島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

石臼のまわりの子どもたち

2013-01-05 | 村の暮らしと仕事

山村の子どもたちの仕事の代表的なものは、米を搗くこと、水を汲むこと、焚き木を集めること。水牛やブタや山羊に餌をやること。

インドネシアの学校は午前で終わる(二部式で午後の部の子もいるということだがあまり見かけない)。午後は家の仕事の時間になる。
スラウェシ島タナ・トラジャでは、高床の家の床下が作業場にもなり遊び場にもなっている。

この村は大きな石の多い村で、大石の合間をぬって家を建てていた。右奥に家の脚が見える。礎石と柱が一体化したような大きな礎石。
そして、石臼も大きい。どうやって運んだのか。これほど大きければ力いっぱい搗いても動かないだろうからやりやすいだろう。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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