私はキラキラの衣装を着て、ばっちりきれいにメークをして、美しい装いで踊ることが大好きです。
そしてそれがベリーダンスの醍醐味の一つだし、観る者にとっても踊るものにとっても大切な部分です。
美しいということはそれだけで力があります。
でも、ただ美しい、きれい、なだけの踊りは、自分の目指すところではありません。
表面的な美しさだけでは、人の心を動かすのは難しい。
表面的な美しさを超えた、魂を感じる踊りを見たときに、心が震えるのです。
人を感動させる踊りというのは、どこから生まれてくるのでしょう?
舞踊家、大道芸人のギリヤーク尼崎さんのことば。
パーキンソン病で体が自由に動かなくなった後に、公演を控えているときのインタビューで
「人を感動させるには、命がけで踊るっていうか、捨て身で動くっていうか・・・・・・
その捨て身の動きを取り戻したい」
装った美しさとは程遠い、全身全霊をささげたパフォーマンス。
86歳、ギリヤーク尼ケ崎さん”復活の舞”
ギリヤークさん、大須大道町人際にも何回か出演されたことあるんですね。
名古屋市千種区のベリーダンススタジオ・Al AmalのオフィシャルHP