島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

パサール イブたちの社交の場

2013-01-13 | パサール・店先

パサール(産直市場)に行くと、お店を出す奥さんたちが「あらぁ~」みたいな感じでおしゃべりしているのをよく見かける。久しぶりに会ったらしく駆け寄って手をとって話していた二人。友だちか、姉妹か、親戚か、分からないけど。
週に1度の大パサールは知人に会ういい機会だろう。

人と人とがこうやって会ってつながれるのは健全だ。科学技術が発展すると、どんどん無人化して人がつながらなくなってしまうのだろうか。
もっとも今は通信のフェイスブックだのツイッターだので世界中の人とつながっていたりするのだが、つながりの質はちょっと違う。どちらがいいという話ではない。

フローレス島バジャワでは、30歳以上ぐらいの女性はみんな手織りのサロンを腰に巻いている。
イブというのは、奥さん、おばさん、お母さんと言われる年代の人を表す言葉。イブと言われたらそこそこ敬意をもたれているということらしいので喜ばなければいけない。

写真/フローレス島バジャワ(2012年)
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トンコナンの彫刻 その2

2013-01-12 | 工芸

 2日前の記事の続き

この家は、タナ・トラジャの中でも高いところにある観光地にあり、どこかから移築されてきたのか、新しく造られたのかは分からないが、欧米人の所有であるように聞いた。かつてホテルとして使われていたとかいないとか、はっきりしない。少なくとも伝統集落の中の誰かが使っている家ではなかった。

唐草模様の曲線と、ひし形になった部分の直線のバランス、赤い背景色に黒い水牛のある部分のアクセント。彫刻の技もすばらしいが、デザインもすばらしい。
この家は木造で、木を組んで建築されている。鉄釘など使っていないかもしれない。

模様は、壁を作っている板の1枚1枚を単位として描かれているようだ。この板を取り外したものを、タナ・トラジャの中心の街ランテパオの土産屋さんで見かける。日本人は決して買っていかないそうだ。日本人の死に対する考え方ゆえに買わないのだろうと現地の人に言われてしばし考えた。
つまり、この家の中でしばらくミイラが安置されていたかもしれないということを考えて買わないということが言いたいのか。確かに、そう考えると買わないだろうけど、そこまで考える日本人観光客がそんなにいるだろうか。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2009年)
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タナ・トラジャのお葬式 黒い服の人の輪

2013-01-11 | 村の暮らしと仕事

タナ・トラジャのお葬式は現地の言葉でランブー・ソロと呼ばれ、とても有名だ。お葬式は死の直後に行われるのではなく、お葬式が執り行える財力や条件が調ったときに行う。そのため、死んでから20年も経ってから行うことすらある。その間、遺体はミイラにして家の中に置かれ家人と一緒に暮らしており、眠っているとみなされる。お葬式をして初めて、本当に死んだことになる。
お葬式は庶民は1日で終わるが村の長の「貴族」になると3日、4日と続く。何頭もの水牛や豚がいけにえになり、参列した人に分配される。
トラジャ地方には日本で言う村の秋祭りや春祭りに当たるものはなく、お葬式がお祭りの役割を果たしているように思う。誰が参列してもよく、今では観光客やテレビ取材が多く訪れるほど名誉なこととされているようにも思われる。

スラウェシ合掌造り集落(前の記事参照)の真ん中で、親戚の男達がこれから歌を始めるところ。手前の水牛は今日で命が終わることを知っているのかいないのか。つやつやして、大切に育てられてきたことが分かる。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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タナ・トラジャ トンコナンの彫刻

2013-01-10 | 工芸

スラウェシ島、タナ・トラジャ地方にはトンコナンと呼ばれる様式の伝統的な建築が多数ある。トンコナンハウスは数棟で1グループになって小さな集落を作っていて、田んぼと森の合間に見え隠れするそのムラの様子はなんとなく日本の合掌造り集落をイメージさせられる。よって、私はトンコナンをひそかにスラウェシ合掌造りと呼んでいる。

ただ合掌造りと違うのは色が原色でメリハリがあることだ。
家の切妻の正面には見事な彫刻がほどこされ、彩色されている。使われる色は、黒、赤、黄、白の4色に決まっていてそれぞれの色に意味がある。黒は死、赤は血、黄色は神の祝福、白は純潔である。
模様は動植物をモチーフとしていて、例えばこの写真の、一番目立つ黒が使ってある部分は水牛、うずまきになっているのは草のつる。それは人間が動植物とともに生きているからであるという。
右上にちらりと見えている屋根は、本来竹だが、今は竹の形にしたプラスティックを使っていることが多い。

このような手の込んだ装飾は廃れていいっていて重要文化財的な扱いになっているのかというと、全くそういうことではなく、今なお盛んにこの家が作られているのだからすごい。職人達がのみを使って上手にカーブを刻んでいく様子に見とれてしまう。
タナ・トラジャでは、有名な派手なお葬式が、年々派手になっていっているというから、家の建築もまだまだ派手なままであるのかもしれない。
ただ、この家に住んでいるのはムラの長のような一部の上層階級の人だけで、一般の人は家に彫刻を施すことは許されていないというのが伝統である。

この彫刻はパッと見どの家も同じような感じなのだが、よく見るとちょっとずつ違っていて、あちこちの家を探訪すればどれだけ見ても見飽きなくて、キリがないのだ。
村ごとに職人がいて、敬意をもたれている仕事だという。現地の人に、家の彫刻の模様は誰が決めるのかと聞いたら、職人だと言っていた。確かに村ごとに特徴が似ていると感じることもある。自分で考えて彫れるならやりがいのある仕事だと思う。

お土産屋さんでこの彫刻のミニチュアの壁飾りを売っていて、息をのむほど精細でその器用さには感動する。それもとても安価だ。小さいものなら部屋に飾ってもきれいで、いい思い出になる。

トラジャ地方の木彫り職人の青年

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2009年)

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カボチャを運ぶ 手を使わずに

2013-01-09 | 村の暮らしと仕事

なんと! 拍手!

1個のカボチャでもとても重いけど、これならそう重さは感じないだろう。
頭とカボチャの間には布を置いているはず。
昨日のスイカ大量運搬もすごいけど、これもすごい。

頭上運搬は日本でも特に南方ではずっと行われてきた。25年前なら奄美のほうでも見かけたけど今はどうだろう。
インドネシアの田舎では今なお盛んに行われている。何もそんなものまで頭上で運ばなくても、と思うようなものまで運んでいる。例えば、ハンドバックとか(爆)。わずかに握りこぶしぐらいの植木鉢とか。慣れるとそのほうがいいようだ。
バランスが取れて、体にもいいだろう。練習して真似してみたい。

写真/スラウェシ島西スラウェシ州(2008年)

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スイカを運ぶ 夜の青果市場

2013-01-08 | 村の暮らしと仕事

スイカ、キャベツ、白菜、台所で1個右から左へ動かすのにも、「よっこらしょ」と声が出てしまうぐらい重い。
農家の人や流通の人が聞いたら笑っちゃうだろう。

今、日本のキャベツ農家の人の話を聞いているが、昔は20kg入り(16個ぐらい入る)の木の透かし箱というのに入れて出荷していたという。最近はダンボールになったので箱自体がうんと軽くなり、さらに20kgでは重いので10kg入りの箱になっている。10kg入りとはいっても実際には13kgぐらい入る。

ジョグジャカルタの夜の青果市場で、こんなきつい労働をしている人たち。なんてすごいんだろう。腰を痛めそうだけど、コツもあるのだろう。人間の能力は開発すればすごいものだ。
若者だけでなく、年取った人も、女の人も、こんな仕事をしている。

     

写真/ジョグジャカルタ(2008年)
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家族のお米を用意する

2013-01-07 | 村の暮らしと仕事
  2日前の記事の続き

米を搗くのは石臼のこともあれば木の舟のこともある。
写真を撮っていたらお兄ちゃんが出てきてポーズを撮った。
少し開けた村にはクボタの精米機などがあるのだが、それが普及してないところではこうして毎日のように手で米を搗かなければ御飯が食べられない。お手伝いではなく、立派な働き手だ。
けれど、汗水たらして必死でという感じでもなく、「おしん」のような厳しさや哀しさも漂っておらず(インドネシアでおしんは人気だ)、あくまでのんびり、和やかだ。叱りつける大人もいない。学校にも行っている。
この子たちにとって、家の仕事をするのは当たり前のことだ。その表情は明るい。日本の夜9時、地下鉄で見かける塾帰りの子たちよりずっと。働くことが日常の暮らしだということが身についている。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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きちんと並べる朝のパサール

2013-01-06 | パサール・店先

一山いくらで売るパサール。包装してない野菜はいきいきして見える。
きちんと、きちんと、並べるのも結構めんどうそうだけど、
やっぱりお客の立場になればきれいな店先で買いたいと思う。
この野菜たちからどんな料理が生み出されているのだろう。

写真/フローレス島バジャワ(2012年)

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石臼のまわりの子どもたち

2013-01-05 | 村の暮らしと仕事

山村の子どもたちの仕事の代表的なものは、米を搗くこと、水を汲むこと、焚き木を集めること。水牛やブタや山羊に餌をやること。

インドネシアの学校は午前で終わる(二部式で午後の部の子もいるということだがあまり見かけない)。午後は家の仕事の時間になる。
スラウェシ島タナ・トラジャでは、高床の家の床下が作業場にもなり遊び場にもなっている。

この村は大きな石の多い村で、大石の合間をぬって家を建てていた。右奥に家の脚が見える。礎石と柱が一体化したような大きな礎石。
そして、石臼も大きい。どうやって運んだのか。これほど大きければ力いっぱい搗いても動かないだろうからやりやすいだろう。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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ナスの開き

2013-01-04 | 食べもの

てろーんと横たわるナス。インドネシア語でナスのことをテロンというから、こんなナスを見るとテローンと呼びかけたくなる。
ナスは包丁を使わないと皮が切れないから、こんなに大きいと食べにくくて仕方ない。しばし迷う。こんなでっかいナスを食べるべきかどうか。油がしたたるほどドボドボに揚げてあるし。

ナシ・チャンプルーの店、いや、自称パダンごはんの店。インドネシアの定食屋のようなもの。けれどすべてのおかずが揚げてあり、それも牛肉と鶏肉と魚のでっかいかたまりと卵。
野菜好きな私は植物性のものを探すのだけど、厚揚げしかない。厚揚げは確かに植物だがたんぱく質主体のものであって、私としてはもっと草っぽい感じの野菜が食べたい。
早い時間にこの店に行ったとき、ナスを発見した。とにかく野菜があるというだけで嬉しかった。けど、この大きさと油のために、逡巡したのだった。

それでもやっぱり野菜が食べたいので、いただきましたよ。
どうしてインゲンとかハヤトウリとか小松菜とか、どしどし出してくれないのか不思議だ。ここはフローレス島のルーテン。高原野菜にはことかかない。ニンジンだってキャベツだって大根だって採れるはず。
彼らはきっと家の中ではそういういいものを食べて、客には食べさせないつもりなのだ。けしからんと思う。それにナスを2つにしか切らないと決めなくたっていいではないか。もっと細かくしてくれてもいいでしょう。

ルーテンの食堂はどこもこんな感じ。
ふだん家で食べているものをわざわざ外食で食べなくてもいいという感覚があるのかもしれない。なんだかんだいって、私はかろうじてナスのあるこの店ばっかり行っていた。

関連記事 ゴレン・ゴレン・ゴレン 揚げ物ばっかり
写真/フローレス島ルーテン(2012年)
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家を彩る ピンクと緑の補色づかい

2013-01-03 | 住まい・建物

山村の道で、どしゃ降りになった。農園で仕事をしていた娘さんたちが、急いで家に向かっていた。毎日この時間に降ってくる雨。バナナの葉が笠になる。
籠のひもを頭にかけて運ぶのは、日本では南方の島のごく一部の地域でしか見られないそうだ(農文協の本による)。

籠を持つ娘さんに惹かれて後を追って、家に着いた。そしてなぜかとっさにシャッターを切った。
家の色と、娘さんの服の色、葉っぱの色が同じだ。そのことは後から写真を見て気付いた。

この家、日本人としてはありえない、あるいは思いつかない配色だろう。日本でこんな家を作ると、完全にご近所の中で浮いてしまうし、趣味が悪く見える可能性大。けれどインドネシアの風景の中ではかわいく見える。

日本でも着物の配色に補色(いわゆる反対色)使いがたくさんある。昔の人にとっては補色の組み合わせは珍しくはなかっただろう。けれど着物を捨てたせいなのかどうなのか、最近はあまり補色使いをしなくなっている気がする。
以前、高村智恵子(智恵子抄の主人公というのか)の切り絵を見たとき、補色を大胆に配しているのがなんと斬新なことかと衝撃を受けたが、今思うと、昔は着物だったからあんな配色が自然にできる土壌があったということなのかもしれない。

家の話から少々脱線したけれど。壁の前に並ぶ植木鉢も、等間隔で大きさもそろっている。シンプルな線と色使い。だんだん熊谷守一の絵のようにも見えてきた。
窓が3枚に分かれているのも、ちょっと珍しい。

 参考記事 キャッサバを摘みに
写真/フローレス島ルーテン近郊(2012年)
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家を彩る 朝の光射す海辺の家

2013-01-02 | 住まい・建物

インドネシアの家がかわいくて、写真を撮っている。
日本にはない感覚の色使いが、景色の中に調和している。

初め私は、食品やいろいろなモノの包装に今なお盛んに植物を使っている(かつては世界中そうだった)、その写真を撮っていたのだが、いつの間にか「家づくり」に強く惹かれるようになった。いま言っている家づくりとは、家を建築するということではなく、住まいに手を加えて自分の気に入るようにつくっている様子である。ガーデニングにも通じる、暮らしをよくしていく幸せ。

前にも書いたが、多くのインドネシア人は家の外観を日本人より気にしているように思う。田舎に行くと家の中にはほとんどモノがなく殺風景だ。が、窓枠やドアには気に入ったペンキを塗り、おしゃれしている。家の中の管理に時間がかからない分、家の外のことに目を向け力を注げるということもあるのだろうか。
玄関の前には赤い花の咲くような鉢植えが家に彩を添え、住む人の工夫と心の余裕が感じられる。
ペンキを塗らない家も多いが、塗っている家は、壁の色もペンキの色もいろいろで、集落全体ではいろんな色が散乱することになるが、それはそれで調和らしきものがあり、メルヘンティックな風景となる。自由な中にも一定の素材・形の統一があるのである。

日本でそんなわけにいかないのは、素材も形もテイストもバラバラで色も好き勝手なものを使うためだ。どんな家にも住めるという自由はいいことだが、風景という観点からは残念なことになる。そこに一定の方向性を持たせていくことは、重要伝統的建造物群に指定されるか、特殊な歴史・文化的遺産のある地域でないと、難しいだろう。
いや、実際には、日本の家のテイストがバラバラというよりは、ハウスメーカーがぴかぴか光るサイディングの家を大量に作って建てまくっている。しかしその方向で統一されたところで美しい風景ができるとは思えない。
写真のような家は日本にもあるだろうが、周りから浮いてしまうとあまりきれいに見えなかったりする。

かつ、インドネシアの田舎の集落は、背景が自然物ばかりだから、よけいに可愛く見えるのだ。目立つ鉄塔や携帯のアンテナやコンクリートの電柱もない。

この家は、イタリアの家だといっても、ニュージーランドの家だといっても、通じると思う。明るく開放的な雰囲気がある。

朝の太陽が、海辺の高台にあるこの家を照らし始めた、日曜日。
写真を撮っていたら、上半身裸のおじいさんが窓から顔をのぞかせた。

写真/レンバタ島ラマレラ(2012年) レンバタ島では特にたくさんの家の写真を撮らせてもらった
関連記事 トヨタホームがインドネシアに


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タナ・トラジャ 女の子の盛装

2013-01-01 | 工芸

スラウェシ島タナ・トラジャのお葬式に来ていた女の子。これぐらいの年の子が10人ぐらいいて、みんなこの衣装を着ていた。
男の子も赤、女の子も同じ赤。ビーズの飾りが豪華だ。式場の飾りに使うランタンと同じようなビーズ細工。

まだ4歳ぐらいだけど、小さな大人のよう。けれど、もらったお水を飲むときの顔、退屈して脚をぶらぶらさせる様子などは、やっぱり幼子だった。

衣装は、昔は自分で持っていたが、今は美容院で借りることが多いそうだ。いずこも同じだ。

タナトラジャ・男の子の盛装
ビーズ細工(ランタン)

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)

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