今初中級クラスで、とってもかわいくてセクシーなシャアビイをやっていますが、タイトルは「ハーティ アッタ」です。
タイトルの意味は「チューしてよ」みたいな感じ
シャアビイはエジプトの大衆音楽で、決して上品な歌詞ではなく、踊りもエレガントである必要はありません。
また歌詞の意味をクラスの中で説明していきますが、歌の中で出てくる「モッザ」も「バッタ」もどちらも「セクシーでナイスバディないい女」という意味。
振りの中でジェスチャーもいろいろ出てきますが、日本人には一見理解しがたいようなジェスチャーもあって、本当にシャアビイを踊るときは歌詞の意味だけでなく大衆文化を知って踊ることが大切だというのがわかります。
ちなみに、「シャーラ エル ハラム」というエジプト映画でディーナがこの踊りをサード・ソガイヤルの生唄で踊っている様子が見れます。
とってもとってもセクシーに踊っています。
この映画は、ディーナが劇場のフォークロアダンサーからトップダンサーになっていく映画です。おもしろいよ。
そして、映画の最初でディーナがハッガーラを踊っているのですが、これがマフムードレダの振付で、私も小松芳先生のところで踊ったことがあるまったく同じ振付でした。
思わず
「私これ踊った~!!!」
と叫んでしまいました。
ひとくちに「ベリーダンス」といっても、オリエンタルにはオリエンタルの、サイーディにはサイーディの、モアシャハットにはモアシャハットの、バラディにはバラディの、シャアビイにはシャアビイの踊り方があり、それにあった踊り方をしなくてはいけないのだから、ベリーダンスって本当に奥が深いし難しいですね。
決して身体のパーツをばらばらに動かすだけの踊りではないんです。
そしてオリエンタルではオリエンタルでなくてはいけないんですよね。決してジャズダンスやヒップホップではないんです。
ともあれ、私はジャズダンスもフラメンコも大好きだし、それぞれベリーダンスにも役に立つと思うし、それらのテクニックを取り入れるのはとってもいいことだと思います。
ちなみに、2月から毎週日曜日「ジャズエクササイズ」クラス始まります。
ジャズダンスを基本にしたエクササイズで、身体の軸を整え、ステップやターンを確実にしていきます。
スタジオ生徒ならばどのクラスの生徒さんでも参加できます。
振付を覚えていくというクラスではないので、来れるときに参加していただいて大丈夫です。
もっと自由にベリーダンスを踊れる体を作りたい人、ぜひどうぞ。
講師はyuki先生。数年前まで新栄でジャズダンススタジオを主宰していて、私も一時期お世話になっていました。今はスタジオをたたんでしまったのですが、教え方はとてもわかりやすいし、素敵な先生です。
というわけで、とってもとっても奥が深いベリーダンス、今年も一緒にまなんでいきましょう。