!!ご婦人がこんなふうに並んでいるのか…陳列されているのか???
行ってみたいぞ!みてみたい!!
美術館が欲しい!ー画家たちの展示場所
岸田劉生さんの作品
そして、美術館の展示をしていた昔の写真
愛知県商品陳列館で美術品の展示会があったけど
それは1917(大正6)年2月10日~12日の
わずか3日間だけの開催だったんだって
そりゃあ、美術館が欲しくなるわけだ!!
「陳列所の展開ともう一つの博物館」の説明パネル
これは額田郡の物産陳列所
その開所記念展覧会賞牌
アイヌ関係資料
ポーンペイ島の腰蓑
ポーンペイ島がどこにあるか知らんけど…
木葉の化石
巻貝の化石
化石は昔から展示されていたんですね
動物の頭骨標本
Ⅲ章「ものづくりの愛知の力」
「もし、この博物館が続いていたら」と仮定した内容で、ものづくりに愛知にまつわる5つの展示が
朝日遺跡出土の
銅鐸
どう、おたくにこれある??
ある訳ないやん!!
朝日遺跡出土の
赤彩土器
いやあ、土器だけにドキドキするねえ
江戸の寿司を換えた粕酢…ミツカン
なかなか粕酢の作り方がミツカンなかった(見つからなかった)んだよね
ガラ紡の普及と養蚕(ようさん)奨励
これ、みさなんに、ようさん奨励されたことでしょう
絨毯
売れ線陶器に学ぶ産総研のドイツ参考品
ドイツ参考品をもっているのはどいつだ??
ドイツ製
鹿装飾燭台
これ、どいつのだ??
ドイツ製
釉彩鉢
これ、どいつのだ??
なんども、いつまでも繰り返すつまらないオヤジギャグを言ってるのは…どいつだ!!
蛸置き物
用途は不明
これをもっているとみなさんにごタコう(ご多幸)が訪れる???
ホウボウ置き物
用途は不明
これが、唐突においてあったら「ギョギョ(魚魚)」と驚くかも知れない
ロダンと交流した
沼田一雅氏の
平野耕輔像
平野耕輔さんを知らんけど
愛知県蚕業取締所
繭の標本
と、顕微鏡
ファンデーションを支える
奥三河の絹雲母
発掘現場写真
世界的にも稀少な
絹雲母
さて博物館については、1878年、大須・総見寺境内に博物館を設け、それが1883年に県営化し、愛知県博物館となり、それは古文化財から最新の産業品まで古今東西のさまざまな資料を収集し、植物園や動物園まで備えた一大総合博物館だったらしい…
その後は、愛知県商品列品館となって、戦後は中小企業の経営・創業支援と貸館事業に特化して、博物館としての機能を失い、結局、愛知県立博物館はできず、最終的に愛知県博物館の後継組織は、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)になったということらしい
企画展「幻の愛知県博物館」は、後半は、もし「愛知県博物館」があったら、こんな展示をしていたという
もし~だったら、といった展示で
なんていうのかな…「幻の愛知県博物館」を掘り下げるような展示会じゃなかったので残念!!
ふと思った…
「愛知県美術館」なのに
絵や彫刻の作品はほとんどなく
この「博物館」のような展示
「愛知県美術館」がひょっとしたら「愛知県博物館」だったりして
「愛知県美術館」自体が、ひょっとしたら、幻(まぼろし)であるのかも…
ああ、ややこやしい…
この一言の感想に尽きるな
いっそのこと「愛知県美術博物館」にしちゃえば
なんの問題もないのにな…笑