新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2022年冬…愛知県芸術劇場コンサートホールで「ダイドーpresents メ~テレ Premium Concert2022 フルオーケストラと共に贈る一夜限りの音楽の旅、プレミアムコンサート」第1部

2023-07-28 06:00:09 | ライブ

2022年冬の祝日

愛知県芸術劇場コンサートホールで行われた

 

「ダイドーpresents メ~テレ Premium Concert2022 フルオーケストラと共に贈る一夜限りの音楽の旅、プレミアムコンサート」を観に行く…

 

三ツ橋敬子さんの指揮のもと…演奏は…セントラル愛知交響楽団

オーケストラでの演奏の中…

山崎まさよしさん、大黒摩季さん、山本耕史さんがゲストで歌われるというコンサート…

 

さてさて、このコンサートに行こうかなと思ったきっかけは

山崎まさよしさん

 

山崎まさよしさんはお気に入りのアーティストでして

何と言っても
特徴的な声とともに…あらゆるところでブルースが感じられるから…

根底に…
ブルースが感じられるから…聴いてて心地よいのよ…ギターテクニックもブルースフィーリング満載で

彼が出演されるから、このコンサートへ行こうと…

 

大黒摩季さん…初めて観ました…でも、圧巻のパワフルな歌声はヒット曲からもよく存じ上げている…歌に迫力があって、これまた楽しみ…

 

さて、山本耕史さん、歌っていることを…知りませんでした…役者としてしか知りませんでした…だから、どんな曲どころか、どんな唄声なんだろうということさえも知りませんでした…

ところが…歌…めちゃ上手いの…ただ、上手いだけじゃなくて、ドラマティックといいましょうか…情感がこもっているといいましょうか

まるで、アーティストそのもの…の声の響き…

感情が込められた歌……ホント圧巻だったのよ!!

 

いやあ、三者三様の唄声の魅力に惹かれて…実に素晴らしい夜になった…

そんな、感染症対策もしっかりと行われていた

「ダイドーpresents メ~テレ Premium Concert2022」のレポをば…

以下にだらだらと…

 

まずは、三ツ橋敬子さんの指揮のもと…セントラル愛知交響楽団のフルオーケストラの演奏

モーツァルト「歌劇『フィガロの結婚』序曲

美しく軽やかで楽しい好きな曲

弦楽の響きが心地よい…

ここは、コンサートホール、普段からクラシックの演奏を中心に行われている会場なので…音の響きが最高なのよ!!

盛大に盛り上がる曲なので聴いているだけでウキウキした気分になる、オープニングにはもってこいのクラシック曲

演奏を終えると司会の方が登場

「ダイドーpresents メ~テレ Premium Concert2022にお越しいただきありがとうございます…」とご挨拶の後

本日のコンセプトは「愛の力、生きる力」を力強く表現するロックテイストの曲を集め、さまざまな楽曲をフルオーケストラで皆様にお届けすると…

ここで司会者の自己紹介(確か…横川さん???)と、指揮者の三ツ橋敬子さんと「セントラル愛知交響楽団」を紹介し

最初のゲストをステージに招き入れ

司会者と入れ替わるように

山本耕史さんが登場

「ロックオペラ モーツァルト 殺しのシンフォニー」

オーケストラでの演奏と一体化したような唄声

日本語で歌う…それは、あたかも山本耕史さんが一人で演じ唄う、まさにオペラをみてるかのよう

歌から伝わってくる凄い迫力…そして情念…

それは、もう鳥肌もの…

こんなに表現豊かに…かつ、こんなに歌に説得力があるなんて…山本耕史さんの歌が、想像以上に素晴らしすぎる!!

 

歌い終えて山本耕史さん、自己紹介…そして、最初の曲は激しめのロックな曲…この曲は2013年「ロックオペラ モーツァルト」という作品でモーツァルトとサリエリの二人でやった作品から…この曲はサリエリがモーツァルトに嫉妬して、その葛藤を描いた…そんなミステリアスな感じの曲をお届けしたと…

話題を替えて、今NHKで「鎌倉殿の13人」…この撮影は半分くらいは終えている…この作品で、北条義時の盟友、三浦義村を演じているけど、時代背景を照らし合わせると…噂によると3歳だった説もあるようだと…ただ、はっきりとした史実は残っていないので、そうじゃないかも知れないと…でも、山本耕史さん自身も、三谷幸喜さんがどう描くのかが楽しみだと語って

そう、 「メ~テレ Premium Concert2022」なのに「NHK」に関するMCでよかったのかなと、いらぬ老婆心を抱きながら耳を傾けて…笑

さらに山本耕史さん、基本的には俳優業が中心で、こんな山崎まさよしさんや大黒摩季さん、さらには素晴らしいオーケストラのコンサートに招いていただいて嬉しい限りだと語って

次の曲はミュージカルで歌った曲

自分の故郷を捨てきれない…そんなことを思っている主人公の歌を聴いていただこうと

「Memphis Lives in Me」

 

当時タブーとされた黒人の音楽であるブルースを、ラジオやTV番組で紹介した実在の白人ラジオDJ、ヒューイ・カルフーンをモデルに、彼と恋に落ちた黒人歌手フェリシアを描いたミュージカル「メンフィス」で歌われたバラード曲

日本語歌詞にも山本耕史さんの歌声にも胸が熱くなる

曲は実にドラマティック…まさに、一人ミュージカルをみてるよう…

歌も低音の響きとか盛り上がりとか…もう最高…

めちゃ素晴らしくて感動モノの…山本耕史さんの歌われた2曲でした…

いやあ、このコンサートに来て満足!満足!!大満足!!

 

続いて登場したのは

大黒摩季さん

「こんばんは、山本耕史さんから熱いドラマティックな想いを歌からいただいたので、私はファンタジーの世界へ」と

「Over The Rainbow」

オーケストラでの演奏の心地よさ…それに被さる大黒摩季さんの優しい唄声…もうその歌唱力は圧巻…歌は、実にドラマティックに…

まるで、一人ミュージカルをみているかのような、ファンタジー感に包まれる…

歌い終えて大黒摩季さん

「みなさん、息をしてもいいですよ」と笑わせ、お客さんをほぐしながら、「素晴らしいオーケストラと指揮とゲストがみなさんのハートを震わせていることと思います」と言葉にして

次の曲はオリジナル曲

今年は、北京オリンピック…去年は自国開催の東京オリンピックと2回続けてみて、アスリートのみなさんに勇気と力をいただいたと…話題はオリンピックのこと…

なんでも、大黒摩季さん、アテネオリンピックのその前のアトランタオリンピックのときに、女子ホッケーチームをコンサートに招いたこともあるし、ベンチにいたこともあったそうで…そのときに応援歌を作ったりしたそうで

それを機にいっぺんにオリンピックが大好きになってしまって…今回も東京オリンピック、誰にも頼まれていないのに、5曲も応援ソングを作ってしまったと…笑

オリンピック、金メダルをとった優勝した方はとても華やかで、みなさんに注目される一方で、10位に入賞するだけでも大変なのに…申し訳なさそうに…淋しそうな姿で帰ってくる、その姿を見ると…抱きしめてあげたいと思ったそうで…そんな思いで作った歌だと…

このコロナ禍、仕事でうまくいかないときがあっても、その頑張ってきたことは無駄ではない…OKです!!

頑張っている自分に「OK」といってやってくださいと

次の曲は

「OK」

ドラマティックな歌い出しから始まる優しさ溢れる癒される曲

その中にはっきりと感じられる力強さ

圧巻の唄声!!そして、元気の出るサウンド

サビの大黒摩季さんの伸びやかな歌声…そして、そのパワフルな迫力のある唄声は圧巻!!

ホント、聴いてるだけで元気が湧いてくる…元気になれる…そんな1曲でした…

 

大黒摩季さんと入れ替わるように

司会の方が登場

「山本耕史さんの素敵な歌声、大黒摩季さんのパワフルな歌声がみなさまに届いていることと思います…この後は、温かい世界観が溢れるステージを」と…

「スマートフォンでも気軽に音楽が聴ける時代だからこそ、あらためて、こうしてコンサートホールに足を運んで聴くコンサートだからこそ、その音の大切さが胸に届いているのではないでしょうか」と語り掛け

「プレミアムなひとときをみなさまの心に留めてもらって、また今日のコンサートが心の中から蘇ってくるようなコンサートになれば…そんな中で、自身と重ね合わせて、頑張ったねとかそういう前向きな気持ちを後押ししてくれるものがコンサートだと思います」と語った後に

山崎まさよしさんを迎え入れる

 

「月明かりに照らされて」

フルオーケストラの迫力ある演奏に包まれて山崎まさよしさんの
圧巻の唄声が響き渡る…

間奏でのフルオーケストラの演奏の中でブルースハープが響き渡る…その存在感の心地よさもフルオーケストラを従えての今夜だからこそ…

普段聞かないオーケストラでのアレンジに心惹かれ

歌もドラマティックに…ストリングスの音色に山崎まさよしさんの歌声とギターが自然に溶け込むように…

簡単な言葉でいっちゃえば…もう…感動そのもの…

 

歌い終えて、山崎まさよしさん、まずは自己紹介…

楽屋で聴いていたけど、みなさんのMCもしっかりしてて…と笑いながら山崎まさよしさん…

「今聴いていただいたのはデビュー曲…そんなに売れなかったです…」笑…

「なぜかというと…まあ、いいか…笑」

 

このクラシックなホール、この会場にくるのが初めてかと思っていて、楽屋でもそう思っていたけど…5,6年前、ザ・ストリングスとの編成で、ここにきていることを知らされたそうな…

ステージ後方の巨大パイプオルガンを眺めながら

「あれ、グサッと刺さりますよ…」と笑わせながら、パイプオルガンがあったことは思い出したと…

でも楽屋とか全然憶えてなったけど、ここにすでにきてたことをイベンターの方に教えてもらったとのことで

「きてました…笑…お久しぶりです…山崎まさよしです」とあらためて、笑える挨拶を言葉にした後は

第一部最後の曲

「One more time,One more chance」

…情景が…心象風景が瞼に浮かんでくる…
…切ない思いになって…心に滲みる…
めちゃ素敵な曲ですよね…
街を歩いてて…
ふと…この唄のフレーズが浮かんで…
こんな
感傷的な気持ちになったこともあったような…

これが弦楽の演奏が加わって、より切なさを増すといいましょうか…

やはり、この歌も映画的な世界観…

とことん、ドラマティックで…

 

と、ここで、第一部は終了

休憩を挟んで第二部へと…

ブログも次回へと続く…

 

写真は開演前にホールから眺められる中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)