私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

毎月のお楽しみ

2007-10-12 19:54:41 | 映画「三丁目の夕日」

毎月コンビニ限定で販売されている My First Big SPECIAL「特選 三丁目の夕日」の10月号は今日発売です。朝一番でコンビニへ出かけて、購入しました。

このシリーズを買い始めてもう2年くらいでしょうか。先月から A5 サイズとなり、活字も大きくなったので、私にも大変読みやすくなりました(^^;

これまでに購入した単行本、特に昨年「続・三」の制作発表があった日に興奮して衝動買いしてしまった「特選 三丁目の夕日 12ヶ月 全4巻セット」とは、かなりダブっている作品があるようです。それでも私は、毎月発売日を楽しみにしています。

最近は映画の広告も入るようになり、今月号の表紙は「茶川商店」です。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと22日。「祭り」が近づいていることを感じさせます。なお、次号の発売日は11月ではなく、10月30日(火)だそうですから、お間違えなく!!

昭和36年 -- 州崎橋

2007-10-11 21:30:23 | 私的「三丁目の夕日」

今は埋め立てられてしまった運河にかかる州崎橋。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の舞台となった昭和33年まで、この橋を渡ると(写真では手前に)歓楽街=遊郭が広がっていたそうです。

先日も書きましたが、私が家族と共にはじめてこの橋を渡ったのは、昭和36年の春のことでした。上京する私たちのために父が借りた六畳一間の木造アパートは、橋を渡った州崎弁天町にありました。

母によれば「アパートそのものが、遊郭として使われていた建物かもしれない」ということでしたが、二階建ての木造アパートに住んでいたのは、同年代の似たような家族構成の気のいい人々でした。

お隣のTさん宅には、私と同じ歳の男の子がいました。我が家にはまだテレビがなく、おそらく私が生まれてはじめてテレビを観たのは、Tさん宅だったと思います。

テレビ番組そのものよりも、私の印象に残っているのは CM です。あのベロがオレンジ色に染まる「渡辺のジュースの素」や、子ブタの人形が相撲をとる「エースコックの即席ラーメン」の CM は今でもよく覚えています。

Tさんのお宅にはテレビだけでなく、冷蔵庫もありました。三丁目の夕日にも登場したあの氷を入れる冷蔵庫です。我が家では、テレビだけでなく、時々冷蔵庫もお借りしていたようでした。

遊郭が存在した時代は、州崎橋によって異なるふたつの世界が分けられていたといいますが、この橋を境に世界が変わるのは、私にとっても同じことでした。

日曜日は、この橋を渡って都電に乗り、錦糸町の江東デパートへ連れていってもらったものです。屋上の乗り物で遊んだ帰り道、都電の走る永代通りを背にこの橋を渡るとき、子供心にも楽しい休日が終わった寂しさを感じました。

「感じた」といえば、州崎橋を渡るときの運河の悪臭はすさまじいものでした。田舎育ちの私にとって川を流れる水は透き通っているものと決まっていましたが、東京の川は真っ黒で、しかも息が止まるほど臭かったのです。州崎橋は、私が「田舎の子供」から「東京(といっても下町ですが)の子供」に変わる時に渡った橋でもありました。

試写会全滅でも....

2007-10-11 00:12:34 | 映画「三丁目の夕日」

どこに何通応募したか、自分でも把握できないくらい狂ったように応募しまくったのですが、試写会は全滅だったようです(^^;

でも、仕方がないですよね。この作品に関して、私はもう「運」を使い果たしてしまいましたから。きっと神様がバランスをとってくださったのでしょう。こう考えると、妙に納得できてしまうから不思議。

試写会全滅を覚悟していた私ですが、やはりできれば公開前に観てみたい。そこで目を付けたのが、東京国際映画祭での先行上映でした。11月3日の公開に先駆けること12日、10月22日(月)に渋谷 Bunkamura のオーチャードホールで、一足早く三丁目の人々に再会することができます。

そして、チケットぴあのプレリザーブでゲットしたのがこのチケット。この日までは、がんばって生きることにしましょう!! 映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと23日。

昭和39年 -- 東京五輪とチズハム

2007-10-10 16:40:24 | 私的「三丁目の夕日」

ハッピーマンデーによって三連休になるのはうれしいのですが、やはり体育の日は10月10日ですよね。43年前の今日昭和39年10月10日は、東京オリンピックの開会式が行われた日でした。

当時小学校二年生だった私は学校がお休みとなり、家のテレビ(もちろんモノクロ)で家族と共に開会式の中継を観ました。

開会式が始まる前、家で昼食を食べていると突然父が帰宅。「オリンピックの開会式を観るから、午後の仕事が休みになった」とのこと。子供心にも日本中が沸き返っていることを実感しました。

そうえば小学校の担任の先生が「みんな、オリンピックのことをよ~く覚えているのよ。今の時代を生きていることに感謝してね。私たちが生きているうちに、日本で再びオリンピックが開催されることはないのよ」と、繰り返し話してくれたことを覚えています。

その昭和39年。「のりたま」でおなじみの丸美屋から「洋風ふりかけチズハム」が発売されたのをご存じでしょうか? もちろん、私は知りませんでした。

先日、近くのスーパーでこの「復刻版」を見つけました。丸美屋のふりかけに、おまけとしてエイトマンのシールが入っていたのをご存じの方は多いかと思います。なんとこの「洋風ふりかけチズハム復刻版」には、全16種類のエイトマンフィギュアがついてくるのです。

エイトマンが好きだった私は、ここでも「おとな(げない)買い」に走ってしまい、計11袋を購入。同じポーズのエイトマンや谷博士の「在庫」を抱え込んでしまうこととなりました。

ところでこのふりかけ、味もなかなか個性的です。パッケージ裏面には「昭和39年、当時としては時代を先取りした洋風ふりかけチズハム。丸美屋創業80周年を記念し、43年ぶりに復刻しました。パッケージは当時のデザインをそのままに、中身のふりかけは現代風にアレンジしおいしく仕上げました」とあります。

現代風にアレンジしたことが原因かどうかは不明ですが、私ははじめてご飯にかけて食べた時に、その微妙な風味に飲み込むのを少し躊躇してしまいました。ご飯よりもパスタの方が相性がよいかもしれません。そういえば、スパゲティにかける粉チーズにそっくりの香りがします。

私はおとな買いの責任をとって、毎朝、ご飯にチズハムをかけて「時代を先取りした朝食」を食べています。

昭和のカレー

2007-10-10 15:52:07 | 映画「三丁目の夕日」

「即席ハウスカレー<昭和復刻版>」です。

イトーヨーカドー、ジャスコ、カスミ、ライフ、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、どこを探しても見つかりませんでした。かといって「すみません。ハウスカレーの昭和復刻版ありますか?」と尋ねる勇気もなく....。

結局、隣町のヤオコーで買い求めることができたのは、探し求めて一週間後のことでした。

見つけた時には「お~し、この棚全部買い占めたろかいっ!!」くらいの気持ちになりましたが、カレーのお店を開店できるわけでもなく、あきらめました(^^;

それでも、昭和のライスカレー(レトルトカレー)を4個、昭和復刻版(ルー)を2個をゲット。

それぞれ1個は私の「三丁目コレクション」として保存用に、残りは11月3日の劇場公開初日の夜、我が家の食卓に並ぶ予定です。

ハウスの続・三タイアップ商品は、22日発売予定のオーザックが残されています。まだまだ気が抜けませんね....。

高まる期待

2007-10-10 13:02:31 | 映画「三丁目の夕日」

読売新聞「スクープ」10月号です。

「スクープ」といっても、いわゆる「特ダネ」ではありません。読売新聞に折り込まれているPR誌です。その中に4ページ建ての「続・三丁目新聞」が!!

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の怒濤のプロモーションがはじまったようです。

記事の内容は、私のような「三丁目病」にとっては、いずれも「既知」のものばかりですが、ますます期待が高まってしまいます。

「TOHOシネマズマガジン10月号」には吉岡秀隆さんと小雪さんのインタビューが掲載されていますが、その中で吉岡さんは「最初は続編をやめた方がよいと思いましたよ。前作の後に続く物語は、観客の皆さんが想像するのが最も美しい。そういう意味でもハードルが高くなっていますから」と語っています。

実は私も、公開を目前にした今頃になって、吉岡さんの心配がわかるような気持ちになってきました。

内容やストーリーのことはほとんど知らされていないのに、結果だけは「これまでにない感動を味わうことになる」と勝手に決めてしまっているのですから....。

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと24日。メディアを通じた情報量が増えるに連れて、ますます高まる期待と少しの不安。当分悩ましい日々が続きそうです。

昭和36年春 -- 上京

2007-10-09 21:22:06 | 私的「三丁目の夕日」

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の舞台となったのが昭和34年。その2年後の昭和36年春、当時4歳の私は家族と共に上京しました。40年以上も前のことなのに、今でもその日のことはよく覚えています。

朝一番の普通列車に乗り秋田へ。秋田発奥羽本線の急行列車に半日以上も揺られ、一足先に上京していた父が待つ上野駅についたのは午後9時過ぎだったと思います。母によると私と弟は長旅にも関わらず、急行列車が赤羽駅を過ぎて「もうすぐ終点だよ」と教えられると「もっと乗っていたい」と言ったとか。

母は父から「列車から降りたらその場所から動くな」と言われていたそうですが、今にして思えばそれは大変的確な指示だったと思います。生まれて初めて上京した幼児二人連れの母が、あの混雑の中を移動して父を捜すことなど考えられません。

言いつけ通りホームで待っていた私たちの前に、父はすぐに現れました。数ヶ月ぶりに会う父を観て、少し気恥ずかしかったのを覚えていますが、自らが親になった今、私はその時の父の気持ちがよくわかるような気がします。

国鉄の改札を出て、今でいうホームレスの人々が休んでいる通路を通り地下鉄へ。オレンジ色の地下鉄銀座線に乗り、上野から日本橋へ向かいました。当時の銀座線は次の駅が近づくと車内の照明が消えるようになっていて、それが少し怖かった記憶があります。

日本橋で地下鉄を降り地上へあがると、夜10時を過ぎているというのに、永代通りにはたくさんのクルマや都電が走っていました。おそらく母は、その光景を見て「東京へ来た」ことを実感したのではないでしょうか。

家族を迎えるために父が借りたアパートは、当時の江東区州崎弁天町(現在の江東区東陽一丁目近辺)にありました。日本橋からは38番、または28番の都電に乗って州崎の停留所で降りたはずです。

州崎の停留所を背に州崎橋を渡るとそこは州崎弁天町。かつて遊郭が存在した場所です。州崎橋を渡るときの運河の「異臭」が、幼い私にとって「東京の第一印象」となりました。

「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た私は、急に当時のことが懐かしくなり、40年振りにその場所を訪れてみました。この写真の古い地図の中に、私が東京で最初の夜を迎えたあのアパートがあったはずです。

三丁目の夕日の時代

2007-10-09 20:22:57 | 映画「三丁目の夕日」

「写真と資料で読む昭和30年代大図鑑!!」。書店で見つけ、即買いしました。発行は小学館で1260円。

前作公開以来、この種の本が公式・便乗あわせてたくさん発行されていましたが、映画や原作の名場面がてんこ盛りで、まさに「三丁目の時代の大図鑑」という趣。かなり、おすすめできます。今回は「東京タワー編」ですが、今月中に「日本橋編」も発行されるようです。「日本橋編」というからには、続・三に関する情報が中心かもしれませんね。

いつも Web をはじめとして、様々なメディアをチェックしているつもりなののですが、本家小学館からこんな本が出ているなんて、知りませんでした。この分では、他にも「漏れ」があるかも。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと25日。

とんがり Corn のおとな買い

2007-10-08 15:49:12 | 映画「三丁目の夕日」

結局、6種類全部買っちゃいました。ハウスの「とんがり Corn」。

最初はカゴに2個しか入れなかったのに....。奥様がレジに並んでいる時に「虫の知らせ」というか妙に気になってしまい、売り場へ戻ってみるとパッケージデザインが複数あることを発見。

レジに並んでいた奥様を売り場へ連れ戻し、二人で片っ端からパッケージをひっくり返したところ、パッケージデザインが計6種類あることがわかりました。

「お一人様2個まで」と書いてあったので、3回もレジに並んで、このコンプリートパッケージを手に入れたというわけです。

こういうのを「おとな買い」というのか「大人げない」というのか!?

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと26日。これは私にとって「楽しみ」なことなのか、それとも「プレッシャー」なのか。よくわからないですが、とにかく「心騒ぐ季節」に突入してしまったことだけは確かなようです。

今日からしばらくの間、映画「ALWAYS (続・)三丁目の夕日」をきっかけに、私の心によみがえったあの頃のこと、そして今考えていることなどを綴って行きたいと思います。