ベリーダンス・スタジオAl Amalのブログ

名古屋の千種・今池徒歩3分にあるベリーダンススタジオ・アルアマル主宰・Amani(アマーニ)のブログ

カイロ2008 アレキサンドリアとランダ

2008-06-30 18:30:47 | Egypt
先日パソコンのキーボードにコーヒーをこぼしてしまい、使えなくなってしまいました。このだらしなさとおちょっこちょいぶりを何とかしなくてはいけません。データが全部なくなってしまい困ったな、と思っていたらなぜか奇跡的に突然直りました。
でもそろそろ新しいのに買い替えの時期かな、と思っています。

カイロ日記の続き。
帰国してからなんやかんやと忙しく、風邪もなかなか治せません。それなのにせっせと日記を書く私。

6月17日
アレキサンドリアに小旅行に行ってきましたー。
朝7時半にホテルを出て、車で約4時間。
アレキサンドリアは、休暇になるとエジプト中から人々が集まってにぎわういわゆるリゾート地です。
町並みはギリシャ風で、カイロとは全然違って綺麗です。暑さも緩やかです。
アレキサンドリアに来るのは2回目ですが、前回はほとんど観光できなかったので、楽しみにしていましたー。

アレキサンドリア博物館、カタコンベと言われる地下にあるお墓跡を回りました。



ポンペイの柱

ガイドさんに「この柱は昔はたくさんあったのか?」と聞いたら

「最初から一本だけ」と言ってました。

でも、後でガイドブックを見たら
”かつては400本あったと言われている”
と書かれていました。おいっっ!!

そして、ここでこけました。
遺跡の周りをぐるーっと歩けるのですが、柱に見とれて歩いていたら段差に気づかず見事にこけました。あんなところにたくさん段差があるなんて、危険すぎます。

あまりの痛さにしばらく立てないほどでした。

すると、工事中のおじさんたちがわらわらと集まってきて助けてくれました
しばらくベンチで休んで、歩けそうだったので
「もう大丈夫、ありがとう」
と言ったら
「こっちこっち」
となぜか地下のほうに連れて行かれ
"医務室でもあって湿布でもくれるのかしら?"
と思い付いて行ったら図書館跡で、いきなりガイドをはじめました。

さらに奥地まで連れて行こうとするので、
「足が痛くて歩けない」
と断りました。

本当に足が痛くてすぐにでも車に戻りたかったので、チップを渡す気にもなれず・・。
ただ起こしてくれただけで終わっていれば、やさしいおじさんなのに、エジプト人は・・・・。



海がとても綺麗です。

お昼ごはん。海の近くなのになぜか川魚の味がする謎の魚。



約3時間半でホテルに戻ったら、まだ7時過ぎだったので、ナイルマキシムに予約してランダのショーを見に行きました。
今マキシムはアスマハーン・ランダ・もうひとりレバニーズダンサーの3人で回しているそうです。


踊っているときはかぶりつきだったので、こんなお誕生日祝いをしている後姿しかありません。

ランダ大好き。

もともと筋肉質だったのが、ますますたくましくなってアスリートのような体になっていました。



カイロ2008 その2

2008-06-28 01:22:03 | Egypt
6月16日
本日はワークショップのレジストレーションとオープニングガラショーの日です。

私たち夫婦は2番目の義姉のお宅へ。
ギザにあるので、途中の道でタクシーの窓からピラミッドが望めます。

こちらは夕方のピラミッド


UAEから1番上の義姉ファミリーも遊びに来ていました。
いつもどおり手作りのターメイヤをたくさんいただきます。
カイロでは体力を維持するためにたくさん食べないといけません。

中年以上のたいていのエジプト人女性がそうであるように、彼女たちも肥満のために膝などいろいろなところを痛めていて、ダイエットのために最近ストレッチを始めたそうです。でも、腕を肩から上にあげるのさえつらそうです。



ホテルに戻ってから夜のショーに向け仮眠。夜は長いのです。

8時ごろからガラショーがスタートし、トップバッターはロシア人のNour



(美しい顔が見えなくてごめんなさい。オープニングガラショーの写真はこれしかありません。)

Nourは産休と育休でずっと踊っていなかったため、この日が休暇明け初めてのステージでした。
大好きなので久々に見られてとてもうれしかったです。


続いて、エジプト人歌手(サード・ソガイヤルという有名な男性歌手、うちのスタジオでも結構彼の曲使ってます。Habibiとか)と、総勢15名ほどのテンションの高い盛り上げ役メンズが登場し、会場はディスコへと変わりました。彼らみんな踊りが上手です。
最初は楽しく踊っていたのが、あまりにも長く続いたので、へとへとに疲れきってしまいました。



そして、2番手はTITOです。
TITO、バックダンサーの人数がものすごい増えました。

衣装も内容も趣向をこらし、いつもどおりのガラベーヤから、黒のTシャツに黒のパンツ、サングラスというアクションスターのようないでたち、そしてアフリカの原住民のような腰蓑と全身タイツのアフリカンダンス(この衣装はどうかと思ったが)などなど。


TITOのショーがはじまった途端に、会場の女性たちは色めき立ち、少しでも彼を近くで見ようと、席を離れてすごい勢いでステージをぐるりと囲んで周りの床に座りました。
思わず一緒につられてついていってしまった私。
いったん座ると、まったく身動きができません。
人っ子一人はいる隙間もなく、隣の外国人は夢中で我を忘れハイヒールのかかとをぎゅうぎゅう押し付けてきます。ひえ~
みんな目がハート

さすがです。

TITOとそのバックダンサーはトータル1時間近くもパフォーマンスしてくれました。


その後はアメリカ人のライラ
ミスアメリカのようにすごい美人です。



あまりに元気すぎるパフォーマンスの後なので、落ち着いた踊りになんだかほっとします。
彼女も産休明け間もないですが、以前よりすごくパワフルに表現力豊かになりました。
やはり女性は子供を産むと何かが変わるのでしょうか。

最後は若手のシャムス。エジプト人です。踊りもちょっと個性的で、かわいいです。

この頃には3時近くを回ってました。

次の日はアレキサンドリアに出かけるので早々に部屋に戻りました。











帰ってきました!

2008-06-27 01:11:24 | Egypt
本日帰国しました。

帰りの飛行機では、カイロ⇔ドバイ間ではヘッドホンつけて寝てる振りしてるのに隣のインドネシア人がやたらに話しかけてきて、結構うっとおしかったです。
別にナンパではなく、単に話したかっただけのようなので、元気ならお相手をするんですが、眠いのでちょと困りました。
あまりにしつこいので、
”眠いから話しかけないで”
と言おうとしたらやっと空気を察したのか黙りました。
ドバイ⇔名古屋間はあまり混んでなくて2席使って寝て来られましたー。

今年のカイロは、例年に比べてそれほど暑くなくてすごしやすかった気がします。単に体が慣れたというのもあるかも知れないけど。

これから頑張って日記を書いていきまーす。

6月14日 セントレアからエミレーツでドバイへ。
エミレーツの出航時間は夜11時近くとかなり遅いので、チェックインを終えると空港のレストランは既にしまっています。開いているのはカフェのみ。食べ物はおにぎりやパンやスナックしかありません。
それなのにいつもそれを忘れて空腹で空港に向かってしまう私たち。今年もこのカフェで高いおにぎりとポテトチップスを食べるはめになりました。


11時間かけてドバイ空港へ。
今年も生徒の利美さんと一緒
今回はなんと8時間もトランジット待ちがあります。
早朝のドバイ空港はものすごい人!人!
ショップもレストランも人でいっぱい。
通路もベンチもトランジット待ちの人が眠っていて、3人分の席を確保するにも一苦労です。



軽くDutyFreeショップを見てから、レストランへ。
ここでは、トランジット待ちが4時間以上の旅行者全員に無料で食事が提供されます。

朝ごはん

パンケーキと,ひき肉をパンにつめたもの(インドの”サモサ”に似てます)。

お昼ごはんビュッフェで、カレーとサラダを頂きました。おいしかった
食後の写真です。失礼。


仮眠をとったり読書したり買い物をして長い待ち時間をすごしました。
ドバイの空港は冷房がすごく効いていて寒いです。トランジット待ちが長い人は気をつけてね。

ドバイからカイロはあっという間。
カイロ空港はやたらにいろんな所が工事中でした。
ちなみにギザの辺りではもうすぐ地下鉄がオープンするそうで、いたるところで工事が行われていて、ますます砂埃がすごかったです。

今年もフェスティバルが行われるのはドッキのピラミサホテル。
チェックインを終えると夜9時も過ぎていたので、近くのスーパーとサンドイッチ屋さんにだけ行ってさっさと眠りました。

また続きを書きますね~


本日

2008-06-14 01:02:03 | Egypt
エジプトに出発しまーす。
今回はドバイで8時間もトランジット待ちしないといけないので、買い物し過ぎないように気をつけます。なんせドバイ空港は誘惑がたくさんあるので・・。

ショーたくさん見て楽しんできます。
おいしいコシャリとターメイヤ食べてきます。

帰国は26日予定ですが、滞在中にネットカフェを見つけたら、旅の途中で更新するかもしれません。




エジプト番外編 エジプト人男性の理想の嫁は・・?

2007-08-10 22:05:19 | Egypt
エジプト人男性と話すと

”日本人女性はエジプト人女性よりいい。日本人女性と結婚したい”

という話題になることがあります。

その理由は
日本人女性はおとなしくて、夫に従順だから。

確かにエジプト人女性はよくしゃべるけど、男性に従順という点ではエジプト人女性のがよっぽど従順だと思うんだけど。


まあ多くは社交辞令だったり口説きの一種だと思うけど、けっこう本気でそう思っている人もいる。


今年ホテルから空港までの送迎バスの運転をしてくれたおっちゃんもそのひとりでした。

”日本女性は世界で一番いい嫁だ。おれは日本人の妻がほしかった!おれの友達もみんなそういってる”


最初は私が日本人だからお世辞言ってるだけと思ってたら、本気らしい。

「何でそんなに日本人女性がいいの?」

と聞いたら

「だって日本女性ほど控えめで夫をたてる女性はいないよ。ずっと前、テレビで日本のドラマがやっていて俺は見たんだ。日本では、妻は夫が食事が終わるまで自分は食べないんだろ?夫が終わったあと食事するんだろ?」


え~!!いつの時代の日本だよ。どんな古いドラマですか。それ?思わず大爆笑。


「あのね、そんな風習はもうずーと昔の話だよ。今は日本は変わったの、今はそんな女性はいないよ」

と教えてあげたら

「なにー。何で変わってしまったんだ。どうしてそんないい習慣を変えてしまったんだ」
とかなりショックをうけてました。



おじさん、残念でしたね。


2007カイロ日記 6/24

2007-08-10 21:58:32 | Egypt
ワークショップ最終日



今日はアイーダとミラーヤがあるのに朝胃がすごく痛くて起きれません。


下痢と嘔吐と発熱、この症状は・・・まさに2年前アスワンで体験したのと同じ。
ただし、前回より確実に苦しみが減った(前回は本当に死ぬような苦しみだった)のは、体に免疫ができたせいか?すると次はもっと症状が軽くなるの?




夫が薬を買ってきてくれて飲む。ちょっとベッドから体を起こすのもつらい。


もちろんワークショップは断念。残念だけど仕方ない。







ひたすら眠る。起きては無理やり何か口にして薬飲んでまた眠るの繰り返し。こんなによく眠れるなと思うくらいただ眠る。





夜になっても症状は回復せず、クロージングガラショーもあきらめる。
この日はルーシーとTITOとリーザ・ラジィーザが出演したらしいけお、ルーシーは
”こんな床じゃ踊れない”
といって昨年同様ほとんど踊らなかったらしい。
大スターってこんなもの?


2007カイロ日記 6/23 アスマハーン&ランダ!!

2007-07-31 22:17:57 | Egypt

ワークショップもいよいよ終盤の5日目。


今日ははじめてDandashを受けてみることにした。
今は育児休暇をとっているけどスターダンサーのひとり。

しかし・・クラスが始まる時間になっても彼女は現れず・・。ドアの前にはたくさんの生徒が列をなしているのに。あわててランダの携帯に電話をかけるスタッフ。しかしつながらず。

結局20分近く待っても連絡がとれず、クラスを変更または払い戻しすることに。主催者側にとってはかなりの大損害だと思うんだけど、いったい何があったのかDandash?

たぶん寝てたのでしょう。



というわけで代わりに1時からのNourのクラスを受けることに。

DandashかNourか迷っていたのでどちらでもよかったです。

Nourもロシア出身のスターだけど、子供を産んで育児休暇中。

それにしてもNour太った!
まだお腹にベイビーが入ってると勘違いしてしまったほど大きなお腹とぶっとい2の腕の、すっかりどすこい体型になってしまった。ここからほんとうにあのくびれたウエストを取り戻せるのか?

いつも一緒のシンガーの旦那さんは今日はいない。家で育児?


Nourは今まで受けた現役ダンサーの中で一番教え方が丁寧。
踊りもやわらかくて、私は彼女のスタイルとても好きです。
特に腕や指先の使い方などをよく教えてくれました。
彼女に言わせれば


”腕を棒のようにまっすぐ伸ばしたまま踊っていたら、それのどこがオリエンタルなの?”


確かに、彼女の腕や手はサミア・ガマルのようにいつも美しくやわらかく動いています。

振り付けも何とか無理やり覚え、いいレッスンでした。


また年末にカイロにいけたら彼女のプライベートレッスンを受けようかと考えています。



その後は夫おすすめのルブナ。
明るくて笑顔が素敵なおば様。

レッスンもてんぽよくしかも丁寧に何回も繰り返してくれてわかりやすい。
割とシンプルで覚えやすいバラディの振り付けでした。


がんばって最後まで覚えたかったのに、開始1時間半を越えたころからじわじわと胃の調子が・・。
今夜はランダのショーもあるし、大事をとって部屋で休みことに。



そしてナイルマキシムで待望のランダのショー!
もう来る前から一番見たかったのがランダなので本当にこの日を待ちわびていたのです。

この日はナイルグループの主催で特別にナイルマキシムでアスマハーンとランダという豪華二本立て!
食事もついて二人のショーが見られて30ドルなんて安すぎ。

ただし船は動きません。


カメラを持っていかなかったので、写真のランダはちと古いです。

実はDVDでしか見たことなくて生は初めて。

いやあ、とってもよかった。
顔もかわいいし、体が大きくてむちむちぴちぴちとしてすごくいい。
踊りに勢いがあり、ゴムのようにはずむはずむ。
しかも、エジプシャンらしく、力技でなくてちゃんと踊りだけで魅せてくれました。

私は本当に彼女の大ファンになりました。
まだ若いけど、いまやディーナをしのぐ勢いのある彼女です。今はアフランワサハランのフェスティバルでしか見れないけど、来年はナイルグループのガラショーでも彼女が見られるかも?とひそかに期待してます。



続いてアスマハーン。本日はなんとクレオパトラになって登場。

すっごい細かい細工のたくさんの石が付いた帽子をかぶり、まるでカイロ博物館から持ってきたような精巧なファラオ調の椅子にのり、その椅子をメンズ4人に運ばせるというすばらしい演出。もちろんメンズの衣装もすべてファラオ調。

毎回こんなに凝って、いったい演出にいくらかけているのだろう。この人・・・
本物のエンターテナー、そしてサービス精神が旺盛な人です。

ここまで来たら、次はもう小林幸子のように電飾の付いた衣装を着るかワイヤーにつるされて宙に浮くしかない、エジプト版小林幸子を目指してほしいというのが私たち日本人の見解です。


もちろん彼女の踊りもすばらしかったけど、メンズも引き連れず身ひとつで踊ってくれたランダの方に私は感銘を受けました。
大好き。

1度に二人の豪華ダンサーを楽しめる夢のような夜でしたが、じわじわと胃の痛みは進行中。


2007カイロ日記 6/22 "6-October"へ

2007-07-31 22:13:45 | Egypt
ワークショップ4日目。

昨日寝たのは朝の5時半だというのに10時からワークショップ。


昨年たった6人しか生徒がいなかったけどとってもよかったファルーク・ムスタファ。
夫の先生でもある、ダンディなおじ様。


やっぱり今年は生徒数増えて、5倍近くになってる。昨年のあのほのぼのとしたクラスが恋しい・・。
昨年同様クラシックなオリエンタルダンス。10拍子のリズムから始まるどこか懐かしい曲。

ご本人高齢なこともあり、小柄だけどとても踊りの上手なイタリア人のアシスタントを連れてきてほとんど彼女に踊らせていました。
どうやら自慢の弟子みたい。


ファルークは好きなダンサーの好みがはっきりしていて、コンペティションのとき隣に座ったら、好きな踊りをするダンサーのときは
”彼女いいだろ?”
とまるで自分の生徒であるかのようにうれしそうに言い、好みでない踊りのときは
”だめだこりゃ”
みたいなしぐさをして非常にわかりやすい。


私は彼の振り付けが大好きなので、来年もまた出たいです。これ以上人数増えてないといいんだけど。


その後、眠いけど夫の友人の家へいく約束がありがんばって出かける。

”6-October”という名前の新興住宅で、エジプトにしては大変きれいに町並みが整備され、大きなショッピングセンターもある。
(この街の名前は、エジプトとシリアがイスラエルを攻め、政治的にはアラブ側の勝利に終わったとされている1973年の第4次中東戦争が始まった10月6日を祝してつけられたそうです。)


さんざんタクシーで迷って30分くらい。真昼のカイロで車中に長時間いるのはかなりつらい。睡眠不足だしのどがからから。


訪問先は夫の元生徒の夫婦。
最近ベイビーが誕生し、この街に新居を構え幸せいっぱいの若いカップル。
まだ9ヶ月の女の子。めっちゃかわいい。
名前はサマル。空という意味なんだって。


手料理のチキンスープ(お米みたいな形の小さいマカロニが入っていておいしいー)とマカロナ(日本のマカロニグラタンのような料理)、チキンフライ・サラダなどをごちそうになる。どれもおいしいけど、量が多くておなかいっぱい。


いつもはペットボトルを持ち歩いているのにこの日に限って忘れて、のどが乾いてたまらなくて出されたお水をがぶがぶ飲んでしまう。
このとき、


”この水なんかいっぱい浮いてる・・”


と思いつつ、他の3人が平気で飲んでるのに


”コーラにして”


といいづらく、またあまりにのどが渇いていてついついがぶ飲みしてしまった私。


この水が悲劇を巻き起こすとも知らずに、おばかな私。


みなさんは忘れずにペットボトルを持ち歩きましょう



奥様に、レダ舞踊団のステージの写真などを見せてもらいほのぼの過ごす。
一座は本当に世界中でステージを行っている。
イギリス・フランス・イタリア・中国・オランダ・・・そして日本も。
みんなで世界中回れるっていいなあ。




ホテルに帰るとさすがにぐったり。
やっと眠れる。
11時くらいまで爆睡。

目が覚めてホールに行くと今日もコンペティションの続き。
本当に毎日毎日パーティー、パーティー。
今夜もさまざまな国から素敵なダンサーが踊っている。
最後まで楽しんで、部屋へ戻る。


cairo2007 6/21 長い長い一日

2007-07-25 17:25:23 | Egypt

ワークショップ3日目


午前中はオフだったので、モナさんを道連れに再びマフムードの店へ行く。

やはり昨日見た衣装が忘れられない。ラッキーなことにまだ残っていた!
即購入決定。これぞという衣装ってなかなかめぐり合えないものね。



それにしても衣装はこれで5着目の購入。
もう買わない。



今日はマグディーとアスマハーン。


マグディーはドイツに住んでいるエジプト人で、彼も毎年小松先生のところにワークショップのため来日してます。

とにかく陽気で愉快なおっさん。

クラスも最初からのりのりでスタート。

この日はスパニッシュスタイルの振り付けでした。

あまりにジョークを飛ばしすぎて、疲れないのかなこの人?とやや心配になっていたけれどやはり途中からトーンダウンしていました。
でも、楽しいクラスであることは間違いない。




続いてアスマハーン。

レッスンも気合の入ったド派手な4色使いのレッスン着と高いハイヒールで、オーラをぎらぎらさせて登場。
いつでも気を抜かない人です。



はじめは講義でスタート。
彼女のエジプトでのベリーダンス人生。
また彼女が考えるベリーダンスとは、ベリーダンスを踊るためには何が必要か、などを熱く語ってくれました。


”ディーナになりたい、アスマハーンになりたいなんて思っちゃだめだめ!自分の踊りをしなくちゃ!”


みんな彼女を丸く囲んですわり、真剣そのものの表情で話を聴く。

彼女、カイロで14年も働いてるんだって。
意外にも下積み生活が長くてびっくり。これだけの土台があるから強くたくましいんだなあ。



振り付けはとてもドラマティックな長い曲。

現役のダンサーにしてはかなり丁寧に教えてくれるほうだと思います。が、やはりすべての動きに細かいテクニックが必要で難しい。

途中からあきらめてビデオ撮影に専念する人もちらほらいました。



夜はガラベーヤパーティー。
みんなでバスで大移動して、農村っぽいテーマパークみたいなところでビュッフェつきのショー。
ショーといっても観光客向けなので内容はたいしたことないですが、なんとなく楽しめる感じ。

左からルブナ、フレーズ。


この日の夜はまだまだおわらない。

途中でパーティーを抜けて、バービーマコさんやモナさんらと楽しみにしていたディーナのショーへ。

今彼女ははセミラミスのナイトクラブで踊っていますが、何故か彼女が踊るのは木曜日だけでこの日しかチャンスがなかったんです。


エジプトを代表する大スターゆえ、お値段はちと高め。
食事込みで600LEか500LEといわれ、500にしたけど割りといい席に座れました。
こんなに近くで彼女が見られるなんて幸せ。



それにしてもなかなか彼女のショーが始まらない。

長ーい前座がやっとおわったと終わったらまたシンガーの登場。
どうやら有名な人らしく、歌もうまいけど、時間はもう夜中の3時過ぎ。さすがに眠気が・・。


待ちくたびれてうとうとしたころやっとディーナ登場。

いつもの曲もやってたし最新のポップバラディも踊ってくれましたがやはりディーナはディーナ。
なんというか・・、いつ見てもディーナなんです。

特に演出の工夫とか目新しいものはないけど、そのユニークなテクニックはすばらしいし、やっぱり毎回観たいと思っちゃう。

それに踊りながらのあの表情、仕草・・。
日本人の私たちには残念ながら理解できないものも多いけど、エジプト人の心を表しているであろう表現力が、言葉のわからない私たちにも何かを感じさせるし、またエジプト人の心を捉えて離さないのだと思います。

誕生日の人にはバースデーケーキを切って食べさせてあげるサービスも。この男性、なんて幸せ者!!

終わってからは撮影会もありましたがこちらはSORAYAと違い有料。
やはりすべてにおいて高い・・。


 

終わってホテルに着いたのはなんと5時半。もう朝だよ。
さすがに疲れました。ぐったり。


cairo2007 6/20 Egyptian pan cake

2007-07-25 17:09:51 | Egypt

ワークショップ2日目


午前中は夫のクラスがあるので観にいく。
今年からは彼のクラスは3時間クラスになりました。
去年の3倍には人が増えてる!

フェスティバル全体の人数も昨年よりずっと増えてるから、どのクラスも人が増えてるみたい。

日本人も何人かいます。

私は本日はファリーダのクラスのみ。

彼女も、ダンサーとしても先生としても来日していますが、レッスンを受けるのははじめて。

最初に宣言されたとおり、時間の半分近くは講義でした。でも、とても滑らかな英語でわかりやすくお話してくださり、興味深い内容でした。

その中で印象に残った話をひとつ。


”オリエンタルダンスではアイソレーションという言葉を忘れなさい”

アイソレーションというのは体のパーツパーツを、なるべく他の部分を動かさずにそこだけ動かすこと。


”すべての動きに対して、体に波のようにエフェクトがあるのがオリエンタルダンス。他の部分をとめようとすると、動きは固くなる”

アイソレーションがきれいにできることが重要だと思っていた私には、この言葉には目からうろこでした。

もちろんいろいろなスタイルがありますが、それが彼女のスタイル。

一流の人は自分の確固たるスタイルを持っているものです。ましてや彼女は何年もレダ舞踊団でソリストとして活躍してきた人。

大変貴重なお話でした。




レッスン後は利美さんと再びハンハリーリの衣装屋へ。

Yasserで理想に近いパープルの衣装を発見し、購入。

昨年ここで買ったトルコブルーの衣装がみんなにとても好評で、値段の割にはとてもゴージャスに見えるので今年もここで買おうと思っていたんです。

利美さんも素敵な衣装を購入。

今日はマフムードも開いてました。
ここの衣装も値段はそんなに高くないのにかなりゴージャス。またまた素敵なベージュの衣装を発見し、着心地もぴったりでかなりほしくなったのですが、所持金が足りなくて泣く泣くあきらめる。



その後エジプシャンパンケーキの店でパンケーキを食べる。

とってもおいしい。スモールで約12LEくらいかな。
スモールのくせにかなり大きいです。

私はココナッツとレーズン、利美さんはハニーとバターのパンケーキ。レーズン、山のようにのりすぎ。甘 すぎて途中であきてくるので、2人でスモールかミディアム1つをシェアするくらいでちょうどいいかも。とはいえ私たちは食べきりましたが。

店の外にテーブルがあるため蝿がいい香りに誘われ集まってくる。蝿と格闘しながらの食事。


それにしても、エジプトに来ると炭酸がおいしい。
平気で甘いものに甘いコーラなどを組み合わせている自分がいて怖い。日本では絶対にありえない選択なのですが。



ホテルに帰ったら愛子さんと恵さんがもう帰国の時間だったので見送る。
また来年もおいでー。


夜はホテルのレストランで生徒参加によるコンペティション。誰でも自由に参加できてCDか生演奏か選べます。
生徒とはいえ各国でプロや先生として活躍している人がほとんどなのでいえ、やはりすごくレベル高い。みんな上手で見ごたえあります。